J.J.ギブソンは論文集isbn:4326101539「心理学における刺激の概念」で刺激概念を考察している。そこで八つの論点を挙げている。以下の引用は全て翻訳から。 刺激は、個体を動機づけるのか、或いは、単なる反応のきっかけに過ぎないのか(p.278) 刺激は、反応の充分な原因と見なせるか否や(p.279) 刺激は、それによって生じる反応とは独立に(行動や感覚過程によってではなく物理的に)定義されなくてはならないのか(p.281) 刺激は環境の中に存在するのか、それとも、受容器に存在するのか(p.283) パターンや関係は、どのような場合に単一の刺激と見なされ、どのような場合に別個のいくつかの刺激群と見なされるのか(p.285) 事象の継起は、そのような場合には「単一の刺激」であり、どのような場合には「相異なる刺激群」であるのか。また、単一の持続する刺激は、変わり行く事象の継起を通じて存在
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