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エネルギーに関するD_Amonのブックマーク (22)

  • エネルギーの爆食がもたらした2度目の人口増:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 人類史をマクロ的に眺めてみると、2回の人口爆発期がある。最初は現在より1万年前から2000年前頃までの農業開始の時期である。言うまでもないが、それ以前はすべての人類社会は狩猟採集生活であり、居住可能地の人口密度は最大で1平方キロ当たり1人、通常は0.1人以下と推定されている。 日を例にとると、面積が約38万平方キロであるから、30万人以下しかいなかったことになる。事実、定住型の狩猟採集社会であった縄文時代の人口は、考古学的証拠から見て、最大で30万人程度と推定されている。現在の日の人口の400分の1以下である。 2000年で2倍程度しか増加しなかった産業革命前 世界の地域や時代によって人口密度に大きな差があったと考えられ

    エネルギーの爆食がもたらした2度目の人口増:日経ビジネスオンライン
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | おはようコラム 「たまる使用済み核燃料」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2009年09月03日 (木)おはようコラム 「たまる使用済み核燃料」 (阿部キャスター) おはようコラムです。 青森県六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場は、トラブルが相次いでいるため先月終了予定だった試運転が来年10月まで大幅に延期されることになり、原発の運転への影響が懸念されています。水野倫之解説委員に聞きます。 Q:どんなトラブルが起きているのか? 配管から漏れるトラブルもあって、試運転は8か月も中断した状態。 解決にはかなり時間がかかる事から、 電力業界はこの先、原発の運転に影響が出ることを懸念。 Q:再処理工場の延期と原発の運転がどう関係するのか? A:原発が使用済み核燃料で溢れて新しい燃料を入れられず、 最悪の場合発電できなくなる恐れがある。 全国の原発からは毎年千トンの使用済み核燃料が発生し、 一部は再処理工場のプールに

  • アホかー! - シートン俗物記

    まだ、この話続いていたのか! 世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200907/200907031401.html 化石燃料の枯渇が迫っているが、自然エネルギーだけで今の世界経済を支えることはできない。理想のエネルギーと言われる核融合への道もまだ遠い……。だが今、エネルギーや資源の問題を一挙に解決するかもしれない研究が進んでいる。その鍵はマグネシウム。海水に無尽蔵に含まれるマグネシウムを取り出し、エネルギー源として利用。生じた酸化マグネシウムは、太陽光レーザーを使ってマグネシウムに精錬する。この壮大な計画に取り組むのが、東京工業大学の矢部孝教授である。 もう、3年も前に批判しているのに、まだ性懲りもなく生き延びてやがった。 トンデモさんいらっしゃい。編 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seto

    アホかー! - シートン俗物記
  • デッドリー・HALTAN - シートン俗物記

    さて、相変わらずのはるタン。 わざわざ、速攻で「追記」を頂いたから、また突っ込んじゃうYO! 自然エネルギー≒補助金(税金の無駄遣い)エネルギー http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20081024/p1 それともう一つ、この記事の付随記事として出ているんだけれど、カリフォルニアではこの 2 年で太陽電池の値段が 50% 上がったそうな。生産が増えないのに、変な免税措置で需要が急騰したんだからあたりまえだ。そうやって価格をゆがめるのがいいことかどうか。途上国の地方電化は太陽光に頼ることが多いんだけれど、これでそれが遅れないといいなあ。カリフォルニア人がグリーンなポーズをするために電化が遅れるアフリカの村が出るなんてのは、あまりいい構図じゃないし。 http://cruel.org/economist/economistnewenergy.html 先進国では余り意味の

    デッドリー・HALTAN - シートン俗物記
    D_Amon
    D_Amon 2008/10/26
    一連のエントリーが「宿題.in」な展開すぎる件。http://bogusne.ws/article/107605092.html知ったかぶりにマジレスかっこいい。正直、玄倉川氏があのような哀れな知ったかぶりに入れ込んでいる理由が私には分からない。
  • 太陽電池特集:大競争開始、海外に抜かれる「元祖」日本(ロイター) - Yahoo!ニュース

    10月24日、太陽電池ビジネスを舞台とした世界規模の大競争が始まった。サンディエゴの太陽エネルギーに関するイベントで14日撮影(2008年 ロイター/Mike Blake) [東京 24日 ロイター] 太陽電池ビジネスを舞台とした世界規模の大競争が始まった。地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を排出せずに無尽蔵の太陽光から電気を取り出すメカニズムは、エネルギーと環境の問題を同時に解決する切り札として、かつての鉄鋼や現在の半導体に続き21世紀の基幹産業になるとの期待が高まっている。 この分野ではシャープ<6753.T>など日メーカーが研究開発や製品化で世界をリードしてきたが、ここにきてアジアや欧米の新興企業が台頭。日メーカーが過去の優位を維持するのは困難との見方も浮上している。世界や日の経済地図を塗り替える可能性のある太陽電池をめぐるビジネスの最前線を探った。 <日メーカー

  • リターン・オブ・HALTAN - シートン俗物記

    昨日のエントリーの続き 自然エネルギー≒補助金(税金の無駄遣い)エネルギー http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20081024/p1 相変わらず、ヘタレなヤツ。 以下は2ちゃんなので真偽は不明だが、恐らくは実態もこんなもんなのでは? なんだ?その予防線。だったら、2ちゃんなんぞに頼るんじゃねぇよ。 自然エネルギー推進派のメディアの記事(番組)でさえ、採算性や供給の安定性はまだまだであることは認めざるを得ないのが現実(→だから「補助金を出せ」「電力の買取価格を高くしろ」とか言ってるわけでw) あのな、新規事業とはそういったもので、半導体事業を含め、補助金制度がどれほど利用されたと思ってんだよ。原子力なんて、それ無しには動かないものなんだぜ。 エネルギー自給と称してこんなのに肩入れするエコサヨは当に愚かだし、早稲田大学とつくば市のようなトラブルが今後も各地で露見すれば

    リターン・オブ・HALTAN - シートン俗物記
  • HALTAN イズ アンデッド - シートン俗物記

    秋葉原事件・K被告を追い込んだ「敵」はおまえたちだ! http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20081023/p2 HALTANよ。 キレ芸はオレの十八番だ。 テメ、トリアージ話の反省も済まない内にグダグダつまらないモン書きやがって。 しかし、はるタン相変わらず、まったくのダメダメだな。 ロスジェネのどこを見ても、加藤被告自身を弁護するようなところなど何処にもないのに、勝手に どうせ今は、K被告の弁護人がおまえらを情状証人として呼んでくれる日でも待ってんだろ? そんで呼んでもらったらそれをネタにまたロフト辺りでイベントでもやんだろ? もっとも手回しのいいおまえたちのことだ、既にK被告に自分たちの陣営のでも差し入れてやがるのかもな。マス読でってる某誌の編集長辺りもK被告と接触したがっているだろうしなw 弁護人も弁護方針次第ではおまえらを相手にしてくれるかもしれねえしな

    HALTAN イズ アンデッド - シートン俗物記
  • 『核燃料リサイクルを再考する』 - Aquarian's Memorandum

    最近米国を中心に原子力先進国で「原子力ルネッサンス」が到来している、といわれる。意味合いはさまざまだ。これまで停滞気味だった原子力発電所の新設がこれから盛んに行われる時代になる、というのはおおかたの理解である。それに加えて、再処理とプルトニウム・リサイクル、さらには新型炉による長寿命放射性物質(超ウラン元素、TRU)を始末してしまおうという計画までを含めて、原子力新時代という向きもある。「日経サイエンス」08年10月号に、F.N.フォン・ヒッペルが、上記のタイトルで書いている論文(ここ)をもとに、この問題を考えてみよう。 著者の主張は、まとめていえば、原子力による発電は、米国でも、世界中でも増やしていかざるをえないが、再処理ー核燃料リサイクルまで踏み込むことには賛成できない。その理由は、莫大な費用がかかり経済性が成り立たないこと、プルトニウムの拡散に歯止めがかからないことである。当面の処置

    『核燃料リサイクルを再考する』 - Aquarian's Memorandum
  • 電気料金値上げ、おかしくない?みんなのエネルギー☆デモ 9・6 : ジャーナリスト・志葉玲のblog 

    来月の6日、私の仲間達が、「電気料金値上げ、おかしくない?みんなのエネルギー☆デモ」というのを企画しています(詳細は下記URLか、エントリ末尾をご参照)。 http://d.hatena.ne.jp/neageiya/ 何でもかんでも値上げする今日この頃ですが、来年1月から電力各社が一斉に値上げします。しかし、電力会社がやるべきことをやらなかった責任も問われずに、そのツケを消費者に回すのは、あまりに理不尽だと思います。 いわゆるワーキング・プア層や、年金暮らしのお年寄り等にとっては、月800円=年9600円の値上げは結構痛い。しかも、化石燃料の価格はこれからも上がるだろうから、電気料金もさらに上がる。さらに火力発電が増えることは、大量のCO2を排出し、地球温暖化の進行に拍車をかける。 一方で、電力会社はテレビや新聞等にバンバン広告出すは、自然エネルギーの普及にやたら消極的で、原発関連には

    電気料金値上げ、おかしくない?みんなのエネルギー☆デモ 9・6 : ジャーナリスト・志葉玲のblog 
  • 中岡望の目からウロコのアメリカ » エネルギー問題で守勢に立たされるオバマ議員

    前回、オバマ上院議員とマケイン上院議員の経済政策について書きました。その執筆後にオバマ議員の沖合の石油開発に対する政策が変わってきました。世論調査では大統領選挙の大きな課題はエネルギー政策にあるという結果が出ています。マケイン陣営はエネルギー政策で攻勢に転じ、それが支持率上昇の大きな要因のひとつになっています。これに対してオバマ陣営も反攻に転じていますが、現状ではやや歩が悪いようです。選挙情勢は常に変動しています。当面の最大の課題であった副大統領候補も、オバマ議員が外交政策に強いジョセフ・バイデン上院議員を選び、8月中にマケイン議員も共和党副大統領候補を発表するとみられています。バイデン上院議員の紹介記事を準備しています。民主党全国大会の開催もあり、大統領選挙は番を迎えます。今後もできるだけ詳細に選挙動向を分析していくつもりです。 ガソリン価格の上昇はアメリカの国民に対して、日人が想像

  • アトミック・キングダム - シートン俗物記

    まずは、以下の記事をご覧あれ。 大地震で被災の中国四川省が初の原発建設を計画、早ければ5年以内に ことし5月の大地震で被災した中国四川省は、早ければ5年以内に同省で初めてとなる原子力発電所建設を計画している。23日付の国営英字紙チャイナ・デーリーが報じた。 同地を建設地とすることについて、当局は地質学的に健全であるためと説明している。 予定地はSanbaという地区で、同省の省都である成都や四川大地震で特に大きな被害が出た地域の東方に位置する。 記事は同省幹部の話として、総工費250億元(約3900億円)の同プロジェクトの予備調査報告書が、近く中央政府に提出される見通しと伝えている。 中国核動力研究設計院(NPIC)のZhao Hua院長は「発電所の建設は(当局の)承認が降りてから開始し、完成までには5年かかる」とコメント。また、四川大地震後に専門家チームが建設予定地を訪れ、地盤に問題がない

    アトミック・キングダム - シートン俗物記
  • 発電量は減らないよ? - 非国民通信

    橋下知事の自称財政再建プランなど見ていると痛感するのですが、「無駄なもの」をカットするのと「無駄と思われているもの」をカットするのでは全く違うわけです。当に無駄なものをカットすれば、それは将来的なプラスになるでしょう。しかし実際は無駄ではないのに無駄だと信じられている、そういうものをカットすると徒に世の中を混乱させるだけにしかなりません。無駄を減らすというのなら、まず何が無駄なのかを考えなければならないのですが、往々にしてこの段階は省略されます。何が無駄なのかを実態を調査するよりも、思いこみや偏見で済ませようという人が多いわけですね。そうして現実ではなく思いこみに基づいた政策が振りかざされ、それが支持を集めてしまう…… 「コンビニ深夜規制」京都の発信(産経新聞) ■市長「夜型社会を昼型に」/業界「CO2削減は疑問」 「京都議定書締結の地」として環境先進都市を自負する京都市の門川大作市長が

  • 自滅する文明と自滅した池田信夫 - シートン俗物記

    いや、もはやダメでしょ。池田信夫。経済学の事だけ書いてりゃいいのに、地球温暖化論議にも首を突っ込むからバカにしか見えない。 原子炉のモジュール化 - 池田信夫 blog*1 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a013254078f8acb4311fe5d5cc2c047f 記事にはumikajiさんが詳細な突っ込みを入れてくださっているので、単品の突っ込みを。 ここにもWESな人が・・・ http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080622/1214144235 まず、モジュール化した原発、というのを自慢げに提唱しているが、実は“モジュール化”*2した原発、というのは存在するのである。それは、旧ソビエトの黒鉛炉、つまりチェルノブイリで事故を起こしたタイプこそが“モジュール化”した原子炉であった。以前、NHKスペシャルでチェルノブイ

    自滅する文明と自滅した池田信夫 - シートン俗物記
  • 「海藻原油」プラント構想は成功するか | WIRED VISION

    「海藻原油」プラント構想は成功するか 2008年6月 2日 環境 コメント: トラックバック (1) Chuck Squatriglia Photo: Sapphire Energy サンディエゴの新興企業、米Sapphire Energy社は、藻類を使って油を作り、さらに持続的使用が可能(リニューアブル)でカーボン・ニュートラルなガソリンなどの燃料に精製できると言っている。同社は、今後5年以内にこの燃料を1日に1万バレル生産する計画を持っている。 1万バレルでは、米国が毎日消費する石油約2000万バレルのほんの一部分に過ぎないが、Sapphire Energy社は、「緑の原油」(green crude)の生産は、米国の外国産油への依存度を、ゼロにすることはできないまでも十分に緩和できる程度にまでは増やせると話す。 Sapphire Energy社の最高経営責任者(CEO)であるJason

  • 太陽光利用で、CO2から液体燃料を作る | WIRED VISION

    太陽光利用で、CO2から液体燃料を作る 2008年1月15日 環境 コメント: トラックバック (1) Chuck Squatriglia サンディア国立研究所の研究者Rich Diver氏が、二酸化炭素を燃料に変えるために太陽熱を集中させるために使われる、太陽炉を点検している。ゆくゆくはパラボラ型の反射器で必要な熱エネルギーを供給できるようになる。 Photo: Randy Montoya/サンディア国立研究所 ニューメキシコ州にあるサンディア国立研究所の研究チームが、太陽光を利用して二酸化炭素(CO2)をリサイクルし、メタノールやガソリンのような燃料を生成する方法を発見した。 「Sunshine to Petrol」(S2P:太陽光を燃料に)と名付けられたこの方法は、基的には燃焼のプロセスを逆転させて炭化水素を作る材料を取り出す。そしてその炭化水素を使い、メタノールやガソリンといった

  • 産経新聞が報じた東シナ海ガス田共同開発 - 白砂青松のブログ:楽天ブログ

    2007年09月30日 産経新聞が報じた東シナ海ガス田共同開発 テーマ:政治について(19718) カテゴリ:時事 ここ1ヶ月半ほど続いた「ログアウト」状態がようやく解消。 その間に、安倍総理の政権投げ出しと福田政権誕生などというネタもありましたが、書く機会がなく過ぎていってしまいました。 さて、これも既に旧聞に属するニュースですが、東シナ海のガス田に関して、具体的に資金負担という打診までして、共同開発という方向で話が進みそうです。 ================================== http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000045-san-pol 東シナ海、中国開発ガス田 資金半額負担を打診 政府、権益の保護優先 9月19日8時2分配信 産経新聞 東シナ海ガス田開発をめぐり、日政府が中国側に、日中中間線付近の4つの

    産経新聞が報じた東シナ海ガス田共同開発 - 白砂青松のブログ:楽天ブログ
  • 「1か月で元が取れます!」 シリコン不要の太陽電池、薄型パネルで99セント/ワットで登場:Garbagenews.com

    2007年12月24日 12:00 太陽電池開発のベンチャー企業である、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼに拠点を置く【Nanosolar】は12月18日、銅とインジウムなどを使用しシリコンを使わない薄膜太陽電池の商品化に成功、実際に出荷を開始したと発表した(【発表リリース「Nanosolar Ships First Panels」】)。 リリースによればこの薄膜太陽電池にはツールの開発や各種試験、工場建設も含めて5年の開発期間がかかった。そして12月18日にドイツの発電所に対して初めての商品を出荷し、対価を受け取ったという。出荷先の発電所の詳細は【このリリースに記載されている】が、ドイツの太陽発電システムのメーカー Beck Energy社と共に、東ドイツにある発電所に太陽電池を供給。初期設置の発電量は1メガワットで、これは400世帯の住宅向け電力に相当するという。

  • 時代遅れの原子力 4 - シートン俗物記

    このエントリーは ・時代遅れの原子力 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20071211/1197361777 の続きです。 さて、原子力の問題点は前回までの話に留まらない。廃棄物の問題はもちろんだが、原子力自体、持続可能性を持っていないのである。ウラン資源量は現段階で数十年程度しかない。世界で原子力立国など目指せば、すぐに尽きてしまう。古くから原子力は「高速増殖炉」と「核融合」の開発、実現が前提になっている。 核融合については、また別に述べるが、高速増殖炉は実現の可能性があるのだろうか。 高速増殖炉の仕組みは次のようなものだ。 核燃料であるウランの同位元素には大まかにU235とU238がある。U235は中性子が衝突すると核分裂を起こし、核燃料として利用される。自然界の存在比率は0.7%でしかない。数十年で尽きる所以である。U238は自然界での存在比率が99%で

    時代遅れの原子力 4 - シートン俗物記
  • 時代遅れの原子力 その3 - シートン俗物記

    原子力の存在は古い科学観、自然観に立っている事を説明してきた。特に問題なのが自然観に対する古さ=理解不足である。この理解不足は原子力だけではなく、遺伝子組み換え作物などにも共通しているのだが、結局の所「人間は自然をより良く改変し得る」という発想から来ているように思う。つまり、自然環境は(人間にとって)制御可能な存在であるという事は、人間の能力に対する自信過剰であり、自然に対する認識不足の二つの点で問題があるのだ。 その事をハッキリ示してくれたのが、レイチェル・カーソンである。 カーソンが出版した「沈黙の春」は、当時の社会に多大なるインパクトを与えた。それは、実は農薬(DDT)の生物毒性問題だけでなく、自然環境は人間の想像するより容易に人間の活動の影響を受けやすく、かつ、その影響は人間に戻ってくること。を示したからである。 化学工業業界からの執拗な反撃と中傷はそれゆえ、である。 1939年、

    時代遅れの原子力 その3 - シートン俗物記
  • 時代遅れの原子力 2 - シートン俗物記

    時代遅れの原子力 1 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20071203/1196674922 の続きです。 原子力が依って立つ体制は、前近代的な支配体制であると指摘した。では技術的にはどうだろうか。 核反応からエネルギーが取り出される可能性が指摘されたのは、オットー・ハーンとリーゼ・マイトナーが「ウランの核分裂反応」に思い至った時からである。時は1938年。既にファシズムの跫音が響く中での事だった。U235が核分裂時に複数の中性子を放出し、「連鎖反応」が可能で散乱断面積の調整により臨界状態を保てるとされたことから、「原子炉」による「核エネルギー」の取り出し方の青写真が描かれた。 当時のパルプマガジンには既に原子力を取り込んだSFが数多く載せられている。そのいずれもが「核分裂」が何であるかを理解してはいなかったが*1、「少量で莫大なエネルギーを取り出せる」「未来

    時代遅れの原子力 2 - シートン俗物記