「止めてはいけない重要なシステムは、世の中にどれだけあるのだろうか。ベンダーや顧客、マスコミも交え、もっと議論すべきだ」──。情報サービス産業協会(JISA)の浜口友一会長(NTTデータ取締役相談役、写真)は、8月31日に開いた記者懇談会で、こう問題を提起した。 浜口氏は、一時も止めてはいけないシステムとして航空管制システムを例に挙げた。刻一刻と移動し続ける航空機を監視するシステムが障害で止まれば、多数の乗員乗客の生命が危機にさらされるためだ。 その一方で浜口氏は、「大手銀行のATMがシステム障害で30分止まると、(新聞やテレビは)大問題として報道する。だが、本当に止まってはいけないのだろうか。30分でだめなら、何分だったら許されるのだろうか」と疑問を投げかける。「日本という国は欧米と比べ、こと信頼性に関して見る目が厳しい。その日本人の要望に応える形で、システムの信頼性は高水準の領域に達し
電子メールもビジネス文書の1つという意識をあなたは持っているでしょうか? 日常的に気軽に使っているツールだけに、ビジネスで使うときは一層の気配りが必要です。ここではビジネス文書という観点から、電子メールの基本を見てみましょう。 改まった連絡や至急な要件はメールに不向き 電子メールは、電話のスピードと文書の確かさを併せ持つ、優れた通信ツールです。しかし身近になった半面、電話代わりに使う人がおり、かと思えば手紙代わりに使う人もいて、その位置付けは混乱気味です。正しく活用するには、まず、電子メールの「ビジネス通信ツール」としての位置付けをきちんと認識しておきましょう。 今のところ、社会的には、電子メールの使用について以下のような共通認識が確立しています。 (1)日常的な連絡 (2)それほど緊急性がない通信 (3)比較的単純な内容のやりとり (1)でいう日常的な連絡とは、改まった連絡事項ではないこ
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