東日本大震災と4月7日の強い余震で、仙台市と福島県にある大手スーパー「イオン」3店舗でエスカレーター計5基がずれ落ちていたことが26日、わかった。事故時、乗っていた客はなく、けが人はなかった。 同社によると、エスカレーターが落下したのは、イオン仙台幸町店(仙台市)、イオン仙台泉大沢ショッピングセンター(同)、イオン郡山フェスタ店(福島県郡山市)。 エスカレーターはL字形の金属板で床板に引っかけるようにして設置されており、金属板と床はボルトや溶接でつなぐなどしていたが、強い揺れで金属板がずれ落ち、外れたとみられるという。 エスカレーターの重さは8〜10トンで、下の階まで落ちたものもあった。