がん闘病を公表していた元レスリング選手の山本KID徳郁さん=KRAZY BEE=が、18日に41歳で死去した。
がん闘病を公表していた元レスリング選手の山本KID徳郁さん=KRAZY BEE=が、18日に41歳で死去した。
アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、卵アレルギーになるリスクが、高いことが知られていますが、生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、卵アレルギーの発症を80%抑えられたとする研究成果を国立成育医療研究センターなどのグループが発表しました。 グループでは、生後まもなくアトピー性皮膚炎になった赤ちゃん121人を2つのグループに分け、生後6か月の段階で一方のグループの赤ちゃんには加熱した卵の粉末50ミリグラムを、もう一方のグループの赤ちゃんにはカボチャの粉末を毎日食べてもらいました。さらに生後9か月からは卵の量を250ミリグラムに増やし、1歳になった時点でゆで卵半分に相当する7000ミリグラムの卵の粉末を食べてもらいました。 その結果、卵をずっと食べていた赤ちゃん60人のうち、卵アレルギーを発症したのは5人だけでしたが、カボチャの粉末を食べた61人では23人が発症したとい
ふとしたときに、まぶたや口の端がピクピク動いた経験はありませんか? 短時間で治まりますが、脳の病気ではないかと心配になります。しかし、ほとんどの場合、これは体が発する警報なのです。なぜピクピクするのか、くどうちあき脳神経外科クリニック院長の工藤千秋さんに聞きました。【医療ライター・竹本和代】 ◇脳の病気はごく少数 ストレスがかかったとき、体は「アラーム」としてさまざまな反応を示します。血圧の上昇や動悸(どうき)などがよく知られていますが、顔の一部がピクピク動く「顔面痙攣(けいれん)」もその一つです。 ピクピクする場所は、9割が上下のまぶた、それ以外はほとんどが口の端です。どちらであれ動くのは片側で、痛みはありません。持続時間は1回数秒から数十秒程度です。この症状を訴える患者さんの多くは、脳の病気を心配して来られます。しかし、95%以上の方はストレスが原因で、脳の病気がある方は5%未満
認知症やその疑いがあり、「はいかい」などで行方不明になったとして警察に届けられた人が、おととし1年間に全国で延べ1万人近くに上り、このうち死亡が確認されたり行方不明のままだったりする人が合わせて550人を超えることが、全国の警察本部への取材で分かりました。 こうした実態が明らかになるのは初めてで、専門家は「まだまだ氷山の一角で、国は詳しい分析を行い有効な対策を打ち出す必要がある」と指摘しています。 NHKは、ことし2月、おととし1年間に認知症やその疑いがある人が「はいかい」などで行方不明になったケースについて全国の警察本部を対象にアンケート調査を行いました。 その結果、行方不明になったとして警察に届けられた人は全国で延べ9607人に上ることが分かりました。 このうち、川に転落したり交通事故にあったりして死亡が確認された人は351人に上りました。 さらに、その年の末の時点でも行方不明のままの
【斎藤智子】子宮頸(けい)がんワクチン接種後の健康被害が、今も広がっている。3月末に発足した「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(松藤美香代表、日野市)に全国から寄せられた相談は、今月までに約800件。国が「接種を勧めるのをいったん停止する」と決めて約半年。今後の方針を話し合う25日の国の検討会を前に、現状を追った。■全身に激痛、頻繁な失神 都内の高校1年の生徒(15)は中学2年で接種した数日後、足首の痛みを感じた。母親(44)は運動部のせいと考え、2回目を接種させた。その夜から、体のあちこちに鋭い痛みが走るようになった。 総合病院で検査を重ねたが、異常は認められず、「精神的なものでは」と言われ傷ついた。今の主治医になり、「難治性疼痛(とうつう)」と診断された。 通っていた中高一貫校には、母親が車で送迎し、遅刻や早退をしながらも通う。しかし、変わらない体調に母親は「心が折れて、この子と一
野菜や果物などをたくさん食べる人は、あまり食べない人に比べ、自殺する割合がおよそ半分になっているとする研究成果を国立国際医療研究センターなどのグループが発表しました。 グループでは、「自殺には、さまざまな要因があるので簡単には言えないが、これらの食品に含まれるうつの予防に効果があるとされる成分が影響している可能性もある」と話しています。 国立国際医療研究センターなどのグループは、全国の45歳から74歳の男女およそ9万人を8年半追跡し、野菜や果物、海藻、いも、それに豆などを食べる量が多い順から4つのグループに分けて自殺した人の割合を調べました。 その結果、男性では、摂取量が最も多いグループの自殺の割合が、最も少ないグループの0.47倍、女性でも0.46倍といずれも半分以下になっていました。 これらの食品には、葉酸やビタミンCなどうつを予防したり症状を軽くしたりするとされる成分が含まれていて、
健康志向の高まりで豆乳の消費が増えていますが、豆乳を飲んでアレルギー症状が出たという訴えが寄せられているとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。 全国の消費生活センターには、豆乳を飲んでアレルギー症状が出たという相談が、ことし10月までのおよそ5年間に15件寄せられているということです。 主な症状は、豆乳を飲んでまもなくせきや鼻水が出たとか、目の周りがかゆくなった、というもので、中には、じんましんが出て呼吸困難になり、入院に至ったケースもあるということです。 国民生活センターによりますと、こうした症状は、カバノキ科の植物の花粉症がある人に出るケースが多いということで、こうした人は、初めて豆乳を飲む場合、少しずつ飲むことや、症状が出たらすぐに病院へ行くことを呼びかけています。 また、国民生活センターは、豆乳の業界団体に対しても、アレルギーに関する啓発活動を行うことや、商品に注意を呼
糖尿病の患者が、毎日、30分以上の早歩きに相当する運動を行った場合、ほとんど運動しない患者と比べて病気が悪化して死亡するリスクが半分以下になる、という研究結果を厚生労働省の研究班がまとめました。 新潟大学などの厚生労働省の研究班は、全国59の医療機関の糖尿病患者1700人余りを対象に、仕事や日常生活以外での1週間の運動量が多い順に3つのグループに分けて8年間追跡調査しました。 その結果、心筋梗塞など糖尿病の合併症などで死亡するリスクが、運動量が最も多かったグループは、ほとんど運動していない運動量が最も少ないグループの0.47倍と、半分以下になっていました。 また、脳卒中を発症するリスクも、最も運動量が多いグループが最も少ないグループの0.57倍と、4割近く低いという結果になりました。 最も運動量が多いグループは、時速6キロの早歩きに相当する運動を毎日30分以上していた人たちで、運動時間の平
個人差大きい人体の細菌=口は類似、腸はさまざま−病気予防へ貢献期待・米大学調査 11月9日9時23分配信 時事通信 人体に生息する細菌の多様性は、一人ひとりの時期による違いよりも、個人差の方が大きく、身体の各部では、口内が似ている一方、腸内は大きく異なることが分かった。米コロラド大の研究チームが、健康な男女9人の身体27カ所に生息する細菌の種類を網羅的に調べ、9日までに米科学誌サイエンス電子版に発表した。 人体に生息する微生物は100兆個あると言われ、病気の原因になる悪玉のほか、消化を助けるなどして健康に貢献する善玉もいる。健康な人体の環境を解明した上で、さまざまな病気にかかった場合との違いを突き止めれば、病気の早期診断や予防に役立つという。 対象者は相互に無関係で、細菌を採取したのは昨年6月と9月の計4回。部位は口内、鼻や耳の穴、頭髪、手のひら、脇の下、かかとなどで、腸内は便で調べた
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準は、腹囲が男性85センチ以上、女性で90センチ以上あることを必須条件としているのに対し、単に腹囲が大きいだけでは生活習慣病の危険要因としては不十分という調査結果を、下方浩史・国立長寿医療センター(愛知県大府市)研究所部長を班長とする厚生労働省研究班がまとめた。 メタボ基準を巡っては、男性の腹囲が女性より厳しいことなどについて異論が続出しており、今回の結果も見直し論議に一石を投じそうだ。 研究班では、無作為に選んだ愛知県内の40〜82歳の男女3253人について、内臓脂肪の断面積をコンピューター断層撮影法(CT)で計測。内臓脂肪面積が100平方センチ以上の肥満の人とそれ未満の人で、2000年から6年間、心臓病や脳卒中を引き起こす動脈硬化の進み具合を、心臓の冠動脈や脳血管の梗塞(こうそく)の有無など6項目で比較した。 肥満の人は、そうでな
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