パレスチナ自治区ガザ地区へ支援物資や活動家らを乗せて向かうトルコの支援船団のうちの1隻「Mavi Marmara」号(2010年5月28日提供)。(c)AFP/FREE GAZA MOVEMENT 【7月5日 AFP】トルコ政府は5日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に向かっていたトルコ船籍の支援船をイスラエル軍特殊部隊が襲撃した問題をめぐり、イスラエル側が謝罪しなければ断交も辞さないとの警告を発表した。イスラエル側も謝罪はしないと応じており、両国間の緊張が高まっている。 トルコのアフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)外相は、5月31日のガザ支援船襲撃について、イスラエルが国際調査団の設置を認めるか謝罪しない限り、国交を断絶すると警告した。 ダウトオール外相は記者団に「(イスラエルには)3つの選択肢がある。謝罪するか、国際調査委員会の設置とその調査結果を受