3DCGで描かれた女子高生キャラクター「Saya」が、表情認識AIを取り入れて進化。イベント来場者の表情から感情を推定し、恥じらったり、はにかんだりする。 こちらが見つめると恥じらって目をそらし、笑うと彼女もはにかんだように笑顔を見せる――全て3DCGで描かれた女子高生キャラクター「Saya」が、テクノロジーイベント「South By Southwest Trade Show」(米オースティン、3月11~14日)に登場する。表情認識AI(人工知能)技術を組み合わせ、来場者の感情を推定してリアクションするまでに進化した。 Sayaは、CGアーティストの石川晃之さん、友香さん夫妻のユニット「TELYUKA」(テルユカ)が作成した架空のキャラ。2015年に夫妻がTwitterで初披露し、ネット上で「実写にしか見えない」と注目を集めた。 今回のイベントでは、4Kモニターに実物大のSayaが登場。来
アニメーションの制作現場といえば、セル画に手描きをするスタジオの風景を思い起す方が多いかも知れない。しかし近年はCGアニメーションの技術が格段に進化し、セル画とのハイブリット作品だけでなく、本編すべてがCGで制作された作品も増えている。わかりやすいところでは、映画『トイ・ストーリー』を世に出したスタジオ、ピクサーが先駆者として有名だ。そこからの進化は国内にも影響を与えている。 今回取材をしたのは、アニメーションに特化したCG制作を行う有限会社オレンジ。市川春子の人気マンガを原作にしたTVアニメ『宝石の国』は、日本アニメ界のCGを牽引してきた井野元英二さん率いるオレンジにとって、かつてないほど大きなプロジェクトとなった。社内の制作現場は、パソコンがずらりと並び、アナログ機材はほぼ見当たらない。取材時は残り3話分の公開を控えたタイミングで、スタッフはディスプレイに向かってモデリングツールなどを
アイアンマンシリーズやトランスフォーマーシリーズから、スター・ウォーズ/フォースの覚醒やスター・ウォーズ/最後のジェダイといった最新のスター・ウォーズをはじめとする、数々のハリウッド映画で特殊効果やVFXを担当してきたIndustrial Light & Magicが、2016年に公開された映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で駆使された驚愕のCGテクノロジーの一端をYouTube上で公開しています。 Behind the Magic of Rogue One: A Star Wars Story - YouTube ローグ・ワンの舞台のひとつであるジェダ・シティ これは全て3DCGで作成されている模様 街を別アングルから見たシーン。3DCGモデルに…… 光源を置いてエフェクトを追加。色はグレーのみですがよりリアルな立体に見えるようになります。 さらに、オブジェクトひとつひと
3Dアニメのパイオニア、ピクサースタジオの進化の変遷2017.07.17 15:035,679 中川真知子 1986年の設立当初から常に技術の最先端を突き進み、家族みんなで泣いて笑って楽しめるアニメ映画を作り続けているファミリー・フレンドリーな映画制作会社ピクサー。 そのクオリティはお墨付きで、公開されたら「とりあえず観ておけ」と言われるほど。単なる子供騙しな内容とは違い、しっかりとしたストーリーにメッセージ性の強いテーマ、どの年代が見ても得るものがあるというのが愛される所以でしょう。 そんなピクサーが今年リリースするのは、『カーズ』シリーズ最新作でモロに大人をターゲットにした『カーズ/クロスロード』と、死後の世界を舞台にしたオリジナル・ストーリーの『リメンバー・ミー』。両作の公開を待ちきれないBurger Fictionが、ピクサースタジオのアニメ変遷動画を作ったようです。 では、設立か
1998年6月29日(月)に創刊したCGWORLDこと、「CGWORLD + digital video」。おかげさまで、3月10日(火)にて通巻200号を達成することができた次第。改めて、これまでご支援いただいてきた取材先やライターさんをはじめとする外部パートナーの皆さんに感謝、何よりも読者の皆様に......と綴るのが本稿の主旨ではない。 近年は、毎号できるだけ描き下ろしや完全オリジナルの作品を表紙グラフィックに採用することを実践しているCGWORLDだが、記念すべき200号では、本誌編集部と深い関わりのあった伝説的ヴァーチャルアイドルを復活させることにした。前後編の2回にわけて、200号表紙グラフィックのメイキングをお届けしよう。 ▶「後篇」はこちら:【創刊200号記念】『TERAI YUKI』〜テライユキとの再会〜(後篇) 01.プロローグ さて、そんな200号の表紙グラフィックが
原作は1972年刊行の児童文学作品「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」 テレビアニメ「ガンバの冒険」が1975年に放送。 そして今年、「STAND BY MEドラえもん」を大ヒットに導いた映像制作会社「白組」が構想15年、制作費20億円をかけてCGアニメ映画化したのが・・・ 「GAMBA ガンバと仲間たち」です! ・・・が。 2015年10月に596スクリーンで公開され、土日2日間で動員5万8740人、興行収入は7505万3900円とのこと。 これって一回の上映でお客さんが10人とかそんなレベルなんですって。 ちなみにバケモノの子は457スクリーン、49万人、6億6千万円を土日で記録。最終的に50億円以上の興行収入。 なぜここまでコケてしまったのでしょう。。。
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