PIC16F84からスタートしたPICマイコンは徐々に大型化して32bitマイコンまで成長しました。 「PIC」ペリフェラルインタフェースコントローラという名称からわかるように、マイコンという立場よりメインマイコンの手足となるサブマイコンというコンセプトから生まれたマイコンでしたが、小型機器のメインマイコンとしての需要にマッチし、多くのユーザの便利なマイコンという新たなマイコンの存在分野を開拓し地位を確立したといえます。 PIC16マイコンは6、8、14、18、20、28、40ピンと小型マイコンの多くのラインナップを揃え、アマチュアから自動車業界まで、ユーザ層も幅広い分野に及んでいます。 PIC16マイコンの多くの癖を整理した発展型のマイコンとしてPIC18シリーズが登場しました。 PIC16系のアーキテクチャと資産をそのまま引き継ぎ、マイコンとして不足していた命令を追加し、C言語での構築