ことし3月に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった、コメディアンの志村けんさんの出身地、東京 東村山市は、その功績をたたえて志村さんを名誉市民に選定する見通しとなりました。 これは、東村山市の渡部尚市長が19日に開いた記者会見で明らかにしました。 ことし3月に志村さんが70歳で亡くなって以降、市には、感謝の気持ちなどを伝えるメッセージが、2万2300件余り寄せられたということです。 市は、東村山の知名度を高めたなど功績をたたえ広く市民やファンに愛された志村さんを顕彰するため、名誉市民に選定する方針を固め、市議会に提案することになりました。 会見で渡部市長は「志村さんには笑いを通して多くの夢や希望、元気をもらった。お笑い界のスーパースターが東村山から誕生したことを後世に伝えたい」と話していました。 市側がかつて志村さん本人に名誉市民になってもらうよう打診した際は、志村さんが固辞したとい