ポーランドのレフ・ワレサ元大統領(2013年10月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/JANEK SKARZYNSKI 【2月19日 AFP】ポーランド民主化運動を率い、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したレフ・ワレサ(Lech Walesa)元大統領(72)が、同国の共産主義政権に協力して報酬を得ていたスパイだったと示す文書が見つかったことが18日、分かった。ワレサ氏は怒りもあらわに疑惑を否定している。 ナチス・ドイツ(Nazi)支配下と共産主義時代の犯罪を訴追する「国民記録機関(IPN)」の代表が記者会見で明らかにしたところによると、新たに見つかった秘密警察の文書には「レフ・ワレサ、(暗号名)『ボレク(Bolek)』が署名した協力の契約書」が含まれているという。 文書は、昨年死去した共産政権時代の将軍の妻の自宅で見つかり最近IPNが入手した資料に含まれていた