・はだしのゲン ・アドルフに告ぐ ・ねじ式 あと一つは?
分類<019(読書、読書法)>の棚をブラウジングした。 (読みたい本を更に増やしてしまうかもしれないが、)読書法に関する資料を、積読に触れているものを中心に紹介する。 (1)本を速く読む方法・通読しなくてもいいという意見 資料1 『超速読力』 「超速読力」とは、本や書類を見た瞬間に内容を理解し、コメントを言えるという新しい力であるとし、その意義とトレーニング法について書いている。 資料2 『大学生のための速読法』 接する文献の多い大学生や大学院生のために、楽にポイントを読み取ることができる速読法を紹介している。 資料3 『読まずにすませる読書術』 読む必要のない箇所を見抜く技法や、本を読まずにすませる技法を紹介している。 資料4 『時間がない人のための即効読書術』 バスで読書する際に酔いにくい席の選び方(p.17-18)など、読書を効率化する具体的な技術を紹介している。 (2)多読や乱読な
とある公立図書館の利用カードが、持っていたくなるほどかわいいデザインだと話題です。こんなのあるんだ……! 懐かしいあの絵本のイラスト 図書館利用カードを作って思わず「かわいいうれしい」と投稿したのは、X(Twitter)ユーザーのエジプト(@egypt_miracle)さん。エジプトさんが作った利用カードには、馬場のぼるさん作の絵本『11ぴきのねこ』(こぐま社/1967年)の絵が描かれていたのでした。懐かしい! 画像提供:エジプト(@egypt_miracle)さん こちらは東京都の北区立図書館が発行しているもの。北区立図書館発行「ぽけっと3月号」によると、1989年に北区で11館目の図書館ができた際にこのイラストをカードに使用するようになったそうです。 北区の図書館が14館1分室になった現在でも『11ぴきのねこ』のイラストは利用カードに使われており、カレンダーや児童向けイベントパンフレッ
みなさん、借りてきた物が「壊れている」「汚れている」といった経験、ありませんか?そのような被害に遭い、貸し出すことができなくなった「本」などの展示会が、高松市で開かれています。【画像①】のように乱雑…
(1)日本国語大辞典で、まず「壱」をひいてみたところ、”【壱=壹】大字として、数の一に代用する”とあり。 (2)”大字”を複数の国語辞典でひき、壱から拾まで記載がある資料を紹介。 (3)金額を記載する時の文字として使う場合の考え方については、日本語の事典、書類の書き方の事典などを調べる。 NDC 日本語 (81 8版) 参考資料 (1)『日本国語大辞典 第1巻』(小学館・2000)|R813.1/ニ/1 (2)『広辞苑』(岩波書店・1998)|R813.1/コ (3)『大辞林』(三省堂・2006)|R813.1/タ (4)『日本語事典』(東京堂出版・1992)|R810.33/ノ (5)『事典日本の文字』(大修館書店・1985)|R811/シ (6)『便利な書類の書き方事典』(三省堂・1993)|R816.4/タ キーワード 大字 壱 弐 参 拾 照会先 寄与者 備考 その他、ビジネスマナ
ロシア・イワノボにあるジョージ・オーウェル図書館で書籍に手を伸ばす司書のアレクサンドラ・カラショーワ氏(左、2023年10月20日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【1月28日 AFP】ジョージ・オーウェル(George Orwell)、ウラジーミル・ソローキン(Vladimir Sorokin)、フョードル・ドストエフスキー(Fyodor Dostoevsky)──。司書が、ロシアの暗い時代に光を放つ手助けになると考える作品を棚から数冊選び出した。 ここは、首都モスクワから車で5時間の距離にある工業都市イワノボ(Ivanovo)に昨年オープンした「ジョージ・オーウェル図書館(George Orwell Library)」だ。プロパガンダと検閲の強化に対抗すべく設立された。 老朽化した建物の中にある簡素な図書館には、コンピューター1台と数百冊の本が置かれ、司
いや嫌いじゃないんすけどね。なぜか忌避してしまうのよ。 理由1:古い本がたくさんあって埃っぽい&手あかっぽい。臭い。 理由2:ネットほど情報が新鮮ではない。 理由3:がちの専門的なものはなく、趣味雑学の域を出ない。 理由4:999%の確率で朝9時から場所を占有する爺さんばあさんがいる。 理由5:その爺さんばあさんと世間話を永遠としている司書さんがいる。 理由6:「どっかの他人の家」感がなじめない。ビジネス然としてほしい。 理由4~6がなければいいと思うんすけどね。 年寄りのサロンみたいになっていて、それさえ解決できれば。情報のクロールには良いと思う。 あと本はぜんぶ電子化して座席の端末で電子ペーパーを閲覧できるようにしてほしい。 📚📚📚 追記 📚📚📚 ジイさんと!バアさんと!数珠をにぎって空おがむ!ハァ(゚Д゚)! オラこんな図書館いやだ~
出版取次最大手の日販(日本出版販売)が発行した『出版物販売額の実態2023』によると、22年度の出版物のインターネット経由での販売額は書店経由での販売額を超えた。紙の書籍・雑誌に限ると、書店ルートの推定販売金額は8157億円だったのに対しネット経由は2872億円と依然として書店経由が圧倒的に多いが、電子出版物が6670億円と推定される。購入ルート別ではネット経由(紙の本+電子出版物)がリアル書店を超えたことになる。書店ルートは縮小し、ネットルートが伸びる傾向は今後も変わらないだろう。 リアル書店からネット書店や電子出版物へと消費者が流れる原因のひとつに、リアル書店における在庫情報の不備が挙げられる。ネットで在庫情報を公開している書店も一部にはあるが、まだまだ少数で、各店を横断的に検索するのも難しい。1冊の本を探して何軒もの書店をハシゴした経験のある人は多いだろう。だからつい「急ぎの本はネッ
記者コラム「多事奏論」 論説委員・田玉恵美 図書館で奇妙な体験をした。ある資料を閲覧したいと申し出ると、しばらくしてやってきた職員にこう言われた。 「これは、所蔵しているかどうか、お答えしないことになっているんです」 私は新潟県立図書館で、来年の世界文化遺産登録をめざす佐渡金山について調べていた。検索したところ、かつての鉱山会社が提供した「佐渡鉱山史」を所蔵しているとの記述があったのだが……。 説明に出て来た職員は、隣にある県立文書館の副館長だった。この資料があるかないかすら言えないのはなぜか聞くと、「それも言えない」という。 取材すると、佐渡鉱山をめぐっては、ほかにも新潟県で「お蔵入り」になっている資料があった。 「戦時中に佐渡鉱山で働いた朝鮮人労働者の名簿を、県立文書館が持っている」 歴史研究者の竹内康人さんは、研究者仲間から以前そう聞いた。今年4月、同館に閲覧したいと申し出ると、非公
●外壁補修、バリアフリー化 ●金沢市教委、9月補正 金沢市教委は、世界的建築家で文化功労者・日本芸術院会員の谷口吉生氏が父吉郎氏と手掛けた玉川図書館の改修に向けた基本計画を固めた。谷口建築の意匠を堅持し、時代の変化に合わせて施設の機能強化を図る。外壁などを補修して45年前の完成当時の状態を復元するほか、バリアフリー対応などを進める。 9月補正予算案に7790万円を盛り込む。基本設計を簡素化し、来年度以降に行う予定だった実施設計を今年度内に前倒しする。着工、完成時期は未定。 玉川図書館は吉郎、吉生両氏の最初で最後の親子による共作で、新築の本館を吉生氏、既存の赤れんがの建物改修を吉郎氏が設計し、1978(昭和53)年に完成した。本館はシンプルな意匠の外観で、外壁には年月を経ても錆(さび)が風合いを醸す鋼材が使われている。 本館の改修は初めてで、計画では外壁や出入り口付近の歩道のコンクリートなど
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東京大学大学院人文社会系研究科・文学部(以下、東大文学部)は、大江健三郎氏から自筆原稿などの資料の寄託を受け、この度、大江健三郎文庫を正式に発足することになりました。 2021年1月、大江健三郎氏と大西克也研究科長(当時)のあいだで寄託に関する契約を締結したのち、資料の整備と並行して、資料の利用について双方で検討を重ね、2023年7月4日、大江健三郎氏の著作権継承者と納富信留研究科長とのあいだで寄託資料の利用に関する契約が締結されました。 寄託資料は、大江氏の自筆原稿・校正刷など1万8千枚を超えており、このような規模で現代作家のデジタルアーカイブが構築されるのは国内でも稀有なことになります。 東大文学部では、2023年9月1日、大江健三郎文庫発足記念式典を開催し、同文庫を正式にオープンします。研究者に対して、1万8千枚におよぶデジタルアーカイブ、3500点を超える資料の閲覧の場を提供するほ
【読売新聞】県立長野図書館(長野市)には、戦時中に国の検閲により閲覧が禁止された戦前戦中の書籍約400冊が保管され、来館者が手に取ることができる。これらは2015年に、館内で偶然発見された目録にまとめられていたものだ。検閲の記録は県
男性5人組が田原市中央図書館職員と口論、警察も出動 田原市中央図書館で28日、住宅地図の多数のページをコピーしようとした5人組グループが、著作権法などに基づいて注意した職員と口論になるトラブルがあった。何が目的かは分かっていない。グループは立ち去った。図書館職員は「複写サービスの適正利用を求めた際に起きたトラブル」と説明した。 職員によるとその前、図書館に「豊橋と豊川のゼンリン住宅地図があるか」という問い合わせ電話が2人からあった。応対した職員はリポートを作る学生からだと思っていたという。 その後、30代とみられる男性2人が訪れ、両市の地図の複写申請を出した。2市のゼンリン地図の見開きの片側ぺージを2人がそれぞれ、多数のページを複写するという内容だった。 著作権法は図書館の蔵書を複写する場合、権利者が許可している場合を除き、その一部のみのコピーが可能としている。多くの図書館はこれに従い、地
児童文化評論家の赤木かん子に手紙を書いたのは、大学一年の時だったような気がする。それは赤木の「ヤングアダルト」というジャンルをもっと広げるべきだという論旨の文章に反対したもので、私は、高校生くらいになったら、別に大人が読むものを普通に読めばいいので、ヤングアダルトなどという細かい年齢による読書の区分けをしなくてもいいだろうと主張したのである。多分掲載誌の出版社宛てに出したのだろうが、返事は来なかった。当人が読んだかどうかも知らない。 その後の歴史は、現実には私の敗北で、公共図書館や大きな書店にはしばしば「ヤングアダルトコーナー」が設けられている。これはある意味で出版戦略の勝利であったかもしれない。だが私の、高校生になったら大人向けのものでも何でも読めばいいという考えは変わっていない。 私は図書館で、時々絵本を借りるが、そうすると図書館員から「お子さんがいらっしゃるんですか」などと訊かれたこ
小林昌樹(近代出版研究所) ■一般人の賛嘆と一部玄人の批判と 今年7月の開館以来、ツイッターなどネットで話題の新しい石川県立図書館。そこへ遊びに行ってきた。ネットを検索してもらえばわかるように、ローマの円形闘技場のような、中央の円形配置書架(円形書架、【図1】)の壮大さでとても「写真映え」する図書館だ。 【図1】美しい円形書架 ツイッターなどネットの反応を見ると、写真入りで一般読書人の支持や賛辞が連綿とつづられている。しかしそんな中に、ちらほら一部図書館人による円形書架批判が見つかる。いったいどんなものだろう、という好奇心もあり、7月に新しく館長になったばかりの田村俊作先生(慶應義塾大学名誉教授)に旧知の柳与志夫先生(東京大学特任教授)が見学をお願いするというので、11月に私も一緒に見てきた。館長自らご案内いただき、見終わってみると「なるほどなぁ」という感想が最初に浮かんだ。 ■「映える」
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