■良識派の見解(日本パイプクラブ連盟)経由で、サンデー毎日に「最近の行き過ぎたタバコ狩り、健康ファシズムの風潮を憂慮するコラム記事」が載ったことを知った。「ポイ捨て・喫煙禁止条例」において、違反者に2000円の罰金を科すことに「違和感」を表明するところまではまあよい*1。しかし、「ポイ捨て・喫煙禁止条例」の"根拠"が健康増進法であると推定した上で、能動喫煙の害は健康に「多分、良くないだろう」と認めつつも、受動喫煙の害を否定するのである。 ■「たばこ狩り」の健康ファシズムに抵抗する!(牧太郎の青い空 白い雲) しかし、たばこを吸う人間を排除するつもりはサラサラない。受動喫煙で人々ががんで死ぬ、という科学的な根拠がないからだ。WHOは喫煙者集団と非喫煙集団の特定疾病に関する死亡率や平均寿命・健康寿命を比較することで、間接的に「がん発病の証拠」としている。しかし、たばこの煙だけでラットやマウスが