神戸徳洲会病院でカテーテルの治療後に複数の患者が死亡するなどした問題で、神戸市が病院に行政指導を行いました。 【記者レポート】 「神戸徳洲会病院の院長らが神戸市の保健所に入ります。このあと神戸市から行政指導が行われます」 神戸徳洲会病院では2023年1月以降、循環器内科の男性医師がカテーテル治療を行った後に患者6人が死亡していて、匿名の告発を受けた神戸市保健所が調査に入っていました。 調査の結果、死亡した患者3人のカルテに家族への説明内容や容体が急変した記録が書かれていなかったことがわかり、28日、神戸市が行政指導を行いました。 病院の担当者は「内容を精査し対応を検討したい」と話しています。 死亡した2人については、今週中にも第三者機関による調査が始まる予定です。