世論の分断を招いた安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年を迎えた。政府は国会に事前にはかることなく、開催を決定し、12億円の国費が投じられた。国葬の検証も形式的なものに終わり、岸田文雄首相が世論の反発を受けて「目指す」としたルール化も見送られた。
安倍晋三元首相の国葬から1年…参列者名簿は大半が黒塗り、政府は苦しい説明 2023年9月26日 13時17分 昨年7月に遊説中に射殺された安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年となる。約12億円の国費が投入されたが、参列者名簿は大半が黒塗りで非公開。内閣府は黒塗りの理由について「同じ属性にありながら推薦されなかった者が明らかになると、信頼関係が損なわれる」などと苦しい説明をしており、ますます実態が不明なブラックボックスとなっている。
ネトウヨが支持基盤の自民党の杉田水脈衆院議員(56)にジャッジが下された。ブログなどでアイヌ民族らに対する差別的投稿をした問題をめぐり、札幌法務局が7日付で「人権侵犯の事実があった」と認定。人権を尊重するよう杉田氏に啓発したという。選良の資格はないと判定されたも同然だ。鬼籍入りした安倍元首相を後ろ盾にヘイトをまき散らしてきた杉田氏に対し、党内の視線は厳しい。ようやく“ただの人”に戻るカウントダウンが始まった。 LGBT批判 自民・杉田議員がノンポリから極右になるまで(2018年) 当事者からの救済申し立てを受け、法務局が調査したのは、2016年の国連女性差別撤廃委員会に関する杉田氏の投稿。参加者らの写真とともに「小汚い格好に加えチマ・チョゴリやアイヌのコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと罵詈雑言を書き連ねていた。ホントおぞましい。 岸田首相が昨年の
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安倍晋三元首相が亡くなって1年を超える月日が流れた。安倍氏はどんな政治家だったのか。新著『安倍晋三実録』(文藝春秋)を書いた政治外交ジャーナリストの岩田明子さんは「安倍元首相はリアリストだった。たとえば『日本を守る』という最終目的のために緊密な日米関係を築く一方、中国やロシアなどあらゆる国との関係を深めた」という――。 【写真】自民党総裁室をあいさつに訪れ、安倍晋三総裁(右から2人目)と握手する日本維新の会の橋下徹代表(左) ■議論の過程が見えない岸田政権 今年6月に上梓した『安倍晋三実録』は多くの反響があり、いただいた感想の中には「食事も忘れて一気に読んだ」といった声もありました。また、「安倍外交の真髄を知ることができた」と、特に外交の舞台裏について書いた部分を高く評価してくださる方もいます。 清和会の若手議員の一人からは「自分たちが安倍外交を引き継がなくてはいけないと思いを新たにした」
政府は、昨年9月に執り行った安倍晋三元首相の国葬の記録集を作成した。事務資料を整理した一方で、実施基準や経費の妥当性など課題を検証した有識者ヒアリングの内容は含まれなかった。巻頭に写真41ページ、本編は151ページあり、合計はほぼ200ページに及ぶ。本編に松野博一官房長官が「準備から執行、事後処理に至る概略を取りまとめた」と序文を寄せた。 共同通信が9日までに記録集の写しを入手し、全容が判明した。 完成した記録集は内閣府の事務局が編集作業を進めた。内容は(1)国葬実施や予備費使用の閣議決定文書(2)実行幹事会の概要(3)当日の司会進行表(4)案内状と区分別の発送数(5)会場設営手順や参列者の送迎計画―といった事務資料が並ぶ。 記録集は近く国会図書館で閲覧可能になる。ただ政府が昨年12月公表した有識者ヒアリングの論点整理には、実施に当たり政府や国会の事前調整が必要だったとの指摘が盛り込まれた
2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、検察当局が20年1月に河井克行元法相(60)=服役中=の自宅を家宅捜索した際、当時の安倍晋三首相をはじめ安倍政権の幹部4人から現金計6700万円を受け取った疑いを示すメモを発見し、押収していたことが7日、関係者への取材で分かった。検察当局は、元法相が広島県内の地方議員や後援会員に現金を配り回った買収の原資だった可能性があるとみて捜査していたという。 【図解】大規模買収事件を巡る金の流れ 関係者によるとメモはA4判。上半分に「第3 7500万円」「第7 7500万円」と書かれ、それぞれ入金された時期が付記されている。その下に「+(プラス)現金6700」と手書きで記され、さらにその下に「総理2800 すがっち500 幹事長3300 甘利100」と手書きされていた。 「第3 7500万円」と「第7 7500万円」の記載について東京地検特捜部
2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、検察当局が20年1月に河井克行元法相(60)=服役中=の自宅を家宅捜索した際、当時の安倍晋三首相をはじめ安倍政権の幹部4人から現金計6700万円を受け取った疑いを示すメモを発見し、押収していたことが7日、関係者への取材で分かった。検察当局は、元法相が広島県内の地方議員や後援会員に現金を配り回った買収の原資だった可能性があるとみて捜査していたという。 【関連記事】メモ魔の記録「総理、すがっち、幹事長、甘利」 政権中枢の4人、案里氏を全面支援 【関連記事】二階氏、提供否定「案里って何者よ」 【関連記事】甘利氏「100万円は陣中見舞い。他にも一律に」 【解説】政権の闇、解明欠かせず 関係者によるとメモはA4判。上半分に「第3 7500万円」「第7 7500万円」と書かれ、それぞれ入金された時期が付記されている。その下に「+(プラス)現金67
安倍元首相の衝撃的な死から一年余り経過したが、旧統一教会問題はいまだ具体的な進展が見られない。背景には、旧統一教会との関係を探られたくない自民党議員と、彼らに配慮する岸田政権の後ろ向きな姿勢が目立つ。このまま逃げ切りを許していいのか。 ジャーナリストの鈴木エイト氏の新刊『「山上徹也」とは何者だったのか』(講談社+α新書)出版記念イベントより、ダースレイダー氏、エル上田氏との対談を再構成してお届けする。 【画像】「最後のフィクサー」葛西敬之のヤバすぎる人物相関図を見る…! 鈴木エイト(以下、エイト) 安倍晋三元首相は2021年9月、旧統一教会系のUPFという団体のイベントにビデオメッセージで出演しています。僕ら旧統一教会問題を追う人間にとって、このビデオメッセージは衝撃的でした。安倍さんが旧統一教会との関係を隠さなくなったことは、山上徹也にも大きなショックを与えたと思います。 実はこのとき、
安倍晋三元首相の一周忌を前にした頃から、新聞紙上ではあの人物の名をまたよく見るようになった。 【画像】「パンツ泥棒」疑惑を報じられた過去が…高木毅氏(67)を見る 『実質「森派」? 決め手欠きまだ決まらない「ポスト安倍」』(スポニチアネックス5月17日) 出ました森喜朗! 《確実に言えるのは、森氏の存在感が増していることで、政府関係者は「森氏がにらみを利かせる“森派”の状態がしばらく続きそうだ」と指摘。》(同前) そんな森氏が提唱しているのが「5人衆」である。 《「5人衆」とは、元派閥会長の森喜朗元首相の提案で、政府・自民内で要職を務める5人の有力議員による集団指導体制のことだ。》(朝日新聞デジタル7月6日) 5人のメンバーは、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長、高木毅国会対策委員長。 裏を返せば安倍派のトップがなかなか決まらないということでもある
憲政史上最長となった安倍政権は、実はたった一人のフィクサーに操られていた――そのことを詳細に書いた森功氏の『国商 最後のフィクサー葛西敬之』。同書には様々な暴露・スクープがあるが、その中でもトップクラスと言えるのが、元運輸省事務次官の黒野匡彦氏が明かすこの話だろう。なんと葛西氏は、あまりにも中国が嫌いすぎて、中国と取引をした川崎重工を「出禁」にしていたというのだ。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 【画像】「最後のフィクサー」葛西敬之のヤバすぎる人物相関図を見る…! 前編記事【JR東海の天皇・葛西敬之が「中国に日本の新幹線技術を盗まれた」と激怒して川崎重工を「出禁」にしていた…元運輸事務次官が暴露】 葛西はなぜJR東海から川崎重工を出禁にしたのか。前編に引き続き、元運輸省事務次官の黒野匡彦氏の告白をお伝え
ジャーナリストの鈴木エイト氏は11日、国会内で開かれた「『統一教会』国対ヒアリング」に出席し、安倍晋三元首相と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する最新情報を明かした。 自民党総裁を長期に渡り歴任した安倍氏が、昨年7月に奈良市で参院選の遊説中、山上徹也被告に銃撃されて1年以上が経った。 殺人罪などの罪で起訴された山上被告は奈良県警の調べに対して、安倍氏が2021年9月に旧統一教会の関連団体に送ったビデオメッセージを動画で観たことや、安倍氏の祖父・岸信介元首相と旧統一教会との交流を問題視する供述を行っているという。 鈴木氏は「安倍元首相が亡くなってから1年が経ちますけども、実際、(旧統一教会と自民党)政治家の関係は解決していません。茂木幹事長に質問表を出した。自民党は、亡くなった人は限界があるので調査していませんと、ちぐはぐな回答しかしてくれなかった。調べる気がないんだなということが分か
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