冬来たりなば、春遠からじ――。春の訪れを待ちわびる気になったのは、実に13年ぶりのことだ。筆者は2014年10月から、花粉症の舌下減感作療法を受け始めた。鳥居薬品の新治療薬「シダトレン」が保険適用になったと聞き、真っ先に試してみることにしたのだ。花粉症の治療といえば抗ヒスタミン薬を飲むのが一般的だが、これはアレルギー症状を抑える対症療法に過ぎない。一方、舌下減感作療法は、体内に時間をかけて微
ついに花粉症が治る時代が来た。花粉症体質を改善させる新しい治療法の登場が目前に迫っている。いったいその効果の程はどうなのか? 一足先に、夢の最新治療を受けた人々の声を紹介しよう。 「長年、花粉症でひどい鼻水とくしゃみ、目のかゆみに悩まされ続けていたのに、今年は薬のおかげでのように症状が収まりました。花粉シーズン中はいつもマスクにゴーグルの完全防備でしたが、今年は軽装で外出できています。まったく信じられません!」 興奮して話すのは、都内在住の40代男性だ。 来年の今頃には、同様の声が続々と聞かれるかもしれない。現在、医療業界はあるニュースをきっかけにして、「今年6月から花粉症治療が劇的に変わる!」という話題で持ちきりだ。 そのビッグニュースとは、鳥居薬品株式会社(本社・東京)が開発した「シダトレンスギ花粉舌下液」(以下、シダトレン)が、今年1月17日に厚生労働省に承認され、6月にも治療現場に
【動画】花粉が大量飛散・福岡県宮若市=高橋伸竹撮影北西からの風にあおられ、辺り一面を覆う花粉雲=20日午前10時23分、福岡県宗像市、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影 九州・山口でスギ花粉の飛散が本格化している。20日、福岡県宗像市の山間部で大量のスギ花粉が飛び、あたり一面に黄色いもやがかかったようになった。「花粉雲」と呼ばれる現象で、花粉症の人なら見ただけでくしゃみが出そうだ。 環境省によると、スギ花粉は九州・山口では今月中旬から飛び始めた。予測では、今シーズンの九州での飛散量は例年の8〜9割程度だが、ほとんどの地域で、十分な対策をとらないと花粉症を発症する量が飛散する。飛散のピークは3月上旬になる見込みだ。 関連リンク動画ページ
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