斎 藤 は い か に し て フ ェ ミ 棚 と 出 会 っ た か 私と「女性学」棚とのつきあいは、かれこれ25年以上になります。 この地に最初の一歩を踏み入れたのは大学生になったばかりのころ、70年代の後半でした。「フェミニズム」も「女性学」も「ジェンダー論」もまだなくて、「ウーマンリブ」「女性問題」という呼び方が支配的だった時代です。70年代の本にはパッションがあって、いま読んでもなお刺激的です。がしかし、それらを一通り読んでしまうと、じきに飽き足らなくなった。 リブには理論がない--それが不満だったのです。 それから私は子育て雑誌の編集者になり、その後は編集プロダクションで仕事をするようになりました。ときは80年代。巷ではフェミニズムが話題になっていましたが、私の興味は薄れていて「いまごろ遅いんだよ」と思ってた。フェミニズムっていうのは目の前の霧が晴れていくような思想ですから、そ
迷走を極める岸田政権。この状況を打破するのは、“ガラスの天井”をブチ壊す女性リーダーの登場ではないのか。自民党の野田聖子・衆議院議員、立憲民主党の辻元清美・参議院議員、共産党の田村智子・参議院議員の3人が、党の垣根を飛び越えて語り合った。(全3回の第1回) * * * 辻元:2021年9月の自民党総裁選では4人の総裁候補のうち、2人が女性でしたよね。私はあの時「やられた!」と思ったんです。自民党に先を越されたと。 野田:あの時は岸田(文雄)さんと河野(太郎)さん、高市(早苗)さん、私の4人の戦いでしたね。かつての総裁選は派閥の長じゃないと出られなかったので、自民党も随分変わった。同じ女性でもキャラクターや政策が両極端な2人が立候補できたのは大きな進歩です。 辻元:自民党は与党だから、総裁候補イコール総理候補です。立憲民主党は自民党に触発され、2021年11月の代表選に西村智奈美さんが立候補
先月、ディズニーの実写映画版『リトル・マーメイド』のティーザートレイラーが公開されました。『リトル・マーメイド』は1989年にアニメ映画が公開され、低迷気味だったディズニーに大ヒットをもたらしました。ディズニー・ルネサンスと言われる、ディズニーにとっての復活の時代の始まりとなった映画だと言われています。 『リトル・マーメイド』のヒロインである人魚のアリエルを実写版で演じるのは、黒人女性であるハリー・ベイリーです。ベイリーは歌唱力が抜群で、アニメか漫画から出てきたようなちょっと浮世離れした雰囲気もあり、ディズニープリンセスにはぴったりだと思いますが、アニメ版のアリエルは赤毛でどちらかというと白人に近い容姿でした(人魚に人間同様の人種があるのかどうかはあまりよくわかりませんが)。このティーザーは前作では白人だったアリエルが黒人になったということで人種差別的な攻撃を受けることとなりました。本作の
明治19年に公布された帝国大学令には、帝国大学への入学を男子に限るという規定はなかったが、それは女子が入学することは想定すらしなかったためである。本学はこれを逆手に取ったことになる。大正2年に入学したのは女性受験者4名のうち黒田チ… https://t.co/2TOYm5eclh
ハッシュタグ『#女性主人公映画ベスト10』を集計しました!有効投票857名が選んだ最高のヒロイン映画は『羊たちの沈黙』でした! 1位:羊たちの沈黙(1991年) セクハラやトラウマに晒されつつも連続女性殺人鬼に立ち向かうFBI捜査官のクラリス。彼女の姿は世界中の人々に大きな感銘を与えました。 後続の作品に与えた影響も大きく「プロファイリング」は一般用語になり、プロファイリングモノの作品が大量に生産されました。日本に与えた影響も絶大で『踊る大捜査線』から『グラップラー刃牙』までジャンルを超えて様々な作品が『羊たちの沈黙』を真似しています。 ジョディ・フォスターが1位になった記念に当時の日本車のCM動画貼っておきます。 www.youtube.com 2位:エイリアン2(1986年) 映画史上最高の名台詞の一つとして名高い「Get Away from her, you bitch(彼女から離れ
ジェンダー意識の偏りは日常においても「足かせ」 ――日本人のジェンダー意識がつくりだしている様々な束縛をどうご覧になっていますか? 北村 「男らしさ」にしろ「女らしさ」にしろ、文化圏や時代によって「らしさ」のイメージはかなり異なります。日本で「男らしい」とされることが他の地域では男らしくないとされたり、逆もまたしかりです。私たちの多くが食事を食べるときに「いただきます」という習慣をもの心つく頃から身につけるとの同じような感じで、それぞれの生育環境で、ジェンダーによる「らしさ」のバイアスが刷り込まれています。 たとえば、男はあまり感情を見せない、人前で泣いたりするものではないといったイメージは日本にも英語圏にもわりと広くあるものですが、日本ではそれだけではなく、夫は家のことには口を出さない、家のことは妻に任せきりにするのが男らしいという感覚が根強くあると思います。 一方で家のことは細かく把握
九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 広く表現の自由を守るオタク連合@hyougenmamoru届いたので読みます。 https://t.co/bVSBWeVing 2022/06/14 19:30:11 今回はこちらの1冊。入手にいささか難儀しましたが、手に入ったのでさっそく読みました。 本書は日本に蔓延する「女性差別カルチャー」とでも言うべきものに関して、多くの筆者が短い文章を寄せたものになっています。著者は小川たまか氏、隠岐さや香氏、能川元一氏などです。 『刊行にあたって』によれば、本書が制作されたきっかけは呉座勇一のハラスメントを契機として公開された、いわゆるオープンレターがバッシングを浴びたことでした。しかし、本書の内容は演劇界や映画界における性暴力からメディア批判、表現の自由戦士まで
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レビューサイトやSNSを通じ、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のレビューにざっと目を通してみると、その話題の中心にいるのは圧倒的にワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチである。 ドクター・ストレンジによる型破りの魔法バトル、そのさらなる成長と、新たなるヒーロー、アメリカ・チャベスとともに駆け抜けるギミックたっぷりのマルチバースの風景など、見どころはたっぷりだったが、それでもこの映画の真の主役はスカーレット・ウィッチであるということでおおかたの観客の意見は一致しているように見える。 話題作なら当然だが、本作にも賛否両論がある。その賛否両論の渦のなかで、圧倒的に俎上に上がっているのも、スカーレット・ウィッチだ。 映画内での彼女の描写をめぐるさまざまな反応を見るに、大まかには以下の2つに分けられるように思う。 パワフルなスカーレット・ウィッチの破壊行為を見るのが「快感
今、女性芸人の世界が揺れている。女性芸人といえば、当たり前のように「ブス」「デブ」「非モテ」をいじられ、そこで強烈なインパクトを残すことが成功への足がかりとされてきた。 しかし、持って生まれた容姿や未婚か既婚かどうかの社会属性などを「笑う」ことに対して、今世間は「NO」という意思表示をし始めている。「個人としての感覚」と「テレビが求めるもの」、そして「社会の流れ」。三つの評価軸の中に揉まれながら、女性芸人たちは新たな「面白さ」を探し始めている。 ◆ この「女芸人の今」連載で、たくさんの女性芸人にインタビューをしてきた。芸風や年代に関わらず、女性芸人が女性芸人を語る時、必ず出てくる「上沼恵美子」という名。 かつての女天才漫才師は、レギュラー13本をあっさり捨てて関西テレビ社員だった夫と結婚、そして出産。なにわのヤング主婦としてタレント業を始め、いつしか「西の女帝」と呼ばれるようになった上沼恵
呉座氏を団体交渉で支援している新世紀ユニオンの、3月31日の下記エントリがはてなブックマークを集めていた。 脅迫・圧力に屈し違法解雇を行った人間文化研究機構・日文研! - 委員長の日記 違法解雇の発端は歴史学者のG先生のカギ付きアカウントの(ツイッターでの)「つぶやき」で、相手の名前を出さずに皮肉っていたことでした。これを実名で公表したのは「被害者」側でした。自分で差別発言だと実名を出し、社会化した場合、普通慰謝料は請求できません。 まず、この書き出しでいきなり首をかしげた。記憶では被害者は慰謝料を請求していなかったはずだが、いったい何を主張したいのだろうか。 また、少なくとも呉座氏は被害者のハンドルネームを表記して誹謗中傷をくりかえしていた。それを「相手の名前を出さず」といえるだろうか。 とはいえ、懲戒や内定取消の違法性を争うことは当然の権利であるし*1、そこで労働組合にたよることも悪い
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