毎年年末あたりから全米のあちこちで、天女が舞うようなイメージの「ShenYun(神韻)」という不思議なポスターを見かけるようになった。今年はさらに広告展開が派手になり、高速道路脇に巨大な看板が現れたほか、自宅の郵便受けにもパンフレットが入っていた。「神韻」は中国5000年の歴史を体現した古典舞踊ショーという触れ込みだが、実態は中国本土で禁じられた「法輪功」による反中国政府のプロパガンダ劇だ。1
クリスマス・イブに行われる決勝に向けて、予選が進められている『M-1グランプリ2023』。磨きをかけた多種多様な漫才が披露されるなか、とあるコンビのネタが波紋を呼んでいる。 問題となっているのは、吉本興業所属の「ゆかいな議事録」が11月8日に東京で行われた3回戦にて披露したネタ。 さまざまな政治家の選挙活動を手伝った経験もあり、趣味が選挙だというボケ担当・山本期日前(30)が「韓国の政治家って自分の支持率が下がると、すぐ反日に転じるじゃないですか」と切り出すところから始まる。 「自分がピンチのときに、相手の怒りをより嫌いなものにそむけさせたら回避できるのでは」とフリ、「日本人の8割が中国を嫌っている」という内閣府のデータがあるとした上で、相手の怒りを中国に向けさせるというネタを披露していく。 まず、肩と肩がぶつかり言い合いになるというシチュエーションで、相方の長島聡之(31)が喧嘩をふっか
俳優のドニー・イェン=4日、中国・北京/VCG/Visual China Group/Getty Images 香港(CNN) 今年のアカデミー賞授賞式でプレゼンターを務める俳優のドニー・イェン(59)について、中国共産党との関係を理由に降板を求める運動が巻き起こり、数万の署名が集まっている。 イェンは「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」や「イップ・マン」シリーズ映画で知られる俳優。出身地の香港では、民主化要求運動を批判したと思われる発言で物議をかもしていた。 オンライン署名運動ではイェンを「中国共産党政権の支持者」と形容し、複数の発言を理由に、13日に行われる第95回アカデミー賞授賞式のプレゼンターを務める資格はないと主張している。 問題発言の一例に挙げられているのが、GQに先週掲載されたプロフィルだ。イェンは香港で2019年に巻き起こった民主化運動について「あれは抗議ではなく
タレントのつるの剛士が12日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、東京五輪での人権問題に声を上げた人々が、北京五輪の人権問題について無言であることに「違和感がある」と疑問を投げかけた。 北京五輪の外交的ボイコット問題で、日本があいまいな態度を示しているという話題。国際政治学者の三浦瑠麗氏は、外交的ボイコットは「アメリカ国内政治の話」と分析。日本の対応として「『今の中国は積極的に仲良くしたい国じゃない』ので、超軽量級のスポーツ・国際親善に限定した大臣を送ればいい」と提案した。 ダウンタウンの松本人志は「いずれにせよ早く動けよ」と姿勢がはっきりしないことにいらだちを見せた。つるのも「何も自分(日本)の意見も言わず『ボイコットを検討って』一番中途半端。風見鶏がフニャフニャ」と松本に同意した。 続けて「あんだけ『オリンピック反対』って言ってた人たちが、今回のこれ(中国の人権問題)に関してまった
中国の男性アイドルグループ。メンバーの一部は「女っぽい」などと批判を受けた=2020年10月、中国広東省広州市(共同) 【北京共同】中国共産党が人々の美意識に介入する姿勢を強めている。党・政府系メディアは、世間の価値観が乱れ、厚化粧の女性や女性っぽい男性がもてはやされていると批判。日本のジャニーズ事務所など海外のスターに憧れる風潮に苦言を呈している。美的センスまで管理しようとする発想に反発の声も出ている。 党の指導下にある光明日報は8月以降「新時代に求められる健康的な美意識」をテーマに識者の評論を連載。日本や韓国のスターが中国芸能界の美の基準になっていると危機感を示し、気骨ある男性より性別不明の美男子が好まれる傾向を「病的」とこき下ろした。
女々しく堕落したセレブの一人として問題の社説に取り上げられたウー・イーファン(7月20日、北京で雑誌の表紙に) Tingshu Wang-REUTERS <「女々しい」男性アイドルや「推し」消費をアメリカや日本の悪しき影響と断罪、国防のために男らしくなければならないとする社説が登場> 中国の国営メディアは、アイドル文化と欧米の影響を厳しく取り締まる習近平(シー・チンピン)国家主席の方針を讃える論説を掲載した。 「根底的な変革が進んでいるのは、誰の目にも明らかだ!」と題したこの論説を書いたのは、元国営メディア主筆の李光滿で、中国版の微信(ウィーチャット)で発表されたという。習政権の規制強化の動きは中国共産党の創設者たちの理念に立ち返る「革命」の一環だと論じる。 「資本市場はもはや資本家たちが一夜にして富を築ける天国ではない」と、李は述べている。「文化市場はもはや女々しいスターたちの天国ではな
中国・北京のショッピングモールにあるアイドル関連グッズ専門店(2021年9月21日撮影)。(c)JADE GAO / AFP 【9月2日 AFP】中国当局は2日、タレント発掘型リアリティー番組の放送を禁じ、男性をもっと男性的に見せる番組を制作するよう放送局に命じた。中国政府は、「不道徳な」ポップカルチャーが若者を堕落させているとして取り締まりを強めている。 芸能人を目指す若者を大勢集めて厳しい育成コースに参加させ、視聴者の人気投票にかけるスター発掘番組は、中国で大人気を博している一方、ファンの過熱ぶりや人々の模範となるタレントの不在をめぐって批判も招いている。 国家ラジオテレビ総局(NRTA)は、数々の新たな規制と共に「放送局やテレビ会社は、アイドル育成番組やバラエティー番組、リアリティー番組を放送してはならない」と発表。さらに、「なよなよした」男性や「低俗なインフルエンサー」、スターへの
幼稚な人種ギャグ「率直に言って、演劇ジャーナリズムも関係者も観客も、ほとんどの人が『実盛物語』に注目していました。観客も勸玄くん目当てが大多数で、チケットは売り切れになりました。実際の『KABUKU』を見た批評家やライターさんは少なかったと思います。もし話題作なら、舞台稽古を公開したりして問題点が早期に浮かびあがったかもしれません。ところが“ノーマーク”のまま本番当日を迎えてしまったのです」 「KABUKU」の冒頭は渋谷のセンター街だったため、驚いた観客も少なくなかっただろう。江戸末期に民衆の間で流行した「ええじゃないか」をテーマに設定しているのだが、江戸時代の京都と現在の渋谷が重なり合うという展開だったようだ。 観劇を終えた観客の一部が立腹し、SNSに投稿を始めた。それも最初は「差別」ではなく、「あまりにもひどい」という批判が多かったようだ。 「Twitterで批判の詳細を見てみると、し
〈削除は当然〉〈好きだったのに残念だ〉中国のインターネット上で物議を醸している日本の人気女性声優がいる。茅野愛衣(33)。大ヒットアニメ『鬼滅の刃』をはじめ、これまで500タイトル以上のアニメ、映画、ゲームに出演している人気声優だ。何があったのか。 「中国企業が日本で配信しているゲームが中国国内でも人気で、茅野は美少女モノを中心に10作品以上に出演しています。その中国配信版から茅野の声が6月中旬から相次いで削除され、4社5作品にのぼっている」(ゲーム雑誌編集者) 中国最大のSNS『ウェイボー』には茅野のファンクラブもあり、中国人ファンは多い。中国のゲーム事情に詳しい峰岸宏行氏は「茅野さんの発言が背景にあるのではないか」と推測する。 「今年2月にYouTubeで配信した音声番組で、茅野さんはCDのヒット祈願で靖国神社に参拝したと話した。これを日本語の理解できる中国のネットインフルエンサーが拾
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【7/7追記】 まさかぽっと吐き出した感情にここまで反応が来るとは思わなかった 自分はいわゆるジャニーズや若手俳優に沼ったことが一度もなく、ジャニーズや2.5次元系の若手俳優たちに散財している同性たちを見て「なんでこの程度の顔が悪く頭も悪そうで裏でファンの女と繋がっててたまに性犯罪事件を起こす男たちにバカスカ金出せるんだ?」と疑問に思ってたし、それなら韓国アイドルやLDHはどうだと思って覗いてみたがハマれなかったので、自分はイケメンにはまったく興味がないタイプの女なんだな…と思ってきた それが中国男性アイドルたちを見て彼らを知ってからからは一変し「私は本当のイケメンに出会ってなかっただけだ」と気づいてしまった ジャニーズを応援している方々は親しみやすいかわいい男の子が好きなんだろうが、私は目が覚めるような圧倒的な美しさに凌駕されたい派でした そういう自分には中国男性アイドルが向いていた そ
こんにちは!「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」こと歐陽です。中国・香港・台湾を含む中華圏のゲームや映画、アニメなどの情報を発信し、社会事情を分析するコラム「中華娯楽週報」は、2月から「海賊版」問題を取り上げ、3週間にわたって――「海賊版史」を概説した前編、現地人の著作権意識を分析する中編、無償の愛や民主化といった理念と紐付けられた現在の侵害行為を素描する後編――中華圏の「海賊版」をめぐる問題群を徹底解剖した。今週と来週は著作権への侵害ではなく、著作(創作)そのものへと焦点をシフトし、ビデオゲームなどのカルチャーシーンに見られた中華人民の自尊と自信の変化を検証したい。 3月10日、「人気スマホゲーム『陰陽師』が2.5次元ミュージカル化、中国での本公演前に東京でプレビュー公演開幕」という記事がIGN JAPANで掲載された。「本格幻想RPG」と銘打たれ、中国の網易遊戯(NetEase Games)
中国・上海で開催されたオンラインゲームイベントの会見に登場した蒼井そら(資料写真、2010年6月17日、写真:アフロ) 2018年1月2日未明、元AV(アダルトビデオ)女優の蒼井そらが、DJの男性との結婚を自身のブログ上で発表した。彼女は1983年生まれの34歳。2002年のデビュー後、「ギリギリモザイク」シリーズなどの人気を背景にゼロ年代のAV業界で一時代を築いた有名女優だが、2011年に新作のリリースを停止している。通常なら、その結婚が大きく報じられることは少ないはずの芸能人だ。 だが、蒼井そらは中国では一二を争う知名度を持つ日本人である。2010年代に入ってから中国で人気に火がつき、日本国内以上のVIPクラスの芸能人として知られるようになった。彼女の結婚報道も中華圏メディアが先んじて報じ、日本側がこれを後追いした形である。よって、事実上は「中国の人気芸能人」のスクープニュースだとも言
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