PALTEKは6月27日、英picoChipおよび米Wintegraと共同で、新無線ソリューション「フェムトセル」のデモンストレーションを行った。 フェムトセルは「ホーム・ベースステーション」とも呼ばれ、オフィスや家庭内に設置する携帯電話基地局のことを指す。フェムトセル機器を設置することでブロードバンド回線から携帯電話網に接続できるため、携帯電話を屋内で固定電話として使用する「FMC」にも対応できる機器として注目を集めている。 picoChipのCEOであるギアム・デサティエ氏によれば、同社はWiMAXや第3世代携帯電話(3G)などの無線チップを提供する企業という。デサティエ氏は近年、固定電話の利用者が減少し、VoIPの利用者が増加していると指摘。3Gキャリアの売上は伸びているが、今後は無料のIP電話やSkypeといったサービスの台頭で、無線市場は飽和状態になると予測する。 この状況でキャ