Amaz技術コンサルティング代表・雨堤徹さん がらんとして殺風景な研究室の扉を開けると、黒塗りのスポーツカーが目に入った。(フジサンケイビジネスアイ) 「テスラじゃないですか」 「そう、2011年に発注して、1週間前に並行輸入で届いたばかり」 楽しそうに、そして少しばかり自慢げに、Amaz技術コンサルティング合同会社代表、雨堤(あまづつみ)徹(55)は視線を向けた。 神戸・三宮駅前から高速バスに乗り、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。到着したバス停の目の前には、高田屋嘉兵衛(かへえ)をたたえる巨大な石碑が立っている。司馬遼太郎が「菜の花の沖」で描いた、江戸時代の豪商だ。 雨堤が12年に、自らの研究開発施設として兵庫県洲本市に立ち上げたAmaz研究所は、そのバス停からさらにタクシーで10分ほど南下した「鳥飼」という地名のところにある。辺りは田んぼ、畑。ぽつぽつと民家がある。いかにものどかで、産業
先日、エアコンクリーニングのプロの人に教えてもらった話の中で、もっとも興味深かったのが最近流行の「お掃除ロボ付きのエアコン」について。 そもそも「エアコン内部がかなり汚れてる」ってことには昔から消費者も気がついていて、だからこそ洗浄スプレーや高圧洗浄など、エアコン掃除グッズ&サービスが大人気なわけです。 そりゃあそうだよね。だって明らかにカビ臭いもん。フィルター掃除だけではキレイになってない。 でもエアコンを作っているメーカーは、今までそのニーズに全く対応してきませんでした。 「高圧洗浄でも洗浄スプレーでも、消費者の方で勝手にやれば?」みたいな感じ。 だからエアコンは「分解して洗浄し、再組み立てすることを前提としない造り」になっているわけです。 何かを組み立てたことのある人ならわかると思うけど、「一回組み立てたら、あとは壊すまで分解しないもの」と 「分解して再度組み立てることを想定したもの
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