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ブラジルに関するkanoetatsuのブックマーク (35)

  • 音速の貴公子セナ、悲劇の死から30年 「今でも僕の英雄」色あせぬ栄光、ブラジルで人気

    ブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットに設置されたアイルトン・セナの像(共同)1994年5月に自動車レースの最高峰F1のサンマリノ・グランプリ(GP)で伝説的なドライバー、アイルトン・セナが悲劇の事故死を遂げて1日で30年。日でも「音速の貴公子」と呼ばれ、多くのファンに愛されたセナの故郷ブラジルでは勇姿をしのぶ壁画や像があふれ、人気は今も健在。栄光は色あせていない。 出身地サンパウロの南部にあるモルンビ墓地。4月下旬、緑の芝生に囲まれた墓標の近くには色鮮やかな花が飾られていた。墓地の管理人によると、今も連日ファンが足を運んでいるという。

    音速の貴公子セナ、悲劇の死から30年 「今でも僕の英雄」色あせぬ栄光、ブラジルで人気
  • 中南米が「ドラゴンボール」に熱狂する意外な理由 「孫悟空は英雄」鳥山明さん追悼広がる 国際情勢分析

    10日、アルゼンチンのブエノスアイレスで鳥山明さんを追悼するため集結した現地の「ドラゴンボール」ファン(ロイター)漫画家の鳥山明さんの急逝を悼む声は世界各地に広がった。とりわけ中南米諸国では、代表作の1つ「ドラゴンボール」が高い人気を得ていたとされ、政界やスポーツ界からの追悼表明も相次いだ。主人公の孫悟空が「英雄」(米紙ワシントン・ポスト)ともいわれるほどの熱狂ぶりだが、何が中南米の人々を魅了してきたのか-。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは10日、鳥山さんの死去が8日に発表されたことを受け、追悼集会が開かれた。集まった数千人は「アキラ!」などと名前を合唱。ロイター通信は、悟空などの「ドラゴンボール」の人気キャラクターにふんしたファンの写真を配信し、「さよなら、悟空!」と報じた。 政界・スポーツ界から相次いだ哀悼

    中南米が「ドラゴンボール」に熱狂する意外な理由 「孫悟空は英雄」鳥山明さん追悼広がる 国際情勢分析
  • ブラジル外交 地域大国の責任を果たせるか

    【読売新聞】 中南米随一の民主主義国であるブラジルには、地域と世界の課題の解決に向け、役割を果たす責務がある。ルラ大統領には国際社会の期待に応える責任ある行動を求めたい。 ルラ政権が発足して1年あまりが過ぎた。ルラ氏は中南米や日米中

    ブラジル外交 地域大国の責任を果たせるか
  • ブラジル三権襲撃1年式典 民主主義の重要性再認識

    ブラジルで右派ボルソナロ前大統領の支持者約4000人が大統領府、連邦議会、最高裁の三権中枢を襲撃した事件から1年となる8日、首都ブラジリアの連邦議会で左派ルラ大統領ら三権の長が出席して、襲撃を糾弾し民主主義の重要性を再認識する式典が開かれた。同国メディアが報じた。 ルラ氏は「民主主義を攻撃する者へのゆるしはない」と演説、ボルソナロ氏の「うそ、誤情報、憎悪の物言いが1月8日の(襲撃をあおる)燃料となった」と非難した。 「揺るぎない民主主義」と銘打たれた式典にはバローゾ最高裁長官とパシェコ上院議長のほか閣僚や判事、国会議員ら約500人が参加。最大都市サンパウロでも8日、襲撃行為に反対する集会が開かれ、数百人が「ボルソナロを刑務所に」「二度と襲撃を起こすな」などと訴えた。

    ブラジル三権襲撃1年式典 民主主義の重要性再認識
  • 【正論】BRICS拡大が意味すること 東京外国語大学教授・篠田英朗

    篠田英朗氏BRICSが拡大する。ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)、南アフリカ(S)の5カ国からなるBRICSに、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イラン、エジプト、エチオピア、アルゼンチンの6カ国が来年1月に加わる。数の倍増以上に注目すべきなのは、拡大の仕方だ。 中露など各国の思惑2001年に世界経済を牽引(けんいん)する4つの地域の新興経済国としてブラジル、ロシア、インド、中国が注目された。09年にこの4カ国が初めて首脳会議を開いた後、11年にアフリカから南アが加わりBRICSとなった。したがってもともとはBRICSとは、異なる地域の経済を牽引するそれぞれの地域の代表的な新興経済国を示す概念であった。今回の拡大はこのもともとの意味を大きく変える。複数国がBRICSに参加する地域が生まれるためである。

    【正論】BRICS拡大が意味すること 東京外国語大学教授・篠田英朗
  • 南米の統合構想 左右の政治対立超えられるか

    【読売新聞】 南米12か国がブラジルで首脳会議を開き、自由貿易圏の創設も視野に、地域の統合を進めることで一致した。各国の政治的立場の違いを超えられるかが問われよう。 南米各国は、持続的な経済成長や環境問題、組織犯罪、貧富の格差といっ

    南米の統合構想 左右の政治対立超えられるか
  • 【アメリカを読む】就任4カ月、形をみせたブラジル・ルラ外交 植民地支配も影響

    グローバルサウス(南半球を中心とした途上国・新興国)を代表する南米ブラジルの「米欧離れ」が目立つ。今年1月1日に就任し、米主導の国際秩序ではない「多極化した世界」を目指す左派ルラ大統領の方針による。中露に加え、イランやベネズエラ、ニカラグアなど権威主義国と接近し、AP通信は「ルラ外交は形をみせ、米欧をうんざりさせている」と伝えた。 対米自立、安保・経済で米国と距離を置くルラ氏の姿勢はまず、就任後最初の外遊先に選んだ隣国アルゼンチンとの「共通通貨」創設に向けた協議開始の合意に表れた。当初から二国間貿易の決済での米ドル依存を減らすことが目的だと指摘されていたが、ルラ氏が明確にその意図を持っていたことは4月の訪中時にはっきりした。

    【アメリカを読む】就任4カ月、形をみせたブラジル・ルラ外交 植民地支配も影響
  • トランプ事件に酷似 ブラジル前大統領の関与焦点

    8日、ブラジルの首都ブラジリアで、治安当局者と衝突するボルソナロ前大統領の支持者ら(ゲッティ=共同)【ニューヨーク=平田雄介】南米ブラジルで、右派ボルソナロ前大統領の支持者らが議会や大統領府、最高裁判所を襲撃した事件から2週間余りが過ぎた。捜査の焦点は、昨年秋の大統領選で敗れたにもかかわらず、敗北を受け入れるよう支持者に求めなかったボルソナロ氏の責任を問えるかだ。2021年1月の米議会襲撃に酷似するこの事件はどう起きたのか。 事件は1月8日、ブラジルの首都ブラジリアで発生。暴徒化したボルソナロ氏の支持者らが窓ガラスを破って議会や大統領府に侵入し、内部を荒らした。暴徒が議会の議長席を占拠する様子は、米国のトランプ前大統領支持者による議会襲撃に酷似していた。 警察は数時間で制圧し、9日までに暴徒ら計約1500人を拘束した。

    トランプ事件に酷似 ブラジル前大統領の関与焦点
  • ブラジルやアメリカだけでなく…中間層の怒りで世界の政治は危機に陥る(全文) | デイリー新潮

    新年早々、世界の民主主義に暗雲が垂れ込める事件が発生した。 ブラジルで1月8日、左派ルラ政権に反発する右派ボルソナロ前大統領の一部の支持者が暴徒化し、首都ブラジリアで連邦議会などを襲撃した。 【写真12枚】「美しすぎる」と話題 米国で拘束されたロシアの女スパイ【プーチンも絶賛】 ブラジル政府は約1500人の容疑者を器物損壊やクーデター未遂などの理由で拘束し、幸いにも事態の早期沈静化に成功したが、ブラジルでなぜこのような事件が発生してしまったのだろうか。 昨年10月の大統領選決選投票はまれにみる激戦だった(当選したルラ大統領の得票率 は51%)。今年1月のルラ氏への支持率も同水準にとどまっており、新政権に対する国民の評価が真っ二つに分かれている。 今回のブラジルの議会襲撃が2021月の米国の悪夢(ワシントンの連邦議会襲撃)を彷彿とさせる事件だったことから、2年前と同様、今回もトランプ前大統領

    ブラジルやアメリカだけでなく…中間層の怒りで世界の政治は危機に陥る(全文) | デイリー新潮
  • [スキャナー]ブラジル議会襲撃、SNS過激投稿で先鋭化…「軍事革命呼びかけ」10万回視聴

    発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。 ヨミドクター yomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。 大手小町 大手小町は「どんな私も、好きになる。」をテーマに、キャリアや恋愛結婚、ジェンダーにまつわる情報を発信するサイトです。 idea market idea market(アイデア マーケット)」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。 美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。 紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日美術と伝統芸能など日文化の魅力を伝えます。 読売調査研究機構 東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講

    [スキャナー]ブラジル議会襲撃、SNS過激投稿で先鋭化…「軍事革命呼びかけ」10万回視聴
  • ブラジル前政権の法務相、襲撃共謀か…最高裁が拘束命じる

    8日、ブラジルの首都ブラジリアで、大統領府を襲撃した後警察とにらみ合うボルソナロ前大統領の支持者ら=AP 【リオデジャネイロ=大月美佳】ブラジル前大統領の支持者らが首都ブラジリアの大統領府などを襲撃した事件で、ブラジルの最高裁判所は10日、襲撃を共謀したとして、前政権下で法務・公安相を務めたアンデルソン・トレス氏の拘束を命じた。 最高裁はブラジリア連邦区軍警察前司令官を拘束したほか、連邦警察は同日夕までに727人を逮捕したと発表し、SNSなどで襲撃を扇動した人物がいるとみて捜査を進めている。 アンデルソン・トレス氏=ロイター トレス氏は事件当時、ブラジリア連邦区の保安局長だった。2人は襲撃事件の際、ジャイル・ボルソナロ前大統領の支持者らが大統領府などに侵入するのを黙認した疑いがあるという。 拘束を命じる文書で最高裁長官は、支持者らが連邦議会や大統領府、最高裁の建物に侵入した行為について、「

    ブラジル前政権の法務相、襲撃共謀か…最高裁が拘束命じる
  • 【産経抄】1月11日

    8日、ブラジルの首都ブラジリアで、治安当局者と衝突するボルソナロ前大統領の支持者ら(ゲッティ=共同)誰もが2年前に米国で起きた騒乱を思い出したはずだ。大統領選でのトランプ前大統領の敗北を認めない人たちが暴徒となり、連邦議会に乱入して死者が出た。ブラジルの首都ブラジリアで大統領府などに侵入したのは、ボルソナロ前大統領の支持者である。いわゆる「南米のトランプ」が敗れた昨年の大統領選には、「不正」があったというのだ。 ▼ともに民主主義を危うくする大事件だが、大きな違いがある。米国の暴徒の服装はバラバラだったのに対し、今回は申し合わせたようにサッカー代表チームのユニホームと同じ、黄色のシャツを着ている。サッカー王国という言葉だけでは説明できない事情がある。 ▼ボルソナロ氏は2018年の前回大統領選から、セレソンの愛称を持つ代表のユニホームをトレードマークとしてきた。一方、労組出身の現大統領、ルラ氏

    【産経抄】1月11日
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2023/01/11
    ブラジルの分断。
  • ブラジル襲撃 民主主義の原則を思い返せ

    たとえ反対であっても選挙の結果には従うという民主主義の原則を否定することは許されない。 ブラジルの首都ブラジリアで、ボルソナロ前大統領の支持者約4000人が連邦議会や大統領府、最高裁判所に侵入し、1500人以上が拘束された。 支持者らは、昨年10月の大統領選でボルソナロ氏が敗北した結果を受け入れず、抗議するために暴挙に及んだ。選挙結果が確定した後も、軍基地の周辺でデモを続けており、軍がクーデターを起こすことを期待していたという。 選挙に基づく平和的な権力移行は民主主義の根幹だ。立法、行政、司法の三権を象徴する建物を破壊する行為は、国の基盤の否定にほかならない。言語道断だ。 ブラジル当局は拘束者の訴追を進めるとともに、警備体制の検証と見直しを行わねばならない。 今回の事態を招いた責任の多くは、ボルソナロ氏にある。大統領選の期間中、電子投票の信頼性に疑義を呈し、支持者が「敗北したのは不正のせい

    ブラジル襲撃 民主主義の原則を思い返せ
  • 【主張】ブラジル議会襲撃 暴力は何も生み出さない

    選挙の結果が暴力で覆ることはない。 暴力が支持を得ることもない。それが民主主義のルールだ。 ブラジルの首都ブラジリアで8日、ボルソナロ前大統領の支持者が暴徒化し、大統領府や議会、最高裁判所を襲撃した。警察は数時間で制圧し、9日までに計約1500人が拘束された。 民主主義の象徴である三権を対象とした攻撃は決して許されるものではない。事件は同国の民主主義の大きな汚点となった。 ルラ大統領は9日、上下両院の代表、最高裁長官との三権の長の連名で「テロ、器物損壊、犯罪、クーデターを拒絶する」とする声明を出し、社会が平静を保つことを呼びかけた。 今回の事件は、2年前にトランプ前大統領の支持者らが起こした米連邦議会議事堂襲撃事件と酷似している。暴徒らが、前年秋の大統領選の選挙結果を受け入れず、十分な根拠を示さぬままに「選挙は盗まれた」と無効を主張するのも共通している。 昨年末に米南部フロリダ州にわたった

    【主張】ブラジル議会襲撃 暴力は何も生み出さない
  • 米議会占拠に酷似、ブラジル前大統領の支持者「票が盗まれた」と訴え暴徒化

    【ブラジリア=大月美佳】昨年10月のブラジル大統領選の結果に異議を唱えるジャイル・ボルソナロ前大統領の支持者らが8日、暴徒化し、首都ブラジリア中枢の連邦議会、大統領府、最高裁判所を襲った。その光景は2021年1月に米国で起きた連邦議会占拠事件と酷似し、選挙による平和的な権力交代という民主主義の根幹がブラジルでも揺さぶられた。 「ブラジルのため、国を救うために動いた。国が共産主義になれば、ベネズエラのように困窮してしまう」。襲撃に参加したブラジリアに住む無職女性(32)は語気を強めた。公務員クレオニシ・エレイチさん(55)も「透明な選挙ではなく、票が盗まれた。政府も最高裁も結託している。こんな不正がまかり通るなんて許せない」とまくし立てた。 ルラ・ダシルバ大統領は8日、自身のツイッターで、「(破壊行為は)前大統領の発言があおってきた。彼の責任で、彼を支持した政党の責任でもある」とボルソナロ氏

    米議会占拠に酷似、ブラジル前大統領の支持者「票が盗まれた」と訴え暴徒化
  • ブラジルの抗議キャンプ、軍が強制撤去…ボルソナロ前大統領はアメリカで入院

    【ブラジリア=大月美佳】ブラジルのジャイル・ボルソナロ前大統領の支持者が首都ブラジリアの連邦議会などを襲撃した事件を受け、軍や警察は9日、全国各地の軍関連施設前などで野宿して抗議をしていたボルソナロ氏の支持者らのキャンプ地を強制撤去した。8日夜、最高裁判所が24時間以内に廃止するよう命じていた。 8日、ブラジルの首都ブラジリアで、連邦議会に侵入するボルソナロ前大統領の支持者ら=大月美佳撮影 昨年10月末の大統領選決選投票でボルソナロ氏が敗北してから続いていた抗議活動は、沈静化するとみられる。 地元紙によると、同日朝から軍や警察が各地で出動し、少なくとも中部ゴイアス州や北東部バイーア州など6州と連邦区でキャンプ地の排除が進んだ。ブラジリアの軍部前のキャンプ地にいた約1200人は軍などが連邦警察の施設に連行し、取り調べを受けているという。 米フロリダ州に滞在しているボルソナロ氏は腹部の違和感

    ブラジルの抗議キャンプ、軍が強制撤去…ボルソナロ前大統領はアメリカで入院
  • 林外相がブラジル外相と会談、大統領府襲撃「許されない」…新政権支持の考え表明

    発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。 ヨミドクター yomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。 大手小町 大手小町は「どんな私も、好きになる。」をテーマに、キャリアや恋愛結婚、ジェンダーにまつわる情報を発信するサイトです。 idea market idea market(アイデア マーケット)」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。 美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。 紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日美術と伝統芸能など日文化の魅力を伝えます。 読売調査研究機構 東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講

    林外相がブラジル外相と会談、大統領府襲撃「許されない」…新政権支持の考え表明
  • 【主張】ブラジル左派政権 中国の浸透に一層警戒を

    ブラジル大統領選は労働運動の出身で左派元職のルラ氏が、奔放な言動から「ブラジルのトランプ」と呼ばれる右派現職のボルソナロ氏を破り当選した。来年1月、同国で6年ぶりの左派政権が発足する。 選挙はまれにみる接戦となり、互いに「近くにいたくない」など罵倒を浴びせ合った。決選投票の得票率は、ルラ氏が50・9%、ボルソナロ氏が49・1%だった。 先鋭化した陣営の対立が社会の分断を深め、将来に引きずることを憂慮する。政権交代の作業を通じ、融和に努めてもらいたい。 地域の主要国はメキシコやアルゼンチン、ペルーなどにブラジルが加わり、全て左派政権となる。中南米諸国は伝統的に親米保守政権により統治されたが、今世紀に入り、汚職や格差への庶民の怒りを背景に、「弱者の味方」を掲げる左派が支持を集めた。 警戒すべきはこれに伴い、米国離れと中国の浸透が顕著になったことである。中国は貿易の急拡大とともに経済援助をてこに

    【主張】ブラジル左派政権 中国の浸透に一層警戒を
  • 【宮家邦彦のWorld Watch】ブラジルから占う米大統領選

    支持者の声に応えるブラジルのボルソナロ大統領(中央)=10月30日、リオデジャネイロ(ロイター)原稿は難産だった。締め切りは月曜日だったが、既に日付は火曜日未明を回っている。ブラジル大統領選の結果は出たが、敗れた現職大統領人が敗北を認めるか否かが気になって、いまだ原稿が仕上がらないのだ。 幸い、我(わ)が産経新聞特派員が良い記事を書いていた。曰(いわ)く、中南米では「格差是正を訴える左派候補が現職右派候補に勝利する例が相次」ぎ、ブラジルの結果で「主要国は全て左派政権」となるばかりか、勝利したルラ氏では「中露への接近が顕著になる」という。「ブラジルが今後、国連憲章に違反するロシアウクライナ侵略を非難する方針を維持しなくなる」懸念もあるという。なるほど、知らぬ間に中南米は左傾化しているようだが、今回の筆者の関心はこれとはちょっと違う。 なぜブラジルの選挙なのかって? それは今回敗れたボル

    【宮家邦彦のWorld Watch】ブラジルから占う米大統領選
  • ブラジルの「貧者の父」ルラ元大統領、決選投票制し12年ぶり返り咲き

    【読売新聞】 【リオデジャネイロ=大月美佳】任期満了に伴うブラジル大統領選の決選投票が30日実施され、即日開票の結果、左派労働者党のルラ・ダシルバ元大統領(77)が右派自由党のジャイル・ボルソナロ大統領(67)を破り、12年ぶりの返

    ブラジルの「貧者の父」ルラ元大統領、決選投票制し12年ぶり返り咲き