『佐藤友哉式ナイン・ストーリーズ(仮)』 出版社:講談社 発売日:2013/08/29(予定) 値段:1575円(税込) ISBN-10: 4062184745 ISBN-13: 978-4062184748 (収録作品) 「チェリーフィッシュにうってつけの日」 「小川のほとりで」 「わたしのひょろひょろお兄ちゃん」 「対ロボット戦争の前夜」 「ナオミに捧ぐ 愛も汚辱のうちに」 「憂い男」 「愛らしき目元口は緑」 「レディ」 「コードウェイナー・スミスの青の時代」 ついにきました! いやっほい!!! 『群像』『ファウスト』に掲載された短編に、 昨年ユヤサンタからプレゼントされた 「コードウェイナー・スミスの青の時代」を、 加えた『ナイン・ストーリーズ』! 夏が待ち遠しいですね。 ◆他の情報 星海社のカレンダー小説7月15日に書くと発表されましたが、 キャンセルされました。 バンド活動を始め
老人役の女優50人が激しいアクションを披露する異色映画「デンデラ」(天願大介監督、6月25日公開予定)が、浅丘ルリ子(70)の主演で製作されることが7日、分かった。倍賞美津子(64)山本陽子(68)草笛光子(77)らベテラン女優も集結。70歳を超えた老人を山に捨てるという古代日本の「姥(うば)捨山伝説」を題材に、死んだと思われていた老婦人50人が奇妙な集落を築くという物語を展開する。山奥の厳しい生存環境と懸命に戦うというリアリティーを追求するため、高齢キャストが体力の限界に挑む過酷な撮影現場になりそうだ。 浅丘は自身と同じ70歳の主人公カユ役だ。「姥捨山に捨てられた50人のおばあさんが、いろんな工夫をしてみんなで生きようとするという内容が面白い。このような題材で主役をやる機会はなかなかないので、やらせていただきました」。半世紀以上の女優活動で初めて“ノーメーク”で臨む。「すごい冒険ですけど
一気に読み進む620枚! 怒濤のように物語が展開していく620枚! この作品は、色々なところで今までの佐藤友哉作品とは異なっており、佐藤友哉の新境地ということができるかもしれない。 しかし、色々なところで今までの佐藤友哉作品との繋がりが、当然ながらある。 何よりこの作品で強調される、主人公の「物語」のなさ。主人公が、死ぬはずだったのに生き残ってしまった者であること。 これは、「鏡家サーガ」であっても、『灰色のダイエットコカコーラ』であっても、『世界の終わりの終わり』であっても共通してきたことだ。 それが、「あの90年代に10代のすべてを消費した作家」の間違いないスタート地点だ。 21世紀を迎えてもなお生き残ってしまった者は、一体どのように生きればいいのか。 そんな奴は死んでしまえと佐藤は言う。しかし死ぬことができなかったのだとも佐藤は言う。 「物語」のなさと絡めて言うのであれば、興味深いの
新潮 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/06メディア: 雑誌■感想(1)――佐藤友哉「デンデラ」 再びこの作品を取り上げる。 今年(2008年)は、批評の年だとわたくしは思っていて、小説よりも批評が強かった。強弱ではない、という意見もあるだろうが、わたくしの感覚としては、今年は小説よりも批評の方が目立っていたと思う。もちろん、舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」を始めとする、原稿用紙1000枚超の「メガノベル」が多く刊行された年でもあったのだが、それらよりもむしろ批評の方が、力が強かったような気がするのだ。 この認識については別に共有して欲しいと思っている訳ではないので、ここでは流すとして、「新潮」の新年号――つまり2009年1月号について。 巻頭掲載作品は、佐藤友哉の「デンデラ」。620枚という枚数が端的に示すように、この小説は端的にいって「
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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