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東洋経済オンラインに関するkanoetatsuのブックマーク (5)

  • 人間国宝・神田松鯉が語る「講談と落語」の違い

    落語家は扇子と手ぬぐいを持ち、座布団に座ります。講談師も扇子と手ぬぐいを持ち、座布団に座りますが、同時に釈台を置き、張扇というもう一つの道具を持つところが特徴です。この張扇は開きません。打つためだけの道具です。 落語は「会話」で話が進みますが、講談には「説明」が加わります。 たとえば、落語の場合、 「おい、八っつあん! あそこに何か白い物がチラチラしていねえか」 「ああ、なんだろう」 と会話の掛け合いで進展していくのですが、これが講談になると、 「道の先をずっと見渡すと何か白い物が揺れているように見える。熊五郎は八五郎の肩をたたき、『おい、あそこを見ろ』と指さしました」 となります。このように、台でいうところのト書き、つまり説明を読むのです。 時代や日時、季節や街の景色まで明確に語る 講談は、軍記物語などに注釈を付けてわかりやすく読み聞かせる芸ですから、説明が多く混じります。落語に比べ、

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  • 「ソ連崩壊」を1980年に予言していた本の凄い中身

    いかにも、現在の国鉄における非能率はたいへんなものであって、国鉄の売り上げとトヨタ自工(現・トヨタ自動車)の売り上げとはほぼ同一であるが、国鉄はトヨタ自工の10倍以上の人員を擁している。 また、国鉄には赤字線が多い。この赤字線を廃止し、人員を整理することこそ、国鉄が運送業という来の目的のために奉仕する最良の方法であり、これが日の国家目的からすればベストなのではあるが、なかなかそうはいかない。その理由の一つは、国鉄という組織が自己目的化し、それ自身の要請に従って動くからである。そして、国鉄の要請と国家の要請とが衝突しても、いっこうに気にすることはない。 ソ連軍は国家の要請を無視して行動している このような自己目的化した組織のなかで、最大のものが軍隊である。帝政ドイツにおいても、戦前の日においても、自己目的化した軍隊は、国家の癌であった。国家的要請と軍隊自身の要請とが衝突する場合には、軍

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  • 「ソ連崩壊」を1980年に予言していた本の凄い中身

    ソビエト連邦の崩壊を10年以上前に予言した小室直樹氏の『ソビエト帝国の崩壊』。光文社の新書レーベル「カッパ・ビジネス」から1980年に刊行され、40万部超のベストセラーとなりました。2022年はソ連建国100周年であり、ウクライナ侵攻で揺れるロシアを考えるうえでも、その価値はいまだ失われていません。同書を復刊した『ソビエト帝国の崩壊 瀕死のクマが世界であがく』(光文社未来ライブラリー)より一部抜粋してお届けします。 ※文中の一部に偏見や差別を助長するような比喩などがありますが、作が成立した当時の時代背景、および作者がすでに故人であることを考慮したうえで底のままとされています。同書から抜粋したこの記事も、差別の助長を意図するものではありません。 ソ連軍は巨大な国鉄である ソ連は、今や、経済も社会もイデオロギーも、すっかりあがったりになってしまった。しかし、そのソ連で文句なしに立派なのが

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  • 「昭和の炭鉱労働」強烈に危険だった現場の記憶

    事故の多くはガス爆発によるもの、また、それを原因とした火災によるものだった。炭鉱内では可燃性のメタンガスが発生することが多く、このガスに静電気や火花が着火し、爆発を起こすというものだ。 1962年を境に炭鉱は次々と閉山 現在あるような高性能なガス検知器が登場する以前は、「炭鉱のカナリア」(坑道のカナリアとも)と言われているように、炭鉱にカナリアやメジロ、ジュウシマツといった小鳥を入れたかごを持ち歩き、人間よりガスに敏感な小鳥のさえずりが(中毒を起こして)聞こえなくなったら危険なので引き返すということで検知していた(1995年に地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教施設サティアンの一斉捜査でも、毒ガス検知のためカナリアが使われていた)。 また、戦後最多となる死者、行方不明者458人を出した1963(昭和38)年11月9日に起きた福岡県・三井三池炭鉱の事故では、石炭の粉塵が発端となる火災が原因

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  • 小室直樹の著作が続々と復刻されるのはなぜか

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    小室直樹の著作が続々と復刻されるのはなぜか
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