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「甘酒しょうが」「甘酒豆乳ブレンド」「門前甘酒」――。10月6日にオープンしたばかりの食品館イトーヨーカドー ららぽーと湘南平塚店の飲料品売り場には、迷ってしまうほどたくさんの種類の甘酒が並んでいる。 数えてみると、メーカーにして8社、品目は15に上る。売り場近くの店員に聞くと、「健康志向の女性客を中心に、よく売れている」と言う。 今、甘酒が女性を中心に大ブームとなっている。市場調査会社インテージによれば、直近1年間(2015年10月~2016年9月)の市場規模は117億円。野菜ジュースの1400億円や、スポーツドリンクの2440億円(伊藤園調べ)と比べるとまだまだ小さいが、この4年間で3倍近くに拡大した。 甘酒には大きく2種類ある。コメと米麹を発酵させて作るものと、酒かすをお湯で溶かし砂糖などを加えて作るもので、後者には少量のアルコールを含むものもある。いずれもビタミンやブドウ糖、アミノ
盛岡市民はヨーグルト大好き―。総務省の家計調査で、同市は都道府県庁所在地別の1世帯当たりのヨーグルト支出金額(1~3月)が4524円(前年同期比350円増)と、全国最高だった。県内に本社や工場のある乳業メーカーでは近年売り上げが倍増しているところもあり、関係者は「ヨーグルトを岩手の食文化にしたい」と販売に意欲を燃やしている。 雫石町に工場がある小岩井乳業は、ヨーグルトの売り上げが年々上昇中。主力商品の小岩井生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト(400グラム、税抜き280円)はここ5年で売り上げが倍増した。 同社によると、本県は酪農家が多く古くから乳製品になじんできたため、支出金額は常に全国上位。近年の売り上げ増は健康ブームのほか、グラノーラや果物と合わせた新しい食べ方など複合的な要因が大きい。 岩泉町乙茂の岩泉乳業では、2015年度のヨーグルト商品全体の売り上げが前年度比48%増。同社の下
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