日本三大禅宗の一つ黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山萬福寺(まんぷくじ)を開いた高僧隠元(いんげん)に先ごろ、天皇陛下から「厳統大師(げんとうだいし)」の尊称が贈られた。これは天皇が高僧らの死後に贈る諡号(しごう)と呼ばれるものだ。平安時代から1000年を超える伝統のある「大師号」だが、なぜか明治から昭和にかけての追贈件数が多い。皇室と仏教の深い関わりの一端を伝える大師号の歴史と意義を探った。(阿部博行)
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