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ワーキングプアに関するD_Amonのブックマーク (12)

  • NHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」の感想

    NHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」の感想 ※NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」の感想こはちら ※NHKスペシャル「ワーキングプア 努力すれば抜け出せますか」の感想こはちら 07年12月15日放映のNHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」を見た。「海外のワーキングプアについて報道するらしい」という話を聞いていたから、「ああ、日の話はだいたいやっちゃったので、『海外でも広がっていますよ』『海外ではこうしてますよ』みたいなやつかな」というヌルい想像をしていたのだが、「ワーキングプアI」と「II」をつくったスタッフの力を甘くみすぎていた。 そのような、学生のレポートみてえなボケた一般論ではなかった。 日のワーキングプア問題がいきつく先が予想や推測の中ではなく、すでに「海外」という現実の中に存在しているということ、そして、日のワーキ

    D_Amon
    D_Amon 2007/12/17
    番組の内容が高度にまとめられており感動した。
  • 岩田正美『現代の貧困』、および「前衛」07年7月号

    岩田正美『現代の貧困』、および「前衛」07年7月号 格差とは貧困の問題だ ぼくは斎藤一なる「社会問題研究家」の一文を評して、 「格差を否定する議論や肯定する議論がかまびすしいなか、『格差』を問題にするだけでは単にその問題を解決できず、『格差という相対的把握に、最低生活という絶対的視点を導入する必要がある』『「貧困」という視点から格差の拡大をとらえ直さなければならない』とする。『不平等は、社会の他の構成員の不利益を招かない限りにおいて、是認される』というロールズの正義論を逆説的にひいて、“どこまでが耐えられる貧乏か”を考えないといけないという。斎藤が設定するのは生活保護ラインである(生活保護を受けないで最低限の生活するためには、税や社会保険などで生保世帯の所得の×1.4が必要という)。斎藤の試算では、生保ライン以下の世帯は生保世帯以外にも勤労層のなかに大量に存在し(斎藤は1割とみている)、高

  • その後の「希望は、戦争」 - 狂童日報

    昨年の12月にはじめて言及した赤木智弘が、その後話題になって、いろいろな場所で盛んに取り上げられるようになっている。朝日新聞の論説委員や東大教授(いわば赤木の打倒対象である人々)、さらには公共放送(!)なども、彼を取り上げて「右傾化」や「格差」について語るようになっている。『論座』の編集部の意図は大成功だったと言えるだろう。 ただし、彼の意見や感情が「ロスト・ジェネレーション」を代表するものではないことは、はっきりと指摘しておく必要がある。赤木は既存の「左翼」を念頭において発言しているが、圧倒的多数の若年フリーターは論壇誌を手に取ることなどまずないし、はっきり言って「左翼」「右翼」とか知識も関心もない。ただ、今の苦しい生活が「ぶっ壊れて」ほしいと漠然と思っているだけである。自分たちで「ぶっ壊す」と考えるほど向上心もバイタリティもないし、「ぶっ壊す」方法も知らなければ、そうした組織と関わる経

    その後の「希望は、戦争」 - 狂童日報
  • 歴史に学ぶと貧富格差が拡大すると文明は滅ぶ。 国が滅ぶのではなく文明が..

    歴史に学ぶと貧富格差が拡大すると文明は滅ぶ。 国が滅ぶのではなく文明が滅ぶ。 でも、日における場合の「格差社会をなくします!」みたいな政党CMを見ると吐き気がする。 いや、自分一応どちらかといえば民主党支持だったんだけど、格差社会うんぬんの争点をみると嫌悪感を覚える。 そんなに言うなら、共産党に衣替えしなよと。 格差はあっていい。がんばったヤツが稼いでなにが悪い? 問題なのは、貧困。 まきあげた税金の再分配がうまく機能していないんだろ? 格差が問題なんじゃない。貧困が問題なんだ。 きょうびマック難民なる言葉ができたそうな。 24時間のマックができて100円のコーヒーで夜を過ごす。 ネットカフェ難民の一形態だと言われてる。 更生労働省の調査によると路上生活者は減少の傾向にあるそうだ。 だが、ワーキングプアの問題は深刻性を増しているように感じる。 ネットカフェ難民の苦労は正直測りかねる。 働

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  • asahi.com:立て万国の貧困者 ワーキングプアの大逆襲 - 週刊朝日・AERAから - 就職・転職

  • 想像力はベッドルームと路上から - 銃口を突きつけられているのは「彼等」ではない。「貴方」だ。〜「論座」4月号『「丸山眞男」をひっぱたきたいへの応答』雑感

    深夜のシマネコBlog: 凄いというか なんというか 「丸山眞男をひっぱたきたい」…: 雪斎の随想録 受け皿がないと、なぜ行動できないのだろう - 風の旅人 編集便り 〜放浪のすすめ〜 「『丸山眞男』をひっぱたきたい」への応答 -論座2007年4月号- - 御託専科 http://blog.yomone.jp/kayano/2007/03/post_98c7.html 「論座」4月号の『「丸山眞男」をひっぱたきたいへの応答』にはかなりの衝撃を受けた。書店で読みながら思わず「うわぁ・・・」といううめき声をあげてしまったほどだ。その「応答」があまりに的外れかつ真摯さを欠いたものだったからだ。 元となる「論座」1月号に掲載された『「丸山眞男」をひっぱたきたい』に関してはこちらを参照して欲しい。 さて、今回の「応答」に関する感想なのだが、端的に言って、 赤木氏を引っ張り出してきた論座のことだ、主要

  • 書評  門倉貴史『ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る』---紙屋研究所

    門倉貴史『ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る』 ※NHKスペシャル「ワーキングプア」の感想はここ ※NHKスペシャル「ワーキングプアII」の感想はここ ワーキングプア問題のハンドブックともいうべきで、一言でいって関連する統計、論点、対策方向をかなりうまくまとめた便利な書籍である。この問題を論じようと思ったらぜひとも手元においておきたい。 著者は大企業系シンクタンクの出身で、「サービス残業をなくし代わりに人を雇えば160万人の新雇用が可能」という研究で知られる門倉だ(一部サヨにはねw)。 統計的ハンドブックというでなく、合間に挿入されているワーキングプアの人々のルポも貴重だ。NHKスペシャルでは自己責任という非難をひきおこさないようにケースをかなり選んだ形跡が見受けられたが、書でとりあげられているケースは、ある意味で「平均的」。よくも悪くも「気楽さ」やその前の「イイ目」も

  • ワーキングプアを生む日野自動車「偽装出向」調査

    12月21日、社民党「日野自動車『偽装出向』問題調査団」(団長・菅野哲雄衆議院議員・党労働委員長)の一員として、日野市にある日野自動車に赴いた。自動車工場で働くのは、従来は正社員と季節工だったが、近年は「派遣労働者」「請負労働者」が目立つようになった。「偽装出向」という言葉は耳慣れないが、10月6日の朝日新聞で報道されて注目された。 実態は人材会社から自動車工場に派遣される「派遣労働者」であるにもかかわらず、1100人もの労働者を「業務請負会社からの出向社員」との位置づけで働かせていたことに、7月東京労働局が職安法違反で指導したことから表面化したという。このために日野自動車と人材会社は、9月1日付けで「偽装出向者」を「派遣労働者」に切り換えた。派遣労働者の場合は、労働者派遣法で社会保険の加入義務や長期派遣者が直接雇用を申込み出来るなどの権利を持っているが、「偽装出向」の場合はこれがない。

  • NHKスペシャル「ワーキングプアII 努力すれば抜け出せますか」の感想

    2006年12月10日放映のNHKスペシャル「ワーキングプアII 努力すれば抜け出せますか」は、前作「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」の第2弾。 非常に戦闘的な、言い換えると論争的な中身だった。 前作はワーキングプア(働く貧困層。生活保護水準以下ととりあえず規定されている)の実態とそれを生み出す構造を描いた。これにたいして、「II」はもちろん引き続きワーキングプアの実態を描くのだが(前作に1400通もの反響があり、キャスターの鎌田自身も未曾有の経験だという)、サブタイトルにあるように「努力すれば抜け出せる」という議論に、ルポを通して反論している。 「努力すれば抜け出せますか」という疑問、そして反語として。 「ワーキングプアといっても、努力すれば抜け出せるではないか」――これは自己責任論にもとづく最も有力な議論である。実際にインターネット上でも前作への反響としてこのような議論

    D_Amon
    D_Amon 2006/12/22
    「「扶養手当があるから自立しようとしない。ならばそのカネをうちきって日干しにすれば苦しくなって自立へむけて努力するだろう」――国の、こういう貧しすぎる社会保障観」国民にむごい仕打ちをする国、日本
  • NHKスペシャル

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  • NHKスペシャル「ワーキングプア」のぼくの感想への批判メール

    NHKスペシャル「ワーキングプア」を観てのぼくの感想にたいする批判メール ※NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」の感想 ぼくの上記の感想については、さまざまな反応があった。ライブドアニュースでは格差問題ニュースの参照サイトにされた。ブログ上だけでなく、メールもいただいた。以下はぼくの感想に批判的な方からのメールである。ご人の許可をいただいて、公開する。仮にA氏としておこう。 文中で「著者は」とあるのは、たぶんぼくのことだろうと思う(ライター/自由業だと思ってくれているようである)。 ------- ここからメール ------------- 格差とは貧困の問題である NHK「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」について著者に考えてほしい事項がいくつかありましてメールさせていただきました。 なお、誤解の無い様に、私も毎月の可処分所得が10万円に満

  • NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」:

    2006年7月23日放映のNHKスペシャル「ワーキングプア――働いても働いても豊かになれない」を見た。 「フリーター漂流」では、非正規雇用という貧困をうみだす根源へと迫ったが、今回はこの非正規雇用の問題もふまえたうえで、地域や自営業の衰退、社会保障の貧弱さ、貧困の世代をこえた再生産、「希望格差」など、日社会の全体像へと広がっていった。 ちなみに「ワーキングプア」とは、「働く貧困層」の意味で、もともとはアメリカで広がっている事態を説明する概念である。 ここでは、「働いているのに生活保護水準以下という人」を指す言葉として使われており、全国で400万世帯とも、それ以上ともいわれている。日の全世帯の10分の1である。番組では紹介がなかったが、平均世帯人数(1世帯2.36人)で掛けても、1000万人前後がこのような生活を強いられているということになる。 「フリーター漂流」の果てに まず最初に、3

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