北朝鮮は、韓国が11年ぶりに再開した北朝鮮に対する非難放送を22日夕方までにやめなければ「軍事的行動を開始する」と通告するとともに、前線部隊の攻撃準備が完了したとしています。これに対して、韓国軍は、非難放送に使っているスピーカーを狙った攻撃など、新たな軍事挑発への警戒を強めています。 北朝鮮の国営メディアは、「万端の準備態勢を整えた軍人たちは、報復の炎を浴びせる一念で攻撃命令を待っている」として、北朝鮮軍の前線部隊の攻撃準備が完了したと伝えています。 これに対し、韓国のハン・ミング(韓民求)国防相は、21日夜、国民向けの談話を発表し、「北の挑発には断固として対応する。わが軍は固い意志で国民の生命と財産を守るためあらゆる努力をする」と述べ、平静を呼びかけました。 一方、北朝鮮が言及している「軍事的行動」について、ペク・スンジュ(白承周)国防次官は「11か所あるスピーカーに対し、攻撃を行う可能
【ソウル=加藤達也】韓国の聯合ニュースは5日、米国が開発した標的用無人ジェット機を北朝鮮が中東から数機入手し、攻撃機に改良するための実験を行っていると報じた。韓国軍高官の話としている。報道では、北朝鮮が入手したのは米国が誘導ミサイル発射実験で標的機として用いているMQM107「ストリーカー」。入手元はシリアとみられるという。 北朝鮮は同機を無人攻撃機に転用するため、既に爆弾を搭載した実験を数回行っている。ただ、韓国情報当局は「完成していない」と分析しているという。北朝鮮はこのほか、ロシア製の無人プロペラ機を基にした攻撃機を開発中との情報もあるとしている。 ストリーカーは高度1万2千メートルまで上昇可能で最高時速約900キロ。完成した場合、韓国が海上の軍事境界線と定める黄海の北方限界線(NLL)付近を管轄し、2010年11月に延坪(ヨンピョン)島砲撃を行った朝鮮人民軍第4軍団に配備される
韓国最大の強襲揚陸艦「独島級揚陸艦(独島艦)」が、機関砲を発砲すると設計ミスにより、敵軍ではなく甲板上にある自軍のヘリコプターを狙ってしまうことが9日、明らかになった。韓国メディアは「致命的な欠陥」と相次いで報じた。 強襲揚陸艦とは、複数のヘリコプターが同時に離着陸できる大規模な全通甲板を持つ軍艦。独島艦は1万4500トン級で、2007年に実戦配備された。 独島艦には、対艦ミサイルなどを自動で迎撃・撃墜する接近防御火器システム「ゴールキーパー」が装着されているが、当初ヘリコプターの配置を念頭に置かず設計されたことから、角度が低くなると甲板上にある自軍のヘリコプターを射程に入れてしまうという。 独島艦の甲板は、全長200メートル、幅32メートルで、サッカー場2個分の広さを持ち、一方、ゴールキーパーは、仰角(+85度、−25度)、発射速度(毎分4200発)の性能を持つ。報道によると、艦尾
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