患者が列をなす発熱外来。車で待機する人の姿も=5日午前9時45分、沖縄・那覇市の曙クリニック(画像の一部を加工しています)
沖縄のプロ野球チーム、琉球ブルーオーシャンズは、15人の新型コロナ感染者が出たと発表しました。複数のコーチと選手が、遠征先のキャバクラ店で、深夜まで飲酒していました。 球団の発表によりますと、今月11日、コーチと選手とその知人3人の合わせて5人が当時、まん延防止等重点措置が出されていた福岡県内で、深夜0時ごろまでキャバクラ店を利用したほか、その翌日にも別のグループの選手らが酒類の提供を伴う飲食店に深夜0時頃まで滞在したということです。 沖縄に戻った15日になって、規律違反に関わっていない選手1人が体調不良を訴え、チームの全員がPCR検査を受けたところ、20日までに15人の感染が確認されました。 その後の内部調査で今回の規律違反が発覚したということです。 保健所の業務ひっ迫で濃厚接触者が特定されていないため、陰性の選手やスタッフも含め37人が自宅療養もしくは自宅隔離となっています。 球団の北
福島県いわき市にキャンパスがある東日本国際大学の野球部で発生したクラスターについて、市は8日、新たに30人の感染が確認されたと発表し、このクラスターの感染者は合わせて42人となりました。 いわき市の東日本国際大学の野球部では今月4日に部員の新型コロナウイルスの感染が確認され、150人余りの部員全員のPCR検査が行われていました。 いわき市の清水敏男市長は8日午後7時から記者会見し、新たに10代の部員20人、20代の部員10人の合わせて30人の感染が確認されたと発表しました。 これまでに感染が確認された12人とあわせて、このクラスターの感染者は合わせて42人となりました。 感染した人のほとんどは無症状だということで、患者の体調に合わせて、病院への入院ではなく、ホテルや宿泊療養施設に直接、入所してもらうことも検討しているということです。 また、いわき市ではほかに8人の感染も確認されていて、市内
新型コロナウイルスの影響で各地の医療体制が逼迫(ひっぱく)する中、医療従事者の疲弊が顕著になっている。感染を警戒して神経が張り詰め、理不尽な行動を取る患者に振り回される。旅行や会食に制限を設けられ、気分転換や休息とも縁遠い。「気持ちの持ち方が難しい」。診療にあたる男性医師(45)が取材に応じ、最前線の現実を明かした。 (鈴木俊輔) 「俺をばいきん扱いするのか!」。大阪市内の総合病院で怒号が飛んだ。声の主は、発熱症状を訴えて来院した男性患者。マスクにゴーグル姿の医療従事者を見るなり怒りを爆発させ、唾も吐きかけたという。「何の防護もせずに検査をしろというのか」。直面した男性医師が憤る。 感染拡大以降、同病院では数人の陽性者が連日出ている。一部には、理解に苦しむ行動を取る人がいる。 検査結果を自宅で待つように伝えた男性とあるとき、音信不通になった。何十回も連絡してようやく出た男性の電話口からは、
茨城県が11月下旬に新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)と認定したつくば市内の会食に、医師が10人程度参加していたことが複数の関係者への取材で判明した。会食は「ワイン会」などと称して医師が主催、参加した医師のうち少なくとも4人の感染が判明した。7病院が一時休診などの対応をとり、地域医療に大きな影響を及ぼした。 【図解でおさらい】家族が自宅待機になったら 県によると、つくば市内の会食には37人が参加し、つくば、土浦、石岡、取手、牛久、美浦の6市村に住む30~60代の男女17人の感染が確認された。県は17人を会社員、自営業などと公表。このうち2人を「医療従事者」としていた。 関係者によると、会食が催されたのは土浦市内の「夜の街」や市役所でクラスターが確認され、県内の1日当たりの感染者数が連日更新されていた11月中旬。同市内で病院を開業する男性病院長の、つくば市の自宅で開かれた。毎
兵庫県市川町の中学校で生徒20人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。地元の保健所は、先週行われた合唱コンクールの場で集団感染した可能性もあるとして感染経路を調べています。 兵庫県市川町の教育委員会によりますと町立市川中学校で、今月22日に生徒1人が38度5分の発熱を訴え、PCR検査の結果、陽性と判明しました。 その後、この生徒と同じクラスの生徒18人と、別のクラスの生徒1人それに教員2人の感染が判明し、中学校での感染者は、あわせて22人となりました。 全員が軽症か無症状だということです。 教育委員会によりますと、学校では今月20日、全校生徒が参加して体育館で合唱コンクールが開かれ、集団感染が起きたクラスの生徒はほとんどがマスクをせずに歌っていたということです。 合唱の際生徒たちは例年と同じような並び方で、間隔をあけるなどの措置は取っていなかったということです。 市川町を
ブラジル・パラ州の病院に搬送される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者(2020年6月10日撮影)。(c)TARSO SARRAF / AFP 【6月17日 AFP】ブラジルで16日、過去24時間で3万5000人近くに新型コロナウイルス感染が確認され、流行が始まって以降1日あたりの新規感染者数としては最多を更新した。保健省が明らかにした。 感染者・死者数が米国に次いで世界第2位となっているブラジルでは、24時間で3万4918人の感染と1282人の死亡が確認された。これにより累計の感染者数は92万3000人を超え、死者数は4万5241人となった。 汎米保健機構(PAHO)のカリッサ・エティエンヌ(Carissa Etienne)事務局長は記者会見で、「われわれの地域(北米・中南米)における全感染者数のうち23%、全死者数のうち21%をブラジルが占めている。そして感染のペースが鈍化
「危機感足りなかった」 研修医20人で会食、5人でカラオケ5時間… 横浜市立市民病院で研修医の感染2人目 横浜市立市民病院(同市保土ケ谷区)で、新たに20代男性研修医の新型コロナウイルス感染が明らかになった。同病院関係者の感染は2人目。感染経路は3月下旬に同僚の研修医20人で開いた会食とみられ、その場には1人目の感染者の20代女性も含まれていた。 【写真】従業員感染で一時休業 イオンスタイル東戸塚 同病院は感染症指定医療機関の一つで、新型ウイルス感染者らを受け入れる立場。市役所での会見で同病院幹部は「危機感が足りていなかった」と陳謝した。 市によると、20人の会食があったのは3月27日。前日の26日には、黒岩祐治知事が夜間を含む週末の外出を自粛するよう県民に緊急メッセージを発していた。 男性研修医は27日の前後にも、同病院の医師や研修医、放射線技師、看護師と計4回にわたり会食やカラオケに参
韓国・城南(ソンナム)の「恵みの川教会」で新たな集団感染が広がっている中、去る8日の礼拝中、「新型コロナウイルス感染予防に役立つ」として、塩水を口に噴射する行為がおこなわれていたことがわかった。 京畿道は16日、疫学調査を通してこのような事実を確認し、感染拡散の原因になったと分析している。 京畿道のイ・ヒヨン新型コロナウイルス緊急対策団長は16日午後、道庁で定例ブリーフィングをおこない「塩水を口の中に噴射していたことが、直接的な感染原因と推測している」と明かした。 なお、塩水を口内に噴射する際、噴射機器は消毒することなく使いまわされていたことがわかった。
埼玉県行田市の病院で、麻酔科医が医療用の麻薬を不正に所持していたとして警察に逮捕されました。警察は、麻酔科医が手術中にみずからに麻薬を投与していた疑いがあると見て調べています。 調べに対し、容疑を認めているということで、警察は、20日午前、検察庁に送りました。 警察によりますと、事件当日に行われた手術の際に楢原医師がみずからの腕に注射をするのを見たと、看護師が話しているということです。 この手術のあと、病院から医師の様子がおかしいと連絡が入り、警察官が駆けつけたところ、楢原医師がふらふらした状態だったということで、バッグからはフェンタニルを含む液体を入れた注射器が見つかったということです。 警察は、手術中にみずからに麻薬を投与していた疑いがあると見て調べるとともに、麻薬を入手したいきさつを捜査しています。
ガン患者の8割が抗がん剤などの副作用死!!『90%以上のガンは数週間のうちに完治』手術も放射線治療も化学療法も必要ない by photoessay21 船瀬俊介さんの「抗がん剤で殺される」「ガン検診は受けてはいけない?!」「ガンで死んだら110番」等の本によると、年間ガンによる死者が30万人以上、そのうち25万人近くが、がん治療で殺されてるとのことです。 (以下の文章の多くの部分が船瀬俊介氏の著書を参考に書かれています。以前に書いた記事を新たに書き直しています。) 入院すると強制的に施される抗がん剤、そして放射線療法、手術の3つですね。 抗がん剤に関しては、増がん剤というのは、医師、医薬品業界、そしてなんと厚生労働省の役人達の間では、常識だそうです。 世界で最も権威あると言われる研究機関、アメリカ国立ガン研究所( NCI)の1988年の報告書によると「抗がん剤は、ガンに無力なだけでなく、強
「メタボ健診」を受けたすべての人のデータを蓄積して、医療費の抑制につなげようと厚生労働省が整備したシステムに設計ミスがあり、およそ20%の人のデータしか活用できない状態だったのに運用が開始されて6年経った今も改修されていないことが会計検査院の調べで分かりました。 しかし会計検査院によりますと同じ人のデータでも健康保険証の番号などが半角文字と全角文字といった異なる形式で提供されると暗号化した際に同じ人のものと認識されなくなるなどの設計ミスがあり、平成23年度からの2年間ではメタボ健診を受けた人の22%しかデータを突合できなかったということです。国は昨年度までの7年間にメタボ健診に1200億円余りの補助金を投入していますが、その効果の検証にもシステムを十分活用できない事態となっています。 厚生労働省は3年前には突合率が低いことを把握しましたが、原因が分からず改修していなかったということで、会計
中国の医療機関で、治療内容や診療費用などに不満を持った患者や家族による医師らに対する暴力事件などが頻発している。親族などが集まって暴動状態になったり、医師らが死亡したりしたケースがあり、当局は病院の警備態勢強化するとともに、第三者による調停委員会の設立も進めている。患者や家族の怒りの背景には、診療費が高額な一方で、ずさんな医療行為が横行していることもあるという。 ■新生児が焼き場に 患者や家族らによる医師らに対する暴行事件が頻発する一方で、医療機関側にも、ずさんな医療行為や不正行為が横行している。 現地からの報道によると、安徽省の病院で昨年11月、死亡と診断され、葬儀場に運ばれた新生児がまだ生きていることに葬儀場の職員が気づき、再び病院に搬送されるケースがあった。 広東省でも11年11月に、看護師が早産の赤ちゃんを死産と勘違い。霊安室に運ばれた“遺体”と対面した母親が息があるのに気
(CNN) 米ユタ大学の関連施設で不妊治療にかかわっていた医療技術者が、患者の精子を自分のものとすり替えていた疑いが浮上し、大学側が調査に乗り出した。 1990年代にこの施設で不妊治療を受けた夫婦は、娘の実の父が夫ではなく、この技術者だったことを知らされた。 精子をすり替えた疑いが持たれているのは、同大学の研究所や関連施設RMTIで精子サンプルの準備を担当していた故トム・リパート氏。妻がCNN系列局のKUTVに語ったところでは、2人の間には子どもがいなかったにもかかわらず、リパート氏は、自分には子どもがいると話していたという。同氏は肝硬変のため49歳で死亡した。 ユタ大学は専門家でつくる調査委員会を設置するとともに、この施設で不妊治療を受けたほかの患者に被害が及んでいる可能性もあるとみて、問い合わせを受け付けるホットラインを設置。希望する患者は父親を確認するための検査を受けられると発表した
□「詐病見抜くのは難しい」医師困惑 国民の約15人に1人が生涯に経験するとされる「鬱病(うつびょう)」。自殺に結び付かないよう全国での取り組みが本格化する中、鬱病になったと偽り、健康保険の傷病手当金をだまし取っていた男らが1月下旬、秋田県警などに逮捕された。鬱を装うマニュアル、大量のニセ社員…。男らの“共犯者”が産経新聞の取材に応じ、制度を悪用した組織犯罪の一端を明らかにした。一方、精神科医からは「詐病を見抜くのは難しい」との本音も聞かれ、医療現場のジレンマも浮かぶ。(花房壮) ◇ ■月給115万円 秋田県警などに1月24〜26日に詐欺容疑で逮捕されたのは、札幌市豊平区の雑貨販売業「アクア」代表社員、佐野剛(41)、同市東区の無職、七尾龍也(28)ら3容疑者。 3人は共謀し、昨年3月中旬、会社の実体があるように装って秋田社会保険事務局に虚偽の届け出をし、「アクア秋田支店」として健
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