(2021/06/23追記: この記事を書いてしばらくして引っ越しました。原状復帰済みです。念のため。) 私は同じ賃貸住宅に10年ほど済んでいるのですが、ごく最近になって自宅内に備え付けのL2スイッチが存在することに気づきました。ソイツはなんとユニットバスの天井裏にいたのです。 このスイッチをGbEスイッチにリプレースしたところ、自宅のコンピューティング環境を改善することができました。本稿ではその顛末を紹介します。皆様のお風呂場探検の参考になれば幸いです。 謎の情報コンセント 読者の皆さんは情報コンセントというものをご存じでしょうか。下の写真のようにイーサネットケーブルを差すコンセントのことを言うそうです。 我が家の情報コンセント これがない家もあると思いますが、私が今住んでいるマンションには情報コンセントが部屋ごとについています。 この説明は入居時に一切受けていないのですが、試しにイーサ
「ネットワークエンジニアたる者、LANケーブルの一つも作れなくてどうする」というテーマで自作LANケーブルの写真が投稿されたところで、最近は見かけないLANケーブルの自作写真がでてきました。 これは何? BNC? 10BASE2? Nコネクタ? 10BASE5? 同軸ケーブル? 〇 1995年3月発売のRT100iは、10BASE-Tと10BASE5対応。https://network.yamaha.com/products/routers/rt100i/index 〇 RTPROのLANのFAQ http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/LAN/index.html 〇 10BASE2ケーブル (エイム電子) http://www.aim-ele.co.jp/products/10base-2/ 続きを読む
要約 NUROひかりのHGWはデフォルトでIPv6ファイアウオール機能が 無効 または 未搭載 の可能性がある ので、そのまま使うと家庭内LANがインターネットから見えちゃうからちゃんと設定か対策して使おうぜって話。 このドキュメントの対象とする人たち 何も考えずに速度が速いだけでNURO光を使っている、「いんたぁねっとが何かよく分かっていない」人向けです。 ネットワークやセキュリティを理解していて、自分のルータでセキュリティを維持しつつ使える!って人には全く関係ない話なので気にしなくていいです。読まなくていいです。 IPv6 と IPv4 のセキュリティ ここでは IPv6 と IPv4 のアドレスが割り当てられたPCやスマホとかがインターネットからどう見えるのか?について説明します IPv4 の場合 一般的にIPv4アドレスは1契約につき1アドレスが付与され、それをルータ呼ばれる機器を
(誤解されるのも嫌なので補足しておきますが、カテゴリ7や8という規格がゴミなのではなく、市販品のカテゴリ7や8が規格不適合のゴミという意味です) カテゴリ7Aとか8もありますが、7同様に買ってはいけないゴミなので今回は7とまとめて説明します。 カテゴリ5はやめよう そもそも売ってないと思いますが、カテゴリ5のケーブルは規格上100Mbpsまでなので買わないようにしましょう。 5e以上が安く手に入る今の時代にわざわざ買う必要はありません。 むしろ家の中に余ってるなら混在防止のために捨てて良いレベル。 1Gbpsなら5eでも十分 1Gbpsまでであればカテゴリ5eのケーブルでも問題ありません。 「帯域に余裕があるからカテゴリ6以上がおすすめ」という意見もあったりしますが、2.5倍の帯域があるからって1Gbpsが2.5Gbpsになったりする訳じゃない。(それどころか、2.5GBASE-Tも5eで
サイバーセキュリティにおいてLANケーブル(有線LAN)からの侵入について考えたことがあるでしょうか?本稿では、LANケーブルをニッパーで切断してネットワークへ侵入・盗聴した実験結果を紹介します。切断してから何秒で侵入・盗聴できたのでしょうか? 本記事は、ケーブルを切断してネットワークへ侵入・盗聴されるリスクがある事を知っていただく事を目的としています。 ご自身の環境以外では試さないようお願いします。 なぜLANケーブルからの侵入? 技術部の安井です。長年制御システムを開発してきた経験から制御システムセキュリティ向上に取り組んでいます。制御システムの業界では、近年外部ネットワークを経由しての侵入や内部に持ち込まれたUSBメモリからの侵入が注目されています。一方で、なぜかネットワークを構成する大きな要素であるLANケーブルや光ケーブルからの侵入への注目度は低いようです。制御システムに関わらず
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