今年4月以降の教職員の主な逮捕容疑は、盗撮のほか、痴漢、児童買春、婦女暴行、飲酒運転など。特に5月はわずか20日間に5人の教職員が立て続けに逮捕されていたことも判明。最も多かったのは、電車内での痴漢行為で、次いで児童買春だった。 逮捕後の取り調べで「若い子が好きだった」と話した江戸川区立中学校の教諭(35)は横浜市内の雑居ビルで、中学2年だった女子生徒(当時14歳)に1万円を渡し、わいせつ行為をしていた。女子生徒とは携帯電話の出会い系サイトで知り合ったという。学校では2年生の担任で社会科の担当だった。 「こんなに簡単にできるものかと思った」。児童買春で逮捕されて、こう供述したのは都立高教諭(47)。教諭はインターネット上のモデル募集掲示板に書き込みをした17歳の女子生徒を勧誘。ホテルで女子生徒の裸や水着姿などの写真を撮影し、みだらな行為に及んだ。1回約2万円で計5回にわたって行為を繰り返し