東京都は、都心と臨海部を結ぶ地下鉄新線の事業化に着手する。始発は首都の玄関口・東京駅とし、銀座や築地、豊洲などを経由して有明まで全7駅を新設する。開業は2040年代前半の見通し。羽田空港から臨海部に至るJR線と接続する計画もあり、東京五輪・パラリンピックを機に開発が進む臨海部の利便性を高め、国際ビジネス都市としての発展を目指す。 【図表解説】「臨海地下鉄」は都が優先的に整備を進める路線の一つ 小池百合子都知事が近く計画を公表する。複数の関係者によると、新線「臨海地下鉄」の総延長は約6キロ・メートル。東京駅の北東側に新駅「東京」をつくり、約1キロ・メートルごとに「新銀座」「新築地」「勝どき」「晴海」「豊洲市場」「有明・東京ビッグサイト」(いずれも仮称)の各駅を設ける。 東京駅を起点とすることで、新幹線などの広域鉄道網との乗り継ぎが容易になる。日本有数の商業地・銀座や旧築地市場跡地の再開発を控
関西電力は1月13日、5G・Wi-Fiスポット機能やカメラ、街路灯、デジタルサイネージなどを搭載した「スマートポール」の実証実験を始めた。スマートポールのデザインは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する機体をモチーフにしているという。 スマートポールは常時、街路灯や5G・Wi-Fiスポットとして機能する他、デジタルサイネージとスピーカー、防犯カメラ、ドローンへの無線給電ポート、太陽光パネルなども備えている。停電などの非常時には独立電源として、スマートフォンのワイヤレス充電や電源供給なども可能という。 エヴァンゲリオンをモチーフに決めた理由は、電力との親和性にあるという。機体の動力源が電力であることや、作中に登場する「使徒」を倒すために日本全国の電力を集める「ヤシマ作戦」の描写など、電力に関連する内容がアニメ内でも多く登場する。加えて、スマートポールはさまざまな機能を備えるため、エヴァ
世界で二番目にクールな街シモキタの再開発の物語 対立から対話、和解と協働へ。これは単なる再開発ではない/街の写真は矢郷桃さん撮影 保坂展人 東京都世田谷区長 ジャーナリスト 下北沢の小田急線「線路跡地」 街には顔があります。そして、行き交う人びとも、街の空気にさらされて光と影が動きます。 私も青春と呼べるかどうかの10代の理屈っぽい少年だった頃、この街を彷徨した記憶があります。 東京都世田谷区にある下北沢。 6年前、2013年3月23日午前1時過ぎ、地上を走る最終電車を見送る人びとが、踏切の左右にいました。 「サヨナラ踏切」「ようこそシモチカ」という1文字ずつのボードを持った人たちが並んで、最終電車が走り去るのを見送ると、最後に開いた踏切の左右から、人々が交錯してハイタッチで盛り上がりました。(『I LOVE 下北沢』) あれから6年、下北沢では工事が続きました。一部には、あまり工事期間が
東京の鉄道には踏切が多い 踏切というものは、鉄道にとって鬼門のような存在なのだが、正直なところ、筆者は踏切に疎い。なぜかと言えば、地下鉄には踏切がないからである。 少々、間の抜けた話に聞こえるかもしれないが、案外これは核心に近い問題だ。 国土交通省の資料によると、東京23区の踏切は620か所(2014年度末時点)にものぼる。これは、人口は同規模で面積では倍以上になるニューヨーク(同 48か所)やロンドン(同 13か所)と比較して数十倍であるし、ベルリンやパリと比較しても、東京の踏切は桁違いに多い。 なぜこのような違いがあるかといえば、本来は踏切とは都市高速鉄道にはふさわしくないものであるからだ。誤解を恐れずに言えば、「世界に冠たる」はずの日本の都市高速鉄道網には問題点が多いということになる。 都市高速鉄道の誕生 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、都市部の交通機関は馬車鉄道や路面電車が主
3月25日に池袋駅の南側に特徴的な建物が竣工した。菱形に組まれた鉄骨がビルの外観として目立つ。まるで鉄道のダイヤグラムを見ているようだ。 ビルの名前も「ダイヤゲート池袋」。このビルのオーナーは西武ホールディングスの中核会社・西武鉄道である。 今年の池袋はこの「ダイヤゲート池袋」をはじめ、いくつかのプロジェクトがお披露目を迎える。また、駅周辺では再開発プロジェクトも進む。 こだわりが光るダイヤゲート池袋 「ダイヤゲート池袋」は旧西武鉄道本社跡地に建てられたオフィスビルだ。20階建て・高さ約100mのビルには西武グループのうち西武ホールディングス・プリンスホテル・西武プロパティーズの3社が本社機能を4月に続々と移転した(西武鉄道や西武バスは従来どおり所沢に本社を置く)のをはじめ、貸し会議室を展開するTKPの「TKPガーデンシティPREMIUM池袋」やリージャスが運営するレンタルオフィス「リージ
鳥さんがフンを落とす ちょうどいい気温になりテラスが気持ちがいい。 ベア「天気がいいからシマトネさんも伸びる!」 ポニ「あー!!またフン落とされてる! テラスや駐車場で最近よく落ちてくるよ!」 MS家の上には電線がいっぱい 走ってるんだよ。 だから鳥さんがフンを落としてくる… ベア「もうこれは電柱や電線は 地下に埋めるべきでしょ!」 確かに埋めたほうが景観にも 災害の時もメリットはある。 (ヴェネツィアの旅) ただ無電柱化つまり電柱を地中に埋めることは デメリットもあるんだよ。 それを知った上で議論すべきだと思う。 そしてその議論は住む人のために行うべき。 オリンピックじゃなくてね。 東京2020オリンピック The Official Video Game Nintendo Switch版 前回は家視点での送電話バナシ。 今回は街全体や国レベルでの 送電のお話。 海外の空が広い都市 海外の
東横線、田園都市線をはじめ、「住みたい路線」アンケートでつねに上位にランクインしている東急電鉄。同社の現役執行役員、東浦亮典氏は、著書『私鉄3.0』(ワニブックス刊)で、沿線がこれからどう変化していくか、予測を行なっている。中でも大きな変化を見せているのが、再開発まっただ中の渋谷だ。これから渋谷はどう変わっていくのか? 東浦氏に「未来予想図」を描いてもらった。 再開発はまだ終わっていない 東急電鉄はこの数年ずっと渋谷の開発に力を入れています。その大きなきっかけは副都心線の渋谷乗り入れと東横線との相互直通運転が決まったことです。鉄道が地下化されることで、渋谷の再開発の計画が具体化していきました。 日本経済に大打撃を与えたバブル経済の崩壊後、政府・金融機関・民間企業は、当初の想定以上に長い間不良債権処理に時間と金を浪費してきました。 そこで、不良債権化した不動産を証券化することによって、焦げ付
2年後の東京五輪。対策を取らなければ、競技集中日の朝のラッシュ時に東京圏の鉄道が止まり、予定の時間に競技場や会社にたどり着けない人が続出するだろう――。中央大学理工学部の田口東(あずま)教授(66)がそんな試算をした。田口教授は、主な乗換駅で人があふれて乗り換えができなくなり、鉄道の運行が止まる可能性が高いと指摘する。 田口教授は数理モデルを使って実社会の課題を計算する専門家で、通勤電車の遅延計算モデルなどをつくってきた。東急田園都市線は朝のラッシュ時に各駅停車だけを走らせた方が遅延が減ると予測。東急はその2年後に急行の運転をやめた。こうした実学研究が評価され、所属する日本オペレーションズ・リサーチ学会で昨年、最高賞を受けている。 首都圏の通勤・通学の鉄道利用者は1日約800万人。田口教授は、招致段階の競技日程・会場計画に基づき、最も試合が多い日の観客を65万人と想定。時間ごとに首都圏の駅
都市経営型シミュレーションゲーム「シムシティ3000」のプレイヤーが、人口600万人の巨大都市「マグナサンティ」を作り出しました。マグナサンティは警察権力によって徹底的に管理され、犯罪発生件数0を維持できている一方で、住民は都市から一歩も出ることなく一生を終えるという、映画や小説に登場するようなディストピア都市となっているとのことです。 Magnasanti: The Largest and Most Terrifying SimCity | Rumors on the Internets https://rumorsontheinternets.org/2010/10/14/magnasanti-the-largest-and-most-terrifying-simcity/ 「シムシティ」シリーズは、自分だけの街を作り上げて、交通機関や電力などのインフラを整え、犯罪・公害・災害などに対
いま、東京や大阪の都心では、働く場所に近く利便性が高いとして住宅地としての人気が高まり、湾岸エリアを中心に大規模なマンション建設が相次いでいます。子育て世代を中心に都心に人口が流入した結果、児童が急増し、小学校の教室が不足したり、放課後の居場所の確保が難しくなったりするなどの影響が出ています。想定を超える児童の急増に自治体はどのように対応しているのか、取材しました。(ネットワーク報道部記者 飯田暁子) 思い切った改築を行った小学校があると聞いてまず取材に訪れたのは、東京・中央区の築地地区から500メートルほどの場所にある区立中央小学校です。子どもの数が減った平成5年に、2つの学校を統合してできました。 しかし、ここ数年、周辺にマンションの建設が進んだことで事態は一転します。小久保秀雄校長は「私が着任した5年前は、大きなマンションはほとんどありませんでしたが、ここ数年でどんどん増え、現在も学
子どもの交通事故が多く起きているところには、どんな特徴があるのだろうか。それを探るため、朝日新聞は公益財団法人「交通事故総合分析センター」の協力を得て、2015年までの4年間に14歳以下の死傷事故の割合が高かった区域を調べた。東京、兵庫、神奈川、大阪といった大都市部の住宅地が並んだ。 国の統計に使われている分析手法にならい、全国の地図を500メートル四方に区切ったマス目の区域に、同センターの事故データを落とした。件数の比較では人口や交通量によって左右されるため、全年齢の死傷事故のうち、14歳以下の割合が高かった順に五つの区域を抽出した。子どもの歩行者や自転車の事故が10件以上ある区域を対象にした。 最も割合が高かったのは、東京都大田区の大森南区域の住宅地で、14歳以下の事故は約27%。次いで兵庫県伊丹市北部の区域が約26%。いずれも自転車事故が7割超を占めた。歩行中の事故が多かった東京都調
リオオリンピックでは治安の問題などを抱えながらも、きらびやかな五輪公園などのオリンピック施設が建設されましたが、開催前に行われる予定だった貧民街の整備は行われず、開催中もプールの水が緑色になるなどの問題が起きていました。そして、リオオリンピックが終わって6カ月が経過した2017年2月現在、マラカナンスタジアムは電気代が未払いのまま閉鎖されており、オリンピックで実際に使われたスタジアムや五輪公園も荒廃の一途をたどっていることが報道されています。 Rio's Olympic venues, six months on – in pictures | Sport | The Guardian https://www.theguardian.com/sport/gallery/2017/feb/10/rios-olympic-venues-six-months-on-in-pictures リオオ
<昨年12月に無電柱化推進法が公布されたが、3500万本以上の電柱が林立する日本はこれで変わるのか。「これだけ多くの電線や電柱が地上に露出しているのは、世界的に見ると奇異」という東京大学の松原隆一郎教授にインタビューした> 【シリーズ】日本の観光がこれで変わる? 日本の狭い空へと、一斉に突き刺さる電柱や電信柱、複雑に重なり合う電線や電話線。こうした風景を、好んで撮影する外国人観光客もいるにはいる。だが、その姿勢には「極東のハイテク国家の意外な一面」を母国の友人たちに伝えるニュアンスが含まれていそうだ。 電線などを地中に埋設する「無電柱化」の都市政策は、国際的な趨勢である。すでに無電柱化率100%を達成しているパリやロンドン、シンガポールを筆頭に、ニューヨークは83%、ソウルで46%、北京で34%まで進んでいる。 日本国内でも、東京都下の国道や都道域に限れば、無電柱化率は35%に達する。しか
普通、世界各国の首都はその国第一の観光都市であることがほとんどだ。 ヨーロッパの国々は別格としても、北京はもちろんお隣韓国のソウルだって2つの世界文化遺産がある。 それにひきかえ東京はまず一切歴史的な街並みが残っていない。400年の歴史を持っているはずなのに。 何千という建造物があっただろう江戸城に現存する遺構は9個しかない。 江戸の町の7割を占めていた膨大な武家屋敷群は現存する遺構が門2つだけ。移築した遺構はもう少しあるが、ほぼ門だけ。これらはほとんど明治時代に取り壊した。 まあ残っていてもどうせ震災と空襲で壊滅しただろうが、いくら震災と戦争があったからって、丸の内の一丁倫敦と言われた近代建築群は残っていたものも戦後高度経済成長の中で全て取り壊した。 東京中央郵便局は外壁だけ。数少ない近代建築をどんどん壊して高層ビルに変えて、外壁保存すれば頑張った方。 東京で最も金をかけていて風格のある
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