スタジオで対談する荒川強啓さん(左)と近藤勝重・毎日新聞客員編集委員=東京都港区で2013年、須賀川理撮影 リスナーとキャッチボール“共犯性”が聖域生む 「聴く夕刊」をコンセプトに、24年間続き、関東一円などで人気を博したTBSラジオのニュース情報番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」が3月末、惜しまれながら幕を閉じた。放送回数は6250回に上る。パーソナリティーを務めた荒川強啓さん(73)に、挑戦し続けてきたというラジオジャーナリズムの可能性について聞いた。【石塚孝志】 「平成という時代とともに幕を閉じることにあたりまして、その歴史の片隅に『デイ・キャッチ!』という番組のその存在を、刻み込んでもらえることができれば、幸いだと思います。長い間、ありがとうございました。(中略)さよならー」