日本の芸能界の大物が長年にわたり性的虐待を続けていた問題で、被害者への補償業務を担うことになった人物は、このスキャンダルは当初思われていたよりさらに根深いものだと話した。 ジャニーズ事務所の解体後、故ジャニー喜多川氏に虐待された被害者への補償業務に専念するため、昨年秋に社名を変えて「SMILE-UP.」が設立された。その代表取締役社長、東山紀之氏はBBCの取材に対して、ほかに2人のジャニーズ事務所スタッフが少年タレントを性的に加害していたと聞いていると明らかにした。
「SMILE-UP.」在籍確認できていない人への具体的手続き 初公表 2023年12月4日 22時34分 ジャニー喜多川氏 性加害問題 ジャニー喜多川氏による性加害問題で、旧ジャニーズ事務所「SMILE-UP.」は、被害を申告した人のうち、事務所に在籍していた確認ができていない人たちへの具体的な手続きについて、4日、初めて公表しました。 「SMILE-UP.」は、ジャニー喜多川氏から被害を受けたと申告した人に対して、事務所に在籍し、当時の活動の状況が確認できる資料などの提示を求めています。 11月20日の時点で834人が申告し、補償に向けて設置した「被害者救済委員会」による事実確認などを終えた人に補償金の支払いを始めました。 一方で、会社は、在籍確認ができていない人については、追加の資料提出などを依頼し、個別に対応するとしていましたが、これについて、4日に救済委員会から、今後の具体的な手続
TBSホールディングスは26日、旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を巡り、同事務所との関わりなどを調査した特別調査委員会の報告書を公表。40年前「(喜多川氏から)TBSで性加害に遭った」と訴える元ジャニーズJr.の男性の証言があったと明らかにした。 報告書によると、証言は調査の過程で判明。1983年にTBSホール(当時)で、同事務所の非公開オーディションが行われた際、客席で喜多川氏の隣に座らされ、体を触られる性被害を受けたという。だが当時の状況を知る関係者が見つからず、詳細は検証できなかったという。 2009年に公然わいせつ容疑で逮捕された同事務所タレントが釈放された際、編成局の担当者らが事務所関係者の要望に応じて、報道陣に追われるタレントの車を自社の駐車場に招き入れた経緯も記載。「過剰な便宜供与だった」とした。 一連の性加害問題を報じるのが遅れた
旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者、故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、アイドルグループ「忍者」元メンバーの志賀泰伸さん(55)が朝日新聞の取材に東京・六本木のテレビ朝日の施設で性被害を受けたと証言した。 志賀さんによると、1984年春、15歳のときにオーディションに合格した後、毎週日曜の午後、テレビ朝日の敷地内にある3階建てプレハブの最上階にあった「第1リハーサル室」で歌や踊りのレッスンを受けた。 1カ月ほどした日曜、休憩時間に奥にあったトイレに行った。用を足して手を洗おうとしたところ、入ってきた喜多川氏にいきなり、はいていたスウェットズボンと下着を下ろされ、口淫(こういん)されたという。 それまでに「合宿所」と呼ばれる喜多川氏のマンションに招かれ、性被害に遭っていた。「合宿所で体験しているとはいえ、怖くて仕方なかった。ただ目をつぶって、されるがままだった」 喜多川氏が無言
性被害を知った母は自ら命を絶った…遺書につづられた、ジャニーズ事務所に写真と履歴書を送ったことへの後悔 旧ジャニーズ事務所(現・スマイルアップ)創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で、被害に遭ったジャニーズJr.(ジュニア)の元レッスン生の男性(55)が取材に応じ、母親に性被害を打ち明けた1カ月後、母親が自殺したことを明かした。遺書には、男性の写真と連絡先を事務所に送ったことへの後悔と謝罪が書かれていた。母親への告白を40年以上悔やみ続け、「自分の人生はめちゃくちゃにされた。事務所が、今後も子どもを育成しマネジメント業務を続けることはあってはならない」と怒りを込める。(望月衣塑子)
旧ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、フジテレビは10月21日、検証番組「週刊フジテレビ批評特別版~旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題と“メディアの沈黙”」を放送した。 同局の渡辺和洋アナと新美有加アナが進行し、社員、元社員77人にとったというアンケートを紹介しながら、渡邉奈都子報道局長、大野貢情報制作局長、立松嗣章編成制作局長が見解を述べるという形式で放送。それに対し、音好宏上智大学教授が解説を加えた。 まず、2004年の週刊文春による「ジャニーズセクハラキャンペーン」の裁判の結果を報じなかったことに対しては、「男性に対する性加害について、私たち報道担当者の意識が著しく低かったことが、今回の調査であらためて分かりました」「感度の鈍さを考えますと、報道に携わるものとして深く反省しています」(渡邉氏)、「自分自身も含めて、組織全体として性加害に対す
東山紀之を「見て見ぬふりした人が社長でいいのか」玉川徹氏の私見に「テレ朝にいわれたくない」大ブーメラン エンタメ・アイドル 投稿日:2023.10.03 20:30FLASH編集部 10月3日、元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、同局系『羽鳥慎一モーニングショー』に出演。故・ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が今後の会社運営などについて都内で会見を開いたことに、自身の見解を示した。 9月7日の会見では、「ジャニーズ事務所」の名称を変えない姿勢だったが、10月2日の会見では、17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更し、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第、廃業。新たなエージェント会社を1カ月以内に立ち上げ、東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする方針を示した。社名はファンクラブからの公募で決定し、タレントやグループとエージェント契約を結び活動をサ
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Published 2023/09/25 16:41 (JST) Updated 2023/09/27 16:29 (JST) ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、日本テレビの石沢顕社長は25日の定例記者会見で、同事務所に社名変更を検討するよう20日に申し入れたと明らかにした。所属タレントのマネジメントと被害者の補償を行う組織の分離を検討することも要請した。 石沢社長は会見で、同事務所が既に発表している対応策について「私たちとしてはまだ十分とは受け止めていない」と発言。申し入れ書では、実効性ある被害者救済の実施のほか、所属タレントが活動しやすい環境整備などを求めた。事務所側に渡した際に、社名変更などの検討要請も口頭で伝えたという。 一方、所属タレントの番組出演については「現時点でキャスティングを変更する考えはない」と説明。ただ、同事務所は10月2日に具体的な対応策を公表するとしており「信頼
藤島ジュリー景子 7日に開いた性加害問題をめぐる記者会見で、「メディアによる忖度は不要」「メディアに対し圧力をかけることなどない」旨を宣言したジャニーズ事務所。 だが、その言葉とは裏腹に、会見のわずか数日後にテレビ朝日に対し圧力をかけていた疑惑が浮上した。 ジャーナリストの津田大介さんがMCを務める独立型オンライン報道番組『ポリタスTV』(YouTube)が22日に行ったライブ配信で、ゲスト出演したジャーナリストの青木理さんが驚きのエピソードを公表。 青木さんは「記者会見の3日後くらいに、テレビ朝日(動画では“某テレビ局”としていたが前後関係的に明らか)の幹部から聞いた話」として、初めてジャニーズタレント以外の男性アイドルを同局の音楽番組『ミュージックステーション』に起用することになり、それをジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長に報告したところ、「今回はしょうがないですけど、これがずっ
ジャニー喜多川元社長の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所の所属タレントが主演する、来年放送の複数のドラマの制作がストップしていることが23日、分かった。テレビ各局から共演者側に撮影の延期や企画の見直しが伝えられている。 共演者の事務所関係者は「テレビ局から“スポンサーが難色を示している。ドラマのスケジュールをいったん白紙にする”と連絡が入った。局がかなり力を入れていた作品だったので驚いた」と話している。テレビ局関係者も「ジャニーズタレントが出演するドラマに広告出稿を控える動きが出ている」という。きっかけの一つになったのが、経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス社長)の発言だ。 新浪氏は12日の会見で、ジャニーズタレントを広告起用することを「チャイルドアビューズ(子供への虐待)を企業として認めることになる」と厳しく語った。それ以降、大手企業を中心にジャニーズタレントの広告起
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テレ東は「当社は、同族会社からの脱皮や経営の透明性向上などにより経営ガバナンスの強化を明確に進めるとともに、ジャニー喜多川元社長による性被害者への補償を早期に実現するよう求めました」と経緯を報告。 続けて「テレビ東京ホールディングスはジャニーズ事務所による具体的な施策の迅速な実行に向けて、今後も会社間の対話を続けていきます。既存番組の出演者など契約済みのタレント起用を除き、10月の新体制発足で具体的な成果を得られたと確認できるまでは、ジャニーズ事務所への新規の出演依頼は極めて慎重に判断する方針です」とした。 ■テレビ東京の書面全文 テレビ東京ホールディングスは本日、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」および政府の「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」に基づき、取引先との対話を通じて人権尊重を促進する人権デューデリジェンスの一環として、ジャニーズ事務所に対して、
ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を巡り、同事務所は7日、東京都内で記者会見を開いた。新社長となる東山紀之氏は性加害問題について「うわさとしては認識していたが、何もできなかった」などと述べた。報道陣との主な一問一答は以下の通り。【デジタル報道グループ】 ――東山氏に聞きたい。これまでに自身がハラスメントをした認識やそういった指摘を受けたことはあるか。 ◆東山氏 直接、指摘を受けたことはないが、誤解を招くようなことがあったかもしれない。思い出せない点は多々ある。今後自分を律し、対話を続け、そういう問題が起きないようにしていくのが使命だと考えている。
東山紀之新社長、タレント引退へ 「ジャニーズ」屋号変えず再出発、同族経営脱却へ 7日会見
ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題をめぐり、同事務所に所属する俳優、東山紀之さんが21日、自らがキャスターを務めるテレビ朝日系の情報番組「サンデーLIVE!!」で「心を痛めたすべての方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。 番組では、ジャニー喜多川前社長(令和元年死去)による性加害を訴えた元同事務所所属の男性2人を招き、立憲民主党がヒアリングを国会内で開催した件などを取り上げた。番組で東山さんは「先週事務所より喜多川氏に関する公式見解が出されましたので、私自身の考えを伝えさせていただきます」と自ら切り出し、性加害問題に対する見解を述べ始めた。 東山さんは「喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は、真摯(しんし)に受け止めねばなりません」とした上で、「未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません」と語った。 さらに「現在在籍しているタレントはどうすべき
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