米サンフランシスコ(San Francisco)のすし店「ヤムヤム・フィッシュマーチ(Yum Yum Fish March)」のカウンターに並ぶ本マグロ(2010年3月19日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan 【11月16日 AFP】自然保護の意識が高いがすしも好きだという人が、うっかり本マグロ(クロマグロ)を食べてしまわないための簡単なルールがある。値段がとっても高いのが本マグロだ。 大西洋の本マグロの年間漁獲量の80%を消費する日本では、本マグロの一切れが20ユーロ(約2300円)するのも当たり前。2008年のマグロ主要5種の世界の年間漁獲量は400~450万トンだが、本マグロはそのうちの1%にも満たない約2万4000トンにすぎない。 ツナ缶の原料には、マグロ属ではなくカツオ・マグロ類の年間漁獲量の60%を占めるカツオ属の魚が使われることが多