ついに日本の当局が、「検索王」にクギを刺した。 公正取引委員会は4月22日、アメリカのIT大手・グーグルに対し、ヤフー(現LINEヤフー)への検索関連技術の提供をめぐり、独占禁止法に基づく行政処分を下した。 グーグルは独禁法に違反する疑いのある行為をすでにとりやめており、同法の「確約手続き」に基づいて今後の改善措置をまとめた計画を提出。そのため法違反こそ免れたが、計画の認定をもって、グーグルが初めて公取委から処分を下されるケースとなった。 提携4年で変更された契約の中身 メスが入ったのは、グーグルとヤフーが2010年に結んだ技術提携の中身だ。 グーグルは2010年からヤフーに対して、検索エンジンと検索連動型広告の技術を提供してきた。その技術を基に、ヤフーは自社のポータルサイトだけでなく、外部のポータルサイトなどの広告枠も活用した配信事業を展開。例えば「空気清浄機」と検索したユーザーの画面に
米Googleは4月12日、クラウドストレージ「Google One」のユーザー宛メールで、VPN機能「VPN by Google One」の提供を2024年後半に終了すると告知した。 VPN by Google Oneは、昨年3月に提供開始したサービス。日本を含む22カ国で、すべてのGoogle Oneのプランで利用可能だ。Google Oneユーザーであれば、Android、iPhone、Mac、PCでGoogleのVPNを利用できるというものだ。 VPNは、カフェや空港などの無料Wi-Fiへの接続で個人情報を保護するために利用できる暗号化機能。Googleは終了の理由を「最も需要の高い機能と利点を提供することに重点を置く」ためと説明した。VPNはあまり需要が高くなかったのかもしれない。 同社は同じメール内で、10日に発表したGoogle Oneの特典追加も紹介している。 なお、Goo
米Googleのスンダー・ピチャイCEOは2月9日(現地時間)、サブスクリプション型クラウドストレージサービス「Google One」の加入者数が1億人を突破したとXの公式アカウントで発表した。Googleが前日発表した「Gemini Advanced」を使うには、新たに追加された「AIプレミアムプラン」に加入する必要がある。 Google Oneは、「Googleドライブ」の有料版。2018年からこの名称になっている。月額250円の100GBから月額19500円の30TBまで、複数のプランが用意されている。AIプレミアムプランは2TB月額1300円のプランで利用できるサービスにGemini Advancedへのアクセス機能を追加したもので、月額2900円だ。最初の2カ月は無料で試せる。サポートページによると、5TB以上のプラン加入者はプランを変更せずに2カ月間はGemini Advans
モバイル回線は『Google Fi』が最強! 200カ国対応・通用料無制限・テザリング可・月額0円運用もできる〝神SIM〟なんです Googleが提供するiPhone、Androidスマホ向けモバイル通信サービス(eSIM/SIMカード)が『Google Fi Wireless』です。 このサービスは日本を含む世界200以上の国で使用でき、インターネット契約のみ、来店不要で契約できるSIM/eSIMです。 月額20ドル(約2800円)からの従量課金プラン「Flexible」や月額65ドル(9200円)の無制限プランなどがあり、テザリングも可能。しかもこれらのプランは「一時停止」できるので、使わない際には出費を0円にすることもできます。 » Google Fi Wireless|無料で7日間お試し 最大の強みは、ほぼ全世界、同一料金で、SIMの入れ替えなどをしなくても使えること。旅行や出張、
円安の続く今日この頃。ITmedia NEWSではたびたび触れているが、クラウドサービスの(実質的な)コスト増がさまざまな組織の頭を悩ませている。設定ミスや見落としによる、予期しないコスト超過の危険性も高まる一方だ。 しかし、ミスは常に起こり得る。Google Cloudに特化したSIerのG-gen(東京都新宿区)は11月24日、ちょっとした見落としにより、想定を超えるコストを発生させてしまった顧客の事例を、注意喚起として自社ブログで公開した。その内容が興味深かったので紹介する。 なお、事例に登場する数値には、「顧客の事情」(G-gen)により一部事実と異なるものが含まれているという。ITmedia NEWSではG-genに改めて確認したが、正確な数字は開示できないとのことだったので、改変後の数字をそのまま掲載する。 事件は「Cloud Storage」で起こった 事件は「Google
他人に知らせていないはずのメールアドレスに、不審なメールが飛んできた……というのはよくある話。さまざまな原因が考えられますが、よくあるのが、ウェブサービスなどへの登録に使用したメールアドレスが、サイバー攻撃などによって流出し、それが悪用されたというものです。 インターネットの見えないところ、俗に「ダークウェブ」と呼ばれるインターネット空間では、こうした個人情報が何百万件単位で売買されています。近年ではFacebookやX(旧Twitter)、Dropbox、さらにはAdobeなどで、こうした大規模な流出が起こっており、それらを手に入れた第三者によるスパムメールは日常茶飯事です。 いったん流出してしまったメールアドレスは、すでに元のサービスの管理下を離れてしまっているので、サービスを退会してもメールが止まることはありませんし、メールアドレスやパスワードを変更しても効果は限定的です。まずはどこ
「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能一般提供開始 これまでフリーランスや中小企業向け有料アカウント「Google Workspace Individual」向けに提供されてきた「Google カレンダー」活用予約受付システム 一般ユーザーも利用可能に(予約時の決済連携は利用不可) Google が 2023 年 6 月下旬に発表した、「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能一般提供が、2023 年 7 月 19 日(水)前後よりついに開始されました。 「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能は当初、フリーランスや中小企業向け有料アカウント「Google Workspace Individual」向けサービスとして 2021 年より提供されてきた、「Google カレンダー」活用の予約受付システムです。事前に「Google カレンダー」に予約可能
iGoogleをご存じだろうか。検索サイトのGoogleが用意するパーソナライズページのことだ。ネット検索をブラウザに付属の検索窓や,Googleデスクトップのツールバーで済ませている人は,その存在に気づいていないかもしれない。 ブラウザからgoogleのURLを叩いて,googleのホームに飛ぶ。すると画面右上に「iGoogle」とさりげないリンクテキストが。ここが入り口だ。 iGoogleは主に「Googleガジェット」を一覧表示するページだ。小さいコンテンツの固まりであるガジェットの特徴は狭いスペースに表示できること。天気予報や時計を始め,たくさんの「ひとくちコンテンツ」がガジェット化されている。 Googleが提供しているサービスもガジェットになっているものがある。例えばスケジュール管理ツールのGoogleカレンダーや,Google翻訳,乗り換え案内のGoogleトランジットなどが
皆さんはGoogle Keep、使っていますか? メモアプリにはたくさんの選択肢があるので、ベストなものを探すのが面倒になってしまったり、妥協で同じものを使い続けている人もいるかと思います。 そんな人に、まず一度試してもらいたいのがGoogle Keepです。 なんと言ってもGoogleが提供するサービスですので、汎用性・拡張性はピカイチ。 今回はそんなGoogle Keepが思わず使いたくなる便利なポイント3つをご紹介します。 1. データ同期がとても便利Google Keepは、Googleのエコシステムに欠かせない存在。 ですので、デバイス間での同期はもちろんのこと、Googleドライブなど、Googleが運営するさまざまなサービスでコンテンツを簡単に共有することができるのです。 たとえば、Google Keep→Google ドキュメントへのコピーも簡単。出先や移動中にスマホでつく
米Googleは6月17日、一部のユーザーに「アルバムアーカイブに関するお知らせ」というタイトルのメールを送った。メールには「2023年7月19日より、アルバムアーカイブはご利用いただけなくなります」とある。 メールの送信先は、アルバムアーカイブにコンテンツを持っているユーザーのみのようだ。 アルバムアーカイブは、2016年にPicasaをGoogleフォトに統合した際、Picasa、Google+、BloggerなどのGoogleのサービス上で共有または保存されたすべての写真を保管する場所として開設したものだ。 アルバムアーカイブのサイトでも、警告が表示される。 ただ、メールによると、削除されるコンテンツはアルバムアーカイブでのみ表示できていたもので、Bloggerやハングアウト(現Googleチャット)のコンテンツは各サービスで表示できるという。つまり、削除されるのは2018年より前に
米Googleは5月16日(現地時間)、Googleアカウントが少なくとも2年間使用またはログインされていない場合、そのアカウントとそのコンテンツ(フォト、Gmail、ドキュメント、ドライブ、Meet、カレンダー、YouTube)を削除するようポリシーを改定したと発表した。ポリシーは同日発効だが、実際の削除はこの12月から開始する。まずは、作られたが全く使われたことのないアカウントから開始する計画だ。 9日にはイーロン・マスク氏がTwitterの休眠アカウントをパージ中だとツイートし、その目的はアカウント名の解放だとしていた。一方Googleは、放置アカウント削除の理由を、そうしたアカウントの多くには2要素認証などのセキュリティ対策が設定されておらず、その脆弱性がスパムなどに悪用される危険があるためと説明する。 削除の対象になるのは、個人のGoogleアカウントのみ。教育機関や企業などのア
Googleドライブは無料だと保存容量が15GBに制限されますが、有料だと最大2TBまで利用可能です。しかし、実際にはこの容量内での利用であっても一定の条件で制限がかかることが指摘されています。 File unable to generate or upload due to 403 Forbidden Error [268606830] - Visible to Public - Issue Tracker https://issuetracker.google.com/issues/268606830?pli=1 Google Drive does a surprise rollout of file limits, locking out some users | Ars Technica https://arstechnica.com/gadgets/2023/03/google-
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