NHK会長 ジャニーズ所属タレントの今後の起用「新規の出演依頼は当面行わない」紅白出場現状ゼロに
旧ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による少年への性加害問題。長年放置された被害と、マスコミや企業の姿勢が問われています。
ジャニー喜多川氏の性加害問題。ジャニーズ事務所が記者会見で性加害を認めて被害者に謝罪した一方で、テレビを始めとした「マスメディアの沈黙」が被害を拡大させ、結果的に加害に加担した構図も明確になっている。 報道番組や情報番組では、ジャニーズ事務所だけでなくメディア側もなぜ「沈黙」を守ってしまったのか検証すべきだという批判や、テレビ局も第三者委員会を設置すべきだという声も出てくるようになった。 テレビはなぜ沈黙したのか。そこにはどんな力関係があったのか。「忖度」があったとされるが、担当者たちは実際にどのような判断をしたのだろうか。 ジャニーズ事務所 ©AFLO 言うべきことを言わず、結果的にジャニーズ事務所の性加害問題を止めることができなかったテレビ局の責任を検証しようという番組が出始めている。口火を切ったのが9月11日に放送されたNHK「クローズアップ現代」(以下、「クロ現」)だ。タイトルは「
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ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害をめぐり、メディアの責任を自省を込めて検証したNHK報道番組「クローズアップ現代」がSNS上で疑問視されている。 11日放送の「クロ現」で、NHKはジャニー氏の性加害問題を報じなかったことを反省し、当時のNHKや民放各局の姿勢を検証した。 一連の問題では最高裁が2004年、「週刊文春」が報じた性加害の真実性を認めていた。「クロ現」はこのタイミングで積極的に報じられなかったことに着目。04年前後のNHKや民放各局の関係者ら40人に取材した。 04年にNHKの歌謡・演芸番組部長で、大みそかの「NHK紅白歌合戦」の責任者だった大鹿文明氏は「(部内で)重大にとらえていなかった。そこに尽きるでしょうね」と振り返り、「未成年に対して許せないことをやっていたという意識は薄かったなという気がしますね」と話した。 ただ、「クロ現」は放送時間が27分で尺はも
【男性の性被害 全国の相談窓口】 性別や年齢を問わず、望まない性的な行為はすべて性暴力です。 性被害に対応している全国の相談窓口のうち、男性への支援内容をこちらにまとめました。 ここをクリックしてご覧ください ※このあとの内容には、性被害に関する具体的な証言が含まれます。あらかじめご留意ください。 二本樹顕理さん 覚悟と勇気の告白 イギリスの公共放送BBCが3月にこの問題を発信して以降、取材班は独自に取材を続けてきました。 150人を超える元所属タレントに取材の申し込みを続ける中、実名・顔出しで応じてくれたのが二本樹顕理さんでした。 テレビカメラの前で初めて被害の実態を明かした証言は、覚悟と勇気を感じるものでした。 5月に取材したときの二本樹顕理さん ジャニーさんがベッドの中に入ってきまして、最初は肩をマッサージしたり、体全体を触られるような感じで、足とかもまれたりする感じですね。そこから
ジャニー喜多川氏の性加害の問題で、ジャニーズ事務所が会見を開いたことを受けて、NHKはコメントを発表しました。 【NHKコメント】 ジャニーズ事務所は、故ジャニー喜多川氏が性加害を行っていたと認めました。未成年者に対する悪質な性加害が、長期間にわたって取引企業で行われていたことを深刻に受け止めています。 ジャニーズ事務所の再発防止特別チームの調査報告書では、「マスメディアからの批判を受けることがないことから、ジャニーズ事務所が自浄能力を発揮することもなく隠蔽体質を強化し、その結果、被害が拡大した」などと指摘しています。 この問題をめぐっては、これまでも週刊誌等でたびたび報じられ、性加害の事実を認定した東京高等裁判所の判決が2004年に確定するなどしましたが、NHKは、当時、この問題について認識が薄く、その後も、取材を深めてニュースや番組で取り上げることはありませんでした。 多くの未成年者が
市川猿之助容疑者(2017撮影) NHKは28日、警視庁に逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助容疑者の出演作品について、「NHKオンデマンド」での配信を7月1日23時59分で終了すると発表した。 【画像】「岸辺露伴は動かない」出演時の猿之助容疑者 大河ドラマ「風林火山」「龍馬伝」「鎌倉殿の13人」の3作品をはじめ、ゲスト出演していた「岸辺露伴は動かない」第5話と第6話、「ドラマスペシャル 白洲次郎」「古代史ドラマスペシャル 大仏開眼」が対象作品として挙げられている。 ADVERTISEMENT また、朗読を担当していた「100分de名著 三木清“人生論ノート”」や、ナビゲーターを務めた「偉人にチャレンジ 伝説の真相に迫る」2022年6月1日放送回も配信停止に。NHKオンデマンドは公式サイトを通じて「大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください」とコメントしている。 猿之助容疑者の出演作はこのほか
広末と不倫騒動の鳥羽周作氏 NHK「きょうの料理」が鳥羽さんレシピ全削除 公式HPから多数料理消える 拡大 NHK「みんなのきょうの料理」の公式HPから、女優広末涼子とのW不倫騒動の渦中にあるシェフ・鳥羽周作氏の「人気レシピ」が消えた。 「鳥羽周作さんの人気レシピ」として直近までプロフィールや写真、多数の料理が紹介されていたが、20日夜段階では閲覧できない状態に。「『みんなのきょうの料理』をご利用いただき、ありがとうございます。お探しのページは、移動・削除された、もしくは存在しない可能性がございます。お手数ですが、トップページから必要な情報をお探し下さい」と表示される。 鳥羽氏を巡っては、QBBブランドのチーズなどで知られる神戸市の「六甲バター」が16日付でサポート契約を解除している。 続きを見る
NHK会長、性加害「許されない」 総局長、紅白選考に言及―ジャニーズ問題 2023年05月24日20時08分配信 NHK放送センター=東京都渋谷区 ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題について、NHKの稲葉延雄会長は24日の定例記者会見で「決して許されないものだという態度で臨んできたし、その姿勢についてはいささかも変更はない」と明言した。 東山さん「真摯に受け止めねば」 ジャニーズ性加害問題で謝罪 また、山名啓雄メディア総局長は別の会見で、所属タレントの紅白歌合戦出場について「出場は今年の活躍、世論の支持、番組の企画演出(の観点)で選考する」と説明。今後は「事務所が示した再発防止策がどのように実行されていくかを慎重に見守り、対応していきたい」と話した。 社会 コメントをする 最終更新:2023年05月24日20時49分
NHKで解説委員などを務めた岩田明子氏が大手芸能事務所「ホリプロ」に所属することが、「週刊文春」の取材で分かった。 岩田氏は1996年にNHKに入局。岡山放送局を経て、2000年から東京放送センターの政治部に所属。永田町や霞が関を20年以上にわたって取材してきた。 「故・安倍晋三元総理の番記者を2002年の官房副長官時代から務め、“安倍首相に最も食い込んだ記者”とも呼ばれました。安倍氏の母・安倍洋子さんからも信頼を得て、度々自宅に招かれていました。『月刊文藝春秋』でインタビューをしたこともある」(NHK関係者) 安倍晋三元総理の番記者も務めた ©文藝春秋 2013年7月からはNHK解説委員室に異動し、政治部記者と兼任する形で、政治担当の解説委員として活動。「国際報道」や「ニュースシブ5時」、「解説スタジアム」などの番組で、主に政治や国際情勢の解説を務めてきたほか、2019年4月の新元号発表
人気映画「男はつらいよ」シリーズにも出演した俳優の佐藤蛾次郎さんが、10日、東京 世田谷区の自宅で亡くなりました。78歳でした。所属事務所の関係者によりますと、死因は虚血性心不全とみられるということです。 警視庁によりますと、10日午前10時すぎ、東京 世田谷区の住宅の浴室で、この家に住む俳優の佐藤蛾次郎さん(78)が風呂につかった状態で動かなくなっているのを、訪れた親族が発見し、119番通報したということです。 遺体に目立った傷などはなく、その場で死亡が確認されたということです。 所属事務所の関係者によりますと、死因は虚血性心不全とみられるということです。 佐藤さんは1人暮らしで、様子をうかがいに家族が頻繁に自宅を訪れていて、風呂場で見つかった前の日も、昼前に長男が訪れていたということです。 警視庁が詳しい状況を調べています。 佐藤さんは人気映画「男はつらいよ」シリーズなど、さまざまな映
「クローズアップ現代『封じられてきた声 映画界の性暴力~被害をなくすために~』」が、6月14日19時30分よりNHK総合で放送される。今年の3月から性加害・性暴力の告発が相次いでいる映画界。映画監督の白石和彌、相模女子大学大学院特任教授の白河桃子がスタジオゲストとして参加する番組では、業界の構造的問題や被害の実態、そして性暴力を防ぐための対策に迫っていく。 映画ナタリーでは放送を前に、取材を進める制作陣へインタビュー。企画の発端や目的について話を聞いた。 取材・文 / 小澤康平 「問題を一過性のものとして終わらせてほしくない」という被害者の声2019年から性暴力に関する取材を継続的に行っているクローズアップ現代。運営するサイト・みんなでプラスには、「性暴力を考える」と題して170本以上の記事が掲載されている。3月から性加害・性暴力の告発が続いている映画界にも切り込んでいくこととなった。 今
3月25日から公開予定の映画「蜜月」。同作のメガホンを取った人気映画監督の過去の女優たちへの行動を巡り、同作の脚本家から製作側に見解を問うメールが出されていることが「週刊文春」の取材で分かった。 俳優と映画監督の二刀流で活躍 映画「蜜月」では、主人公・美月役を人気女優の佐津川愛美が務め、義父役を板尾創路、夫役を永瀬正敏が演じている。「家庭内の性被害」にスポットを当てた作品だ。3月8日に完成披露上映会が行われたが、佐津川が登壇すると同時に感極まって泣きだす一幕もあった。この日は「国際女性デー」だったこともあり、佐津川はすべての女性たちに向けて「まだまだ生きにくい時代だと思うけど、それを解決していくのは(それぞれ)自分自身かなという思いがある」などと語り、公開を前に話題を集めている。
推しの対象は、歌手やスポーツ選手からアニメやマンガ、小説のキャラクター、さらには仏像、戦艦までもはや森羅万象に広がっています。 去年“推し”の世界を描いた宇佐美りんさんの小説『推し、燃ゆ』が芥川賞を受賞。 “推し活”が新語・流行語大賞にノミネートされるなど、社会にも浸透しています。 コロナ禍で“推し活”のあり方を大きく変えられたのが、演劇にミュージカル、歌舞伎や能楽などの“舞台俳優推し”の人々です。 セリフや歌声だけでなく、俳優が全身を使って繰り出すメッセージを同じ空間で受け止めるのが舞台の醍醐味(だいごみ)。 相次ぐ上演の中止や延期で、その楽しみの多くが奪われることになりました。 そこであさイチ取材班が“舞台俳優推し”さんにアンケートを行ったところ、協力してくれた人は1万2000人以上にのぼりました。
秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さんと結婚した小室圭さんが受験したアメリカ・ニューヨーク州の司法試験の結果が日本時間の29日夜、発表されましたが、合格者の一覧に小室さんの名前はありませんでした。 ことし7月に行われたニューヨーク州の司法試験の結果は、29日夜、州の司法試験委員会のホームページで発表されましたが、掲載された合格者の一覧に小室さんの名前はありませんでした。 委員会によりますと、今回の試験ではおよそ9200人が受験し、合格率は63%だったということです。 小室さんは、ニューヨーク州のロースクールを卒業したあと、先月から州内の法律事務所で弁護士の助手として働いていて、現在は今月26日に結婚した眞子さんのパスポートや、ビザの取得といったアメリカに渡る準備を進めながら東京都内のマンションで眞子さんと2人で生活しています。
【写真】その他の写真を見る コロナ禍の下、誰もが自由に外出ができない中、稲垣、草なぎ、香取の3人が「子どもも大人も楽しく笑いながら社会を学べたら」という思いで誕生。番組では、好奇心を持って多様な価値観に触れようとするすべての人を、あえて“ワルイコ”と呼び、オムニバス形式で「学び」のきっかけにつながるさまざまな企画コーナーを放送する。 稲垣は「スタジオバラエティーを3人でやるのは久しぶりでしたし、今回Eテレということもあって、これまでとは違った楽しみ方をしていただけると思っています」と新番組に意気込み。草なぎも「僕たちにとっても刺激的な番組になったので、新鮮な気持ちで見てくださるとうれしいですね」と呼びかけた。 初回で懐かしの“慎吾ママ”に扮した香取は「人生においてみんながやらないような“いたずら的なワルイコト”を求めているところがあるので、この番組に登場するオトナにも共感する部分は大きいで
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