メディアなどで日々3文字アルファベットが取り上げられる昨今、中堅・中小企業(以下SMB)において着々と「グループウェア」の利用率が伸びている。 「グループウェア」の利用が伸びている理由として、その謳い文句である「簡単」「すぐにでも」「安く」「便利」などの極めてイメージしやすいコンセプトについて、言い換えれば「これで何ができるのか」といった機能を、買い手である企業が「役にたつことをダイレクトに実感」できるからだ。 というのも、これまでの歴史を紐解いていけば、これと対極にある新ソリューションの多くは概念ばかりが先走り、その多くは市場として定着せずに消えていく運命にあった。その上、これらのソリューションは大きなコストと長い構築期間に加えて、導入効果も見えにくいため、SMBが敬遠しがちになるのは当然といえよう。 このような状況の中で、ようやくSMBに定着しつつあるのがERP(統合業務パッケージ)で