「トモダチ作戦」に参加した米空軍兵士たち。左からリチャード・ジョーンズ曹長、アンドリュー・ケリー2等軍曹、ギャビン・ジョンソン大尉、ブランドン・ライス大尉、クリストファー・ウィルソン1等軍曹 =沖縄県の米空軍嘉手納基地 ■作戦参加の米兵士「未来必ず開ける」 東日本大震災で在日米軍が展開した救援活動「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」で被災地を支援した米空軍兵士が任期を終え、次々と日本を離れている。救援任務にあたった米空軍嘉手納基地(沖縄県)の第33救難中隊では残り4人となり、年内にさらに2人が本国や世界の駐留地に赴く。10日は昭和39年の東京五輪の開会式から49年にあたる。最後に日本を去る兵士たちは、「復興五輪」を掲げる2020年東京五輪開催を喜び、「7年後にまた日本に戻ってきたい」と語った。 救難ヘリ「HH60」のパイロット、ブランドン・ライス大尉(28)は「助けに向かった被災地