おそらく日本で初めてとなるマスメディア上での記事(※)を執筆された朝日新聞の丹治吉順記者(朝P)による「初音ミク誕生以後」のまとめです。丹治記者は著作権問題をテーマに長らく記者活動をされており、一連のツイートではこれまでの著作権とこれからの著作権についても語っていらっしゃいます。 (※)TBS系アッコにおまかせのようなテレビ番組や雑誌などで断片的、あるいは他の特集と包括して取り上げたケースはあったので「ボカロ記事」と表現しました。
「今必要なのは、究極にシンプルなmixi」ニコ動生まれのアーティストkz氏(livetune)に聞く、ネットカルチャーの未来【特集:New Order】 2014/04/09公開 ネット上に公開したオリジナル楽曲『Packaged』、『Light Song』など、初音ミクのVOCALOIDを 使用して制作した楽曲が話題となり、累計350万 回以上再生される快挙を達成。音楽業界から注目される。現在は、TVアニメの主題歌からクラブミュージ ック、有名アイドルのツアーのライブ用BGM などさまざまなジャンルのアーティストの楽曲の 作詞、作曲、Remixなどの楽曲を手掛ける人気 クリエイターとして活動 2012年、世界に配信された『GoogleChrome』のCMキャラクターとして初音ミクが起用されたのはご存知だろうか? 同CMは、初音ミクがテレビや動画を通して、国内外問わずより多くの人に知られる
amazon、オリコンチャートでもトップを記録。ニートなピアニストがニコ動での活動に託した可能性とは。 クラシックをベースにした優れたピアノ演奏と編曲の技術により、ニコニコ動画で高い再生回数を誇ったとある楽曲。それをアップした人物が、実はニートであることを告白したことからユーザーたちにピアニート公爵と名付けられ、ニコ動の人気者となった。そんな風変わりな経歴を持つピアニスト、ピアニート公爵の初となるアルバム『Singularity シンギュラリティ(特異点)』は、4月5日付オリコン・クラシックアルバム・デイリーチャートで1位を獲得し、amazonのクラシックチャートでも首位を記録している。ポップ・ミュージックのシーンではニコニコ動画初が新たなヒットの定石として定着している現在、クラシックのフィールドで活動していた彼がなぜニコニコ動画というプラットフォームに魅力を感じ、作品を発表することになっ
ネットで音楽を自由に使い、二次創作の邪魔にもならず、作家に著作権使用料を支払うにはどうすればいいか――そんなボーカロイド曲のカラオケ問題は「部分信託」で解決をみた(「“ネット発音楽”で新潮流!著作権の「部分信託」で何が変わる?」を参照)。「演奏」と「通信カラオケ」はJASRAC(日本音楽著作権協会)に信託し、「インタラクティブ配信」や「録音」は自己管理とする。これはリスナーの間でも現状の最適解として理解されたようだ。 この流れを受け、ボカロPから部分信託で作品を預かる音楽出版社が出てきた。今のところ、ボーカロイドブームに当事者として関わった企業が中心だ。 カラオケ問題から著作権ビジネスへ 最初に業務を公にしたのは、エクシング・ミュージックエンタテイメント(XME)だ。通信カラオケのJOYSOUNDを展開するエクシング傘下の音楽出版社で、昨年11月末に部分信託業務をするための第二事業部を立ち
ニコニコ動画というサイトがある。 知っているひともいるかもしれないが、ちょうど一昨日に民主党の代表選の生中継をやっていて、それがニコニコ動画のこれまでの最大アクセスの記録を更新したらしい。 それ以前は、はやぶさの地球への帰還の生中継が最高記録だったという。 つまり、ニコニコ動画で、もっとも人気のあるジャンルは政治であり、2番目は宇宙ということだ。ニコニコという名前に似合わず、なかなか硬派なサイトだ。しかも、これが若い人たちのなかで飛び抜けて人気のあるサイトだというのだから恐れ入る。とかく批判されがちの最近の若者だが、案外、捨てたものじゃない。 そんな教養コンテンツ全盛のニコニコ動画であるが、ひっそりと、くだけたコンテンツもあったりする。ここで言及したいのはそのなかでもボカロ音楽というジャンルだ。 ボカロ音楽はYAMAHAがつくった音声合成歌唱ソフトVOCALOIDをつかって発表されている一
※追記(2013)※アルバム「Piece of Cipher+」に新音源を収録しました。詳しくは→http://electrocutica.com/pieceofcipher知らないから、見えない 作曲: Treow(mylist/8967861)作詞: NaturaLePV: 喜多嶋時透(mylist/13007372)プログラミング: C's楽譜→http://electrocutica.com/downloads壁紙(Pixiv)→(1)http://bit.ly/6mQSA6 (2)http://bit.ly/6qPydpKarenT配信中です。http://karent.jp/artist/pp000387JOYSOUNDカラオケ配信中です。レコおと(CD音源)もあります。http://bit.ly/rskrEa
現役音大生のボーカロイドP、Treowさんが所属する音楽サークル・Elektlyzeの1stアルバム「Piece of Cipher」(現在は完売)アートワークより 今年下半期に公開されたボーカロイド曲の中で、最大の衝撃はTreowさん(逆衝動P)の「Drain」だった。 Treowさんはニコニコ動画に楽曲を投稿する、ボーカロイドPと呼ばれる作家の1人だ。2008年11月にアップされた「Chaining Intention」は再生数にして14万回を超え、「VOCALOID殿堂入り」のタグが付く。彼自身は「変拍子の貴公子」と呼ばれ、コアなファンを集めている。 その作風は文字通りユニーク。変拍子、複雑な和声、先が読めない展開、奇抜な音色の配置と、様々な実験的な手法が試されている。にもかかわらず音楽全体としてのポップさを失っていない、その不思議なバランスに魅力がある。 その彼の作品がさらに「音楽
音楽業界を良く知る、元プロのボーカロイド作家による対談企画。記事前半ではDixie Flatlineさんに、プロの活動をやめて、ニコニコ動画に投稿を始めるまでの話を伺った。後半はいよいよキャプテンミライさんとの対談。テーマは日本独自の音楽文化になりつつあるボーカロイドシーンの行方について。興味深い視点がいくつも飛び出した。 やりたいことをやれば認められる状況がある ―― まず、お二人はどうやって知り合ったんですか? メジャーで曲を書いてきた人と、サブカル系でアングラな人が、ここで出会うというのも面白いんですが。 キャプミラ 僕が初めてニコニコ動画に投稿したのは、Dixieさんの1ヵ月くらい後だったんです。その時に自分の曲に合いそうな絵を探していたら、いいと思うものはみんな「ジェミニのために描きました」とか書いてあって、最初はムカムカしていたんですけど。 Dixie えーっ。心の中ではそんな
※追記(2013)※アルバム「Piece of Cipher+」に新音源を収録しました。詳しくは→http://electrocutica.com/pieceofcipher貴方と私は深夜にトモダチだった Compose : Treow (mylist/8967861) Lyrics : ARUKO Director : 喜多嶋 時透 (mylist/5018632) Painting : meola (mylist/11529220) Art Assistant : negitanshio Programming(Proce55ing) : C's'09 9/6「ワクテカEP」収録 http://kiiiichi.sakura.ne.jp/wktk.htmlELECTROCUTICA-00「Hysteresis」収録(Append Ver.) http://bit.ly/hfazCI
天使でも美少女でもない、ただひたすら「音源」なのだ ニコニコ動画の音楽ジャンルを独占しつづける「初音ミク」。人気曲を収録したCDも次々リリースされ、オリコンチャートにランクインしても驚かなくなってきた。だが、オリコンチャートでもそうだが、ランキング上位のヒット曲だけを聴いていると「ポップなキャラクターソングしか存在しないのでは」という先入観を抱いてしまいがちだ。 そのとき「いい年した大人が聴くものじゃないでしょ?」とすまし顔で済ませてしまうのは簡単だが、それはそのつど流行のものを聞き流しているという残念な事実を証明しただけだ。実際にニコニコ動画の中を探してみれば、初音ミクを「美少女」や「歌姫」ではなく、1つの「音源」としてとらえ、面白い音楽を作っている作家が山ほどいる。 そこで今回はASCII.jp編集部が独断と偏見により、「いい大人」が聞くべきと思われる初音ミクサウンド20曲を選んできた
「雪かきみたいなものだよね」 「初音ミク」発売から1年半あまり。誰も足を踏み入れたことがない雪原で雪をかき、人が通れる道を模索してきたと、開発元クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は話す。 07年夏。歌声合成ソフトとしてデビューした初音ミクは、これまでにない流れを経て人気キャラになった。企業がヒットを仕掛けたのではなく、個人だけで盛りあがったわけでもない。無数の個人と企業が、それぞれのイメージでミクを歌わせ、描き、創り、イメージを共有し、ふくらませていった。 最初に動いたのは個人だった。初音ミクで作った楽曲が「ニコニコ動画」に投稿され、イラストを描く人、動画を作る人、3Dモデルを作る人――あらゆる個人が創作物を発表。それを見た人がさらに盛り上げた。 同社もこの動きに応え、ミクのキャラクターを非商用なら自由に利用・2次創作できるようガイドラインを出し、投稿サイト「ピアプロ」を開設
おひさしぶりです。趣味のDTMです。またまたPerfumeをRemixさせてもらいました。FL Studioで色々試すという変なコンセプトで作っているので方向性が微妙です。だんだん変なことになっています。低音を強めに出しているという意味でClub Mixということにしましたが、これはもうごちゃごちゃRemixですね。ギターっぽいものを入れていますがFL付属のSytrusというFM音源です。これはとてもよい音源だと思いました。それとBPMは128にしてます。【MP3】http://www.mediafire.com/download.php?atu3mnjtetn [PASS:k466] その他は(mylist/4548951)
【筆者プロフィール】 飯尾洋一(いいお よういち) 音楽評論家。1965年金沢市生まれ。著書に「クラシックBOOK この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる!」(三笠書房・王様文庫)。名古屋大学理学部物理学科卒業後、音楽之友社にて月刊誌「レコード芸術」「音楽の友」および書籍などの編集に携わる。現在は、クラシック音楽についての執筆などで活躍。1995年よりクラシック音楽ファンのためのWebサイト「CLASSICA」を個人で運営。 これはスゴすぎる! ニコニコ動画に投稿された動画の数々を見て絶句。 「初音ミク」(はつね みく)をご存知だろうか。クリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成&DTMソフトウェアのキャラクターで、VOCALOID(ボーカロイド)つまりボーカル・アンドロイドと呼ばれる。キャッチコピーは「バーチャル・アイドル歌手を自宅でプロデュース」。ユーザーが楽譜や歌詞を入力
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