昨日放映されていた「NHKスペシャル|パール判事は何を問いかけたのか ~東京裁判・知られざる攻防~」を見そびれてしまった。22日の深夜に再放送ということなので覚えておこう。 実は昨日の夜になって黙然日記さん経由でこちらの記事を知ったのであり、放映しているのを知った時点で間に合わなかったのだけど。本の方は今日購入して読み終わったところである。 パール判事といえば、自称愛国者の人たちが好んでこの人の言葉を引用して「日本は悪くなかった」という時の根拠にしていたりする。だが、上記の紙屋研究所の書評にもあるように、パール判事は日本の行為を決して肯定してはいない。むしろ、戦犯たちの無罪を主張する時に使ったロジックは、日本の帝国主義をも否定していると考えた方がいいだろう。 それだけではない、現在彼らが主張しているような九条見直しだとか、対米従属路線(慰安婦に対する謝罪決議案のためにだいぶ揺らいでいるみた