患者が列をなす発熱外来。車で待機する人の姿も=5日午前9時45分、沖縄・那覇市の曙クリニック(画像の一部を加工しています)
沖縄のプロ野球チーム、琉球ブルーオーシャンズは、15人の新型コロナ感染者が出たと発表しました。複数のコーチと選手が、遠征先のキャバクラ店で、深夜まで飲酒していました。 球団の発表によりますと、今月11日、コーチと選手とその知人3人の合わせて5人が当時、まん延防止等重点措置が出されていた福岡県内で、深夜0時ごろまでキャバクラ店を利用したほか、その翌日にも別のグループの選手らが酒類の提供を伴う飲食店に深夜0時頃まで滞在したということです。 沖縄に戻った15日になって、規律違反に関わっていない選手1人が体調不良を訴え、チームの全員がPCR検査を受けたところ、20日までに15人の感染が確認されました。 その後の内部調査で今回の規律違反が発覚したということです。 保健所の業務ひっ迫で濃厚接触者が特定されていないため、陰性の選手やスタッフも含め37人が自宅療養もしくは自宅隔離となっています。 球団の北
東京都内では29日、新たに3865人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、3日連続で過去最多を更新しました。 入院患者はことし1月以来、3000人を超え、都の担当者は「感染者の増加に伴って入院患者も増えていて、医療のひっ迫が始まっている」と強い危機感を示しています。 東京都は29日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて3865人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 都内では28日に初めて3000人を超え、3177人の感染が確認されましたが、29日はさらに688人多くなりました。 これで、3日連続で過去最多を更新しました。 また、29日の3865人は、1週間前の木曜日の倍近くに増えています。 29日までの7日間平均は、2000人を超えて2224.1人で、前の週の161.9%となり、これまでにないスピードで感染が拡大しています。 都の
福島県いわき市にキャンパスがある東日本国際大学の野球部で発生したクラスターについて、市は8日、新たに30人の感染が確認されたと発表し、このクラスターの感染者は合わせて42人となりました。 いわき市の東日本国際大学の野球部では今月4日に部員の新型コロナウイルスの感染が確認され、150人余りの部員全員のPCR検査が行われていました。 いわき市の清水敏男市長は8日午後7時から記者会見し、新たに10代の部員20人、20代の部員10人の合わせて30人の感染が確認されたと発表しました。 これまでに感染が確認された12人とあわせて、このクラスターの感染者は合わせて42人となりました。 感染した人のほとんどは無症状だということで、患者の体調に合わせて、病院への入院ではなく、ホテルや宿泊療養施設に直接、入所してもらうことも検討しているということです。 また、いわき市ではほかに8人の感染も確認されていて、市内
新型コロナウイルスの影響で各地の医療体制が逼迫(ひっぱく)する中、医療従事者の疲弊が顕著になっている。感染を警戒して神経が張り詰め、理不尽な行動を取る患者に振り回される。旅行や会食に制限を設けられ、気分転換や休息とも縁遠い。「気持ちの持ち方が難しい」。診療にあたる男性医師(45)が取材に応じ、最前線の現実を明かした。 (鈴木俊輔) 「俺をばいきん扱いするのか!」。大阪市内の総合病院で怒号が飛んだ。声の主は、発熱症状を訴えて来院した男性患者。マスクにゴーグル姿の医療従事者を見るなり怒りを爆発させ、唾も吐きかけたという。「何の防護もせずに検査をしろというのか」。直面した男性医師が憤る。 感染拡大以降、同病院では数人の陽性者が連日出ている。一部には、理解に苦しむ行動を取る人がいる。 検査結果を自宅で待つように伝えた男性とあるとき、音信不通になった。何十回も連絡してようやく出た男性の電話口からは、
茨城県が11月下旬に新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)と認定したつくば市内の会食に、医師が10人程度参加していたことが複数の関係者への取材で判明した。会食は「ワイン会」などと称して医師が主催、参加した医師のうち少なくとも4人の感染が判明した。7病院が一時休診などの対応をとり、地域医療に大きな影響を及ぼした。 【図解でおさらい】家族が自宅待機になったら 県によると、つくば市内の会食には37人が参加し、つくば、土浦、石岡、取手、牛久、美浦の6市村に住む30~60代の男女17人の感染が確認された。県は17人を会社員、自営業などと公表。このうち2人を「医療従事者」としていた。 関係者によると、会食が催されたのは土浦市内の「夜の街」や市役所でクラスターが確認され、県内の1日当たりの感染者数が連日更新されていた11月中旬。同市内で病院を開業する男性病院長の、つくば市の自宅で開かれた。毎
兵庫県市川町の中学校で生徒20人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。地元の保健所は、先週行われた合唱コンクールの場で集団感染した可能性もあるとして感染経路を調べています。 兵庫県市川町の教育委員会によりますと町立市川中学校で、今月22日に生徒1人が38度5分の発熱を訴え、PCR検査の結果、陽性と判明しました。 その後、この生徒と同じクラスの生徒18人と、別のクラスの生徒1人それに教員2人の感染が判明し、中学校での感染者は、あわせて22人となりました。 全員が軽症か無症状だということです。 教育委員会によりますと、学校では今月20日、全校生徒が参加して体育館で合唱コンクールが開かれ、集団感染が起きたクラスの生徒はほとんどがマスクをせずに歌っていたということです。 合唱の際生徒たちは例年と同じような並び方で、間隔をあけるなどの措置は取っていなかったということです。 市川町を
ブラジル・パラ州の病院に搬送される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者(2020年6月10日撮影)。(c)TARSO SARRAF / AFP 【6月17日 AFP】ブラジルで16日、過去24時間で3万5000人近くに新型コロナウイルス感染が確認され、流行が始まって以降1日あたりの新規感染者数としては最多を更新した。保健省が明らかにした。 感染者・死者数が米国に次いで世界第2位となっているブラジルでは、24時間で3万4918人の感染と1282人の死亡が確認された。これにより累計の感染者数は92万3000人を超え、死者数は4万5241人となった。 汎米保健機構(PAHO)のカリッサ・エティエンヌ(Carissa Etienne)事務局長は記者会見で、「われわれの地域(北米・中南米)における全感染者数のうち23%、全死者数のうち21%をブラジルが占めている。そして感染のペースが鈍化
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く