間が空いたから、前回どこまで書いたか忘れてた。 ソ連視点で見る大祖国戦争-第二次世界大戦前後 その1 ソ連視点で見る大祖国戦争-第二次世界大戦前後 その2 ドイツの欧州侵攻まででしたね。この後の大祖国戦争の経緯をだらだらを話すのも面白いんだけど、ありきたりっちゃありきたり。この辺りは視点の有無というより事実の羅列になるので、ちょっと番外的に、いわゆる「暗黒時代」に対するソ連邦的視点でのお話。 暗黒時代 さて、同志スターリンと言えば粛清、というくらいにソ連邦、とくに内戦後のスターリン時代は惨憺たる時代のように語られる訳ですが、それに対してテンプレみたいな感じで、ソ連邦視点からの言い分ってのもある訳です。 今回はそこに、僕なりの資料の解釈も交えつつ、テンプレの解読をしていきましょう。 一応よくあるテンプレ的回答例。 同志スターリンの功績は、革命後間もない、只でさえ遅れた農業国だったソ連邦を就任