「つばさの党」の候補者だった根本良輔・同党幹事長の自宅から看板などを押収する警視庁の捜査員ら=2024年5月13日、東京都練馬区東大泉6丁目 「選挙妨害」か「表現の自由」か――。4月28日に投開票された衆院東京15区(江東区)補欠選挙で、他政党の演説会場で大音量のヤジを飛ばしたり、選挙カーを車で追いかけまわしたりするなどの行為が批判されていた政治団体「つばさの党」。警視庁は13日、事務所や黒川敦彦代表(45)、補選に立候補した根本良介幹事長(29)それぞれの自宅計3カ所に、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で家宅捜索に入った。選挙期間中、現場で取材していた記者が当時の“妨害”の様子を振り返る。 【写真】そもそも載っていいの?公衆電話ボックスの上から大音量で“妨害” 4月8日、都民ファースト、国民民主が推薦した無所属の乙武洋匡氏や応援に来た小池百合子都知事の街頭演説会。根本氏は大音量で乙武