「経営コンサルタント」という職種が、なぜ今日も機能しているのか? それは「経営を科学する」というコンセプトと「ロジカル・シンキング」という方法論が明解だからです。 一方「経営にクリエーティビティーを」というコンセプトは魅力的です。でもそこには「ロジカル・シンキング」と異なる、ビジネスパーソンが広く使える、どんな方法論があるのでしょう? アイデアづくりやクリエーティビティーは、そのプロセスが一見メチャクチャのグチャグチャ。だからなのか、よくクリエーター個人の能力やコツとして説明されます。電通社内ですら「クリエーターには、それぞれのやり方があるから」という人が少なくありません。しかし本当にそれは、おのおのバラバラな「個人芸」なのでしょうか? そこに共通する方法論はないのでしょうか? ビジネスとアイデアづくりの関係は、そんなにフワフワとしたものなのでしょうか? こっそり100回を迎えた本連載。そ