「ゲームチェンジ」の時代がやってくる。社会の分断や格差の拡大、環境問題など様々な課題を背景に、国家、経済、社会、あらゆる分野のルールや前提が変わる。過去の常識はもう通用しない。2030年に向けて、世界とあなたはどんな未来を描くのか。果て無き挑戦が始まる。日本経済新聞は1月31日、連載企画「2030 Game Change」をスタートした。<私たちを待つ5つの変化>1 「もうひとりの自分」
データを活用し課題解決を目指す「データサイエンス」について、全大学生に知識を身につけさせる動きが始まっている。日本経済新聞の調査に、全国の有力大の約7割が初級レベルの授業を必修化すると答えた。デジタル時代のビジネス現場に必要な能力の基礎を固める一歩といえる。一方で応用レベルには遠く、不足する指導者の確保が急がれる。産業界ではデータに基づく経営の意思決定の重要性が増しているが、国内人材は不足して
サワイグループホールディングス(GHD)は3日、品質不正問題が発覚した小林化工(福井県あわら市)から後発薬の全工場と関連する部門の人員を譲り受けると発表した。物流や研究開発の拠点も譲り受ける。サワイGHDは2022年3月末までに新たに立ち上げる子会社で設備と人員を受け入れ、23年4月から出荷を始める。後発薬は日医工や小林化工の品質不
みずほフィナンシャルグループ(FG)はこれまでも大規模なシステム障害や不祥事を起こし、金融庁から業務改善命令を受けてきた。そのたびに組織再編など外形的な改善策を打ち出してきたが、当局の意向ばかり気にする姿勢も目立った。外部頼みの改革は不発で、自ら企業風土を変えるには至らなかった。新体制は重い責任を負う。「日本の決済システムの信頼性を損ねた。経営陣の責任は重大と言わざるを得ない」。金融庁はみずほ
【ニューヨーク=河内真帆】男子プロゴルフのタイガー・ウッズ選手は11月30日、2月の交通事故以来初めて記者会見を開き、「この右脚は事故前の状態に回復するとは思えない」と述べた。今後のPGAツアーへの不参加を表明し、将来の完全復帰は難しいとの見通しを示した。バハマで開催中の試合会場で約40分ほど会見に臨んだ。あと1カ月で46歳になるウッズ選手は「時間はとめられない。若くなることはでき
東芝の2020年7月の定時株主総会を巡る問題で、同社の「ガバナンス強化委員会」が11月、再調査結果をまとめた。同問題の調査報告は3本目で、それぞれ内容が異なる。今回の報告は当時の執行役などの行動を「企業倫理に反する」と批判、再発防止策への提言も盛り込んだ。企業統治の専門家らは「報告書が意味を持つかは、東芝が今後どのような統治向上策を実行するかにかかっている」と指摘する。「中立的」な報告書報告
オーケー(横浜市)は17日、差し止めを求めている関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)グループとの経営統合について、申し立てが棄却された場合は株式買い取り請求権を行使し、保有する関西スーパー株を売却する方針を発表した。差し止めが認められた場合は関西スーパーのTOB(株式公開買い付け)に乗り出すことも改めて明らかにした。オーケーは10月29日の関西スーパーの臨時株主総会
小田急電鉄は2022年春から小学生のICカード運賃を全区間で一律50円に引き下げる。新型コロナウイルスの影響で輸送人員の落ち込みが続くなか、子育て世代の鉄道利用を喚起するのが狙いだ。運賃引き上げに動く鉄道会社もあるなかでの異例の対応に沿線自治体からは歓迎の声も上がっている。小学生運賃の見直しは8日に発表した。ICカード利用時の初乗り運賃を63円から50円に引き下げたうえ、全区間を初乗り運賃で乗
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