F15戦闘機からの落下物を調べる石川県警の捜査員たち=石川県能美市内の空き地で2011年10月7日午前、宮本翔平撮影 一川保夫防衛相は11日の閣議後会見で、航空自衛隊小松基地(石川県小松市)に所属するF15戦闘機の燃料タンク落下事故を受け、原因が明らかになるまでF15の訓練再開を見合わせる考えを示した。16日の航空観閲式へのF15戦闘機の参加も自粛する。 【写真で見る】F15戦闘機−航空自衛隊の主な装備より− また、事故後の防衛省の対応について「国民目線で物事を判断するという観点が、まだ十分浸透していない」と批判。7日朝の事故発生に対し、地元自治体への説明が同日午後にずれ込んだことについて「対応に若干遅れ気味のところがあった」と苦言を呈した。【朝日弘行】 【関連記事】 【写真で見る】米海軍のアクロバットチーム ブルーエンジェルス <事件の一報>F15戦闘機:燃料タンク落下 石川・