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  • http://www.cazana.net/archives/5221674.html

  • CRCK/LCKSの哲学と特異性 中村佳穂、Charaらの手紙から紐解く | CINRA

    2019.12.14 Sat Sponsored by CRCK/LCKS『Temporary』『Temporary vol.2』 ジャズを軸にしながらノンジャンル的なポップスを標榜する音楽性にしろ、個人と集団のあり方を問い直すような活動姿勢にしろ、CRCK/LCKSというバンドは2015年の結成以来、一貫してラジカルな姿勢を貫いている。 10月に発表された1stアルバム『Temporary』、そしてその2か月後という短いスパンでリリースされる新作EP『Temporary vol.2』――過渡期にあるバンドの「今」=「Temporary」を表すタイトルは、タイムラインに「今」が連なる現代をも反映しているかのよう。やはり、明確な哲学を持ったバンドは面白い。 今回CINRA.NETでは、そんなCRCK/LCKSというバンドの特異性を改めて解き明かすべく、長塚健斗(WONK)、Megu(Negi

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  • 【インタビュー】渡辺京二(思想史家・87歳)「イデオロギーは矛盾だらけ。だから歴史を学び直し人間の真実を追究するのです」 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

    ※この記事は『サライ』誌2018年8月号より転載しました。年齢・肩書き等は掲載当時のものです。(取材・文/鹿熊 勤 撮影/宮地 工) ──著作の出版や復刊が相次いでいます。 「この前数えてみたら、累計で36冊くらいになっていました。けれど、僕は物書きとして飯をってきた人間ではありません。が出ているといっても、評論や思想史といったものは絶版になりやすい。つまり儲からないです。日の近代史を外国人の視点、それも幸福を軸に素描した『逝きし世の面影』(2005年)は、平凡社ライブラリーに入ってから売れましたけどね。忙しくなったのは、これが思いのほか話題になってからです。最近は年に2、3冊くらい出しているでしょうか」 ──いずれも中身の濃いばかりです。 「人間、生きていればいろんなを読みますし、影響を受ければ自分なりの考えももつようになります。プロの物書きという意識は今もありませんが、書

    【インタビュー】渡辺京二(思想史家・87歳)「イデオロギーは矛盾だらけ。だから歴史を学び直し人間の真実を追究するのです」 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
  • 言葉にならないものの豊かさ 養老孟司/『光の犬』松家仁之 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

  • 『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』水村 美苗(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「翻訳を切り口に国語の成立をたどる」 東京育ちで、両親も、その親も東京の人で田舎というものを持ったことのない私には、方言で育った人が標準語をしゃべるときの違和感は実感としてわからない。でも英語を話しているときは、それに似たものを思いっきり味わう。 英語は何事もはっきり言い切ることを求める言語で、曖昧さをゆるさない。そう思わない部分が少しあったとしても、「そう思います」と答えることで相手とのコミュニケーションがころがっていく。言い切った直後は日語で思い惑っていた自分を裏切ったような後ろめたさを感じるが、何度かそういう場面を繰り返すうちに、英語で話している人格が調子づいてきて、しれっと言い切れるようになる。ある言語を使うことは、その言葉がもっている論理や感情や感覚に入っていくことなのだ。 ビジネスが目的なら、割り切れる言葉で言うほうが商談がスムーズになるだろう。学問の世

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  • 『日本語が亡びるとき』水村美苗(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「「帰国」を説明する」 依然として書店の平積みコーナーを占拠し続ける書。つい最近も「ユリイカ」で水村特集が組まれたりして、日文学と英語のかかわりにこんなみんなが関心を持つのは良いことであるなあ、と筆者などは職業柄つい軽薄に喜んでしまうのだが、実際に読んでみると、けっこう変なである。そして、たぶん、そこがこのの持ち味。 出だしは明らかに私小説である。 「ユリイカ」のインタビューでも話題になっているが、日での自律神経失調症に悩む生活から、アイオワ大ワークショップでのややすさんだ滞在生活へと話が展開するあたり、日語論や英語教育論とは無縁、むしろいつもの水村節を、さらにきわどく押し進めたような自虐の語りで、病の匂いが強く漂う。 ところがふつうに読んでいくと、それが一見冷静な現状分析に引き継がれ、日近代文学の誕生の過程、「国語」概念の発生、「普遍語」の支配といった

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  • ノンフィクション作家という仕事。自分の奥からする小さな声に耳を傾けて。──川内有緒さんインタビュー【後編】 – クラシコムジャーナル

    ノンフィクション作家の川内有緒さんへのインタビュー後編です。前編ではキャリアを重ねることで見えてきた「働くこと」の意味、現在の仕事にたどり着くまでの道のりについてお聞きしました。 後編では現在のお仕事についての実際や、クラシコムジャーナルのテーマである「フィットする働き方」について尋ねました。 「書き下ろし」はつらいよ。自由の代償は不安定 ──現在ノンフィクション作家としてご活躍ですが、国連を辞めてパリから日に帰ってきた時点では、きっと、仕事の保証があったわけじゃないですよね。 川内 そうですね。日に帰って来てから子どもが生まれるまで3年くらい間があったんですが、最初はど貧乏な時代を過ごしていました。 結婚していて2人で暮らし始めたんだけど、2人とも貧乏で両方ともなーんにも収入がない時代があった。家賃を払うのも大変な時期が1年くらい続いたかな。 イオくん(夫)がフリーランスのライターと

    ノンフィクション作家という仕事。自分の奥からする小さな声に耳を傾けて。──川内有緒さんインタビュー【後編】 – クラシコムジャーナル
  • 仮面はいつか取れなくなるから、仕事にも「自分らしさ」を。──川内有緒さんインタビュー【前編】 | クラシコム

    アメリカの大学院を卒業、日米でコンサルタントとして活躍、パリの国連職員も経験……どうしても肩書きで判断しがちな私たちにとって、最強の「できる人」なキャリアがプロフィールに並ぶのは、ノンフィクション作家の川内有緒さん。 ただし、過去のインタビューを見ると「転職の度に大陸を変える女と言われる」とか、「プロフィールが一人歩きしているのが最大の問題」とユーモアたっぷりに語っています。 そんな彼女が、40歳を目前に手にした職が「ノンフィクション作家」。その作品は清々しく、目の付けどころには唸らされ、読後感はちょうどいい湿度のぬくもりがあるような……私は、そんな彼女の作品のファンでもあります。 著書のなかには、ご自身がパリで働く日々を描いた『パリの国連で夢をう。』もあり、華麗なる経歴とは裏腹に愚直に「自分らしい仕事」を探してきた生き方のギャップに興味が湧きます。 いつかお話をうかがってみたいと思って

    仮面はいつか取れなくなるから、仕事にも「自分らしさ」を。──川内有緒さんインタビュー【前編】 | クラシコム
  • 【高城×三宅対談2】三宅さんは自民に行けば?高城剛が「爆弾発言」 - まぐまぐニュース!

    世界を股にかけて活躍するメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』の著者でクリエーターの高城剛さんと、2016年の参院選挙で25万票以上を集めたメルマガ『三宅洋平マガジン「感覚と科学」』音楽家・政治活動家の三宅洋平さんの異色対談、前回に続き第二弾をお届けいたします。今回も、お二人の有料メルマガをご購読いただいている読者限定で公開する対談を、ほんの一部だけ特別にお見せいたします。 今回の対談で、三宅さんが「保守派」「自民党寄り」であることが高城さんの指摘で明らかに? 一体どういうことなんでしょうか。 ● 第一弾対談 【高城剛×三宅洋平】2040年代に世界は激変し日が世界を牽引する? 三宅洋平は右派?自民党に転向すべき 高城:今、難民は、イタリアが止めてるんだけどね。ヨーロッパでは難民の問題すごく起きてるけど、なんで、あんなに難民を入れちゃったのかっというと、バチカンが「入れろ

    【高城×三宅対談2】三宅さんは自民に行けば?高城剛が「爆弾発言」 - まぐまぐニュース!
  • 高城剛さん まぐスぺインタビュー第二弾 - まぐまぐ!

    高城未来研究所「Future Report」 時代の変化についてゆくヒントを得られる 直観の鍛え方を学べる 直接質問ができる 発行日:毎週 金曜日 登録料:毎月864円(税込) 2016年は、1月の日銀マイナス金利決定から始まり、ベルギーの連続テロ事件、安保関連法の施行、パナマ文書問題、熊地震、東京五輪招致の賄賂疑惑、米大統領の広島訪問、舛添都知事の辞任など、海外に限らず日国民にも大きな影響を与える重大事件や自然災害などが重なった年となりました。これから日は、そして世界はどう変わっていくのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで「まぐスペ」では、メルマガ「高城未来研究所」の著者で、毎日のように世界中を飛び回る高城剛さんに、毎日めまぐるしく変わる世界情勢の「裏側」についてお聞きするためロングインタビューを敢行。いま話題の「医療大麻」から「オリンピックと報道の自由」、そし

    高城剛さん まぐスぺインタビュー第二弾 - まぐまぐ!
  • 山本太郎『なぜ、東京なのか?』

    太郎オフィシャルブログ「山 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」Powered by Ameba 山太郎オフィシャルブログ「山 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」Powered by Ameba 常々、「総理を目指す」と言ってきた私が、 なぜ東京都知事選に立候補するのか。 一見、矛盾していると捉える人もいるだろう。 しかし、私自身の中では何も矛盾はない。 このチャンスで選ばれるならば、 1400万人都民の生活を底上げすることができる。 新型コロナウイルス感染拡大による「補償なき自粛」の中で、 多くの人々が、収入が減ったり、職や店を失ったり、住まいを失ったりしている。 今はまだギリギリなんとかなっていても、 この夏で貯金が尽きるという人も多くいる。 このコロナショックの間、 駅や路上で行き場を失った人々と数々お会いした。 新宿の路上で行き場を失っていた30代、所持金1万円の方

    山本太郎『なぜ、東京なのか?』
  • 作家・柴崎友香さんが選ぶ「わが人生最高の10冊」(週刊現代) @gendai_biz

    これを読まなかったら、いまのわたしはない 子供の頃から小説家になりたかったのですが、詩やロックが好きで、カッコいいことをどうやったらできるんだろうと思っていたんです。1位にあげた短編集『ジーザス・サン』の著者のデニス・ジョンソンは、ジミ・ヘンドリクスのギターに影響を受けて文章を書きはじめたという、アメリカの作家です。 柴田元幸さんの編まれたアンソロジーの中に、このに収録されている「緊急」を見つけて衝撃を受けて以来、何度も何度も読み返してきました。「俺」という事務員と、友人の雑役夫が働く救急病院が舞台です。 みもふたもない話なのにユーモラスで、文章がカッコイイ。それでいて生死の境でこそ感じられる極限の感覚が描かれている。 たとえば、当直医が雑役夫を探していて、看護婦が「手術室ですよ」と教える。「何やってるんだ?」「床掃除です」「またか?」「いいえ。ずっとです」と返事する。 雑役夫の彼は、ほ

    作家・柴崎友香さんが選ぶ「わが人生最高の10冊」(週刊現代) @gendai_biz
  • ブレイディみかこ×関美和「もう、絶賛って言葉の上に何かある?」

    保育士・ライター・コラムニスト 1965年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、96年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年に新潮ドキュメント賞を受賞し、大宅壮一メモリアル日ノンフィクション大賞候補となった『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)をはじめ、著書多数。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で「2019年ノンフィクション大賞」を受賞。 父が娘に語る経済の話 ブレイディみかこ氏が「近年、最も圧倒された」と評し、佐藤優氏が「金融工学の真髄、格差問題の質がこのを読めばよくわかる」と絶賛、25ヶ国で続々刊行の世界的ベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわか

    ブレイディみかこ×関美和「もう、絶賛って言葉の上に何かある?」
  • 生きた会話を大切に――作家・多和田葉子の目に映る日本とグローバリズム | 株式会社リクルート

    ドイツ在住35年以上。母語の外側から文学と向き合ってきた日人作家は、「言葉」から日をどう捉えるのか。グローバル化の時代に求められる、姿勢を訊く。 2018年、アメリカで最も権威のある文学賞のひとつ「全米図書賞」の翻訳部門に"The Emissary"という作品が選ばれた。原題は『献灯使』、著者はドイツ在住の日人作家、多和田葉子さんだ。日人の受賞は36年ぶりだったことから、その知らせは快挙として、多くのメディアで伝えられた。 多和田さんは「母語の外側に出て、そこで感じるものから創作をしたい」と、大学卒業後すぐに渡独した人だ。若くして自らグローバルな環境に身を投じた多和田さんには、今の日はどう見えているのだろうか。複雑に多様化する世界で、私たちが見失ってはならないものとは何だろうか。「言語」と「日」と「グローバル」をキーワードに挙げながら、お話を伺った。 "私"を省略する世界と、そ

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  • 鈴木涼美の「文章」で食っていくための戦略|東大卒・AV女優から新聞記者を経て | キャリアハック(CAREER HACK)

    AV女優から、日経新聞記者へ。ギャル作家が身につけた文章術 AV女優として働きながら、東京大学大学院へ。これだけでもギャップを感じるが、さらに日経新聞の記者となり、現在は文筆家、作家として活躍。経歴だけを見ても「キャラ立ち」している、鈴木涼美さん。 「ギャルが遠藤周作を読んでたら、おもしろくないですか?だから、かばんにいつも古典を持ち歩いていたんです。いかに自分ならではのポジションをつくるか、狙っていました」 キャラと文章で尖りきる、そこには彼女の戦略があった。 【プロフィール】鈴木涼美 作家 / 社会学者 1983年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学在学中にAVデビュー。東京大学大学院修士課程修了後、日経済新聞社に5年半勤務した。著書に『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』。近著『おじさんメモリアル』、『オンナ

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  • 国連を辞めて見つけた「ノンフィクション作家」という生き方|川内有緒 | キャリアハック(CAREER HACK)

    第16回『開高健ノンフィクション賞』を受賞するなど、ノンフィクション作家として活動する川内有緒さん。もともとは、コンサルタントや国連職員として働いていたという、異色の経歴の持ち主。流されながらもたどり着いた、ノンフィクション作家としての道を歩み出すまでの軌跡をお届けしたい。 [全3回の連載でお送りいたします] [1]国連を辞めて見つけた「ノンフィクション作家」という生き方|川内有緒 [2]「ノンフィクション作品は、社会を写し出す鏡」川内有緒の取材術 [3]「心を揺さぶる物語」の法則。ノンフィクション作家、川内有緒の文章術 幼少期から映像の世界に触れ続けて 川内さんと、物語。その背景を紐解くと、偶然とも言える幼少期のとある体験の存在があった。 小さな頃、住んでいたマンションの下の階に映画関係者の家族が住んでいたんです。だから、よく家族ぐるみで一緒に過ごしていたので、自然と映画やアニメーション

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  • THA BLUE HERBが綴る日々への祈り。「人生のベストはまだ先」 | CINRA

    前作『TOTAL』から7年、結成20周年を超えて辿り着いた凄まじい境地だ。THA BLUE HERBの5作目『THA BLUE HERB』は、初のセルフタイトル、初の2枚組、いつも通りフィーチャリングも一切なしの全30曲。ヒップホップシーンの流れを気にしない姿勢は初期から一貫しているが、しかしこれは憤怒に燃えた反逆者の音でも、見て見ぬふりを決め込む享楽者の音でもない。耐え難いほどの現実と対峙しながら、生きろ、胸を張れ、あなた自身の人生を誇れと寄り添ってくる言葉たち。悲しみも痛みも内包しながら最後には愛と祝福が響き渡る。もちろん聴く体力も受け止める勇気もいるが、対峙する価値はあまりに大きいこの傑作について、ILL-BOSSTINOとじっくり語り合う。 俺じゃない人たちの人生がインスピレーションになってきて。子育て、介護、友達、仲間。新聞の投書もニュースもそう。みんなのこと、いろんなものを浴び

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  • 白石一文「人生は失敗」と語る天才に見える境地

    文藝春秋で白石一文を知らない社員がいたらもぐりと言っていいかもしれない。「編集者として、とにかくどんな文章を書いても速いしダントツにうまい。天才だった、と伝え聞いています」、文春の若手社員は言う。 日の海洋時代小説の第一人者と呼ばれた直木賞作家・白石一郎を父に持つサラブレッドだ。早稲田大学政治経済学部卒業後、文藝春秋へ入社。以来約20年、白石一文は『週刊文春』や『諸君!』『文藝春秋』などの編集現場を担当し、誰もが知るような政財界や文壇の大物たちに愛され、名編集者との評価を恣(ほしいまま)にした。30代の終わり、激務の中でパニック障害を発症するまでは。(文中敬称略) 文藝春秋で「天才編集者」と呼ばれた男の後悔 若い。自伝的小説『君がいないと小説は書けない』(新潮社)を1月に上梓した直木賞作家は、とても還暦を過ぎたとは思えない、余計な貫禄や威圧感とは無縁の、”好青年”とすら呼べそうな風貌だっ

    白石一文「人生は失敗」と語る天才に見える境地
  • 感想――『なんとなく、クリスタル』 - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    よく行く古屋の書棚に、『なんクリ』(新潮文庫 定価320円)を発見しました。¥50でした。 現・長野県知事の田中康夫氏が大学生のころに書かれた作品で、’80年度文藝賞を受賞しています。今でも有名なわりには、だれも住んでいない古代都市みたいな名著ですよね? おれも、いまごろになって…。 チュチュとホァンホァンから生まれたトントンほどにはまだ出ていなかったようです。腹――。 みなさんご存知のように、この作品にはブランドがずらっと並んでいるなんて批評されています。書き出しから、こんな感じ。 「ベッドに寝たまま、手を伸ばして横のステレオをつけてみる。目覚めたばかりだから、ターン・テーブルにレコードを載せるのも、なんとなく億劫な気がしてしまう。/それで、FENにプリセットしたチューナーのボタンを押してみる。なんと朝から、ウィリー・ネルソンの『ムーンライト・イン・バーモント』が流れている。」 何も想

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  • MMT「インフレ制御不能」批判がありえない理由

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    MMT「インフレ制御不能」批判がありえない理由