前駐ウルグアイ大使 眞銅竜日郎 2018年3月から2021年10月まで駐ウルグアイ大使を務めて最近帰国した眞銅竜日郎大使は、インタビューに応え、ウルグアイの特徴と魅力、在任中に経験したことや力を入れて取り組んだこと、日本との関係とその展望等について以下の通り語りました。 ―ウルグアイはどんな国ですか。その魅力は何ですか。 ウルグアイは「小さくてもキラリと光る国」です。地理的には日本からみると地球の正反対に位置しており、距離的に最も遠い国ですので知名度は限られていますが、日本を重視する大切な友好国です。日本とウルグアイは「絆・KIZUNA」で結ばれています。ウルグアイは民主主義、法の支配、人権擁護等の価値観を尊びます。自由貿易を堅持し、市場の拡大・開放を唱えています。ラカジェ・ポウ大統領が率いる現政権、ムヒカ大統領、バスケス大統領の前政権は日本を信頼できる国と位置付けており、多くの事案で日本