妙にケツの穴の小さい話だなあ、なんておもったのだが asahi.com:東大の論文、1本1845万円 国立大でコスト最大級 - 社会 記事に添付されたテーブルを見ていて、投資した金を論文数で単純に割る前に、機関ごとの投資額と論文数の関係はどうなのだろうと思った。で、なんとなく論文数を、各機関ごとの総投資額プロットしてみたのが下のグラフ(縦軸:論文数 横軸:総投資額)。 投資額が多いほど、ほぼ比例して論文数が増えている。まあ、あたりまえだろうな、と思う。もうすこし眺めていて穿ったみかたをすると下のようなおおまかに二種の比例関係があるかもしれない。 総投資額が低い部分の方が、高い部分よりも論文数の伸びが大きい。これはよく考えればあたりまえの話かもしれない。というのも、カネをかければかけるほど論文数がえんえんと増えるか、といえば、人件費に研究費をつかうことが難しい日本特有の状況を考えれば(最近は