《更年期の心の不調は女性ホルモンの減少が原因のひとつ》 更年期に精神的不調を感じる人は少なくありません。その代表的なものがうつです。無気力、無感動、落ちこみ、イライラ、不安感など、さまざまな症状が現れます。 これは閉経前後にエストロゲンが減るのと連動して、幸福を感じさせる脳内物質セロトニンも減ってしまうのが大きな原因と考えられています。また、抗不安作用のあるもう一つの女性ホルモン、プロゲステロンも減ること、さらに、心身をリラックスさせてくれる副交感神経が優位になりにくいことも重なって、メンタルの不調を起こしやすくなるのです。