遅れてきた電子書籍元年の伏兵、楽天の電子書籍サービス「kobo(コボ)」が19日にスタートして約2週間。華々しいデビューの裏でトラブルの報告も相次ぎ、ネット上では不満の声が噴出した。競合他社からは「品ぞろえが乏しい」との指摘も出ている。波乱の幕開けとなった「楽天コボ」をどう評価すればよいのか。三木谷浩史社長のインタビューを交え、検証した。丸善丸の内本店とビックカメラ有楽町店の店頭に自ら足を伸ば
楽天が、割安な電子書籍端末を今春にも販売する方針を打ち出し、国内市場が一気に拡大する可能性が高まっている。 楽天は安い端末を普及させた上で、ソフトである電子書籍を大量に買ってもらう戦略だ。日本の電子書籍市場は、米アマゾンも重視しており、日米企業の主導権争いも激しくなっている。 楽天は12日、世界100か国で電子書籍事業を手がけるカナダのコボ社の買収を完了したと発表した。買収の狙いは、コボ社の電子書籍端末を日本市場に投入することにあった。端末は日本語の縦書き表示機能を搭載し、今春にも1万円未満で販売する。先行しているソニーやパナソニックなどよりも安価な端末を投入して国内の電子書籍市場を一気に拡大させ、書籍の販売で利益を得るビジネスモデルを目指している。
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